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なによりも大切にしている子育ての指針

SNSを見るともなく見ていた。ふと、とあるmemeが流れてきた。そこに書かれていたのは、わたしが子育てにおいて、なによりも、どんなことよりも、大切にしたいと思っている『子育ての指針』だった。


わたしの娘が成長して、「ママに話さなくちゃ。彼女ならどうしたらいいか教えてくれるはず」と思ってくれるようになってほしい。「ママに言うのが怖い。きっと彼女はわかってくれないだろうから」と思うのではなく-。


わたしの子育ての指針は、ほぼすべて、娘からわたしに対するこの『信頼感』と関係性を構築することに注がれているといっても過言ではないと思う。


「言ったところで、理解してもらえない」
「言ったところで、聞いてもらえない」
「言ってしまったら、逆に怒られるに決まっている」


そんなふうに思ってしまった関係性の末路を、わたしは知っている。度重なるトラブルと、何年経っても心に深く刻まれてしまった癒えない傷となる可能性。その可能性を、わたしは可能な限り、とりのぞいてあげたいと思うの。娘を愛する、母として。

もちろん、すべてのトラブルから守ってあげることはできない。そんなことは言わずもがな。

でも、はやめに知っていれば、対処してあげられることはたくさんある。状況がさらに悪化することを防ぐ手立てを打てる。そのことも、知っている。


娘が思春期へと入っていったときに「ママになら、話せる。怒られるかもしれないけれど、でもちゃんと話を聞いて、絶対にどうにかしてくれる」。そう思ってもらえるように。まだ幼少の今から、信頼を貯金していく。その積み重ねの大切さを、わたしは多分、人よりも、もっともっと、深く、感じている。


愛しているのだ。
言葉にできない、とてもとても、深いところで。
いつかはあなたは、自分1人の足で自分の人生を歩んでいく。
そのときに、「あなたなら大丈夫」「なにかあったら、いつでも相談しておいで」と言える人間でありたい。
そうして、あなたの背中を押して、「行ってらっしゃい」と言ってあげられる人間でありたい。

そのために。
わたしは今日も、丁寧に、大切に、娘との言葉を紡ぐ。
疲れて、他のことで頭がいっぱいになっちゃって、上手くできない時もあるけれど。
大切な瞬間を、見逃さないようにして。
コツコツと。
今日も。
コツコツと。

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ねう
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