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最近の日常のひとコマ
こちらはメンバーシップ限定、写真付きの「最近の日常のひとコマ」になります。
メンバーシップについては、以下の記事をお読みください。
子どもを育てていると、毎週末がいちばんの山場。
土曜日が来るたびに、脳内で「さあ、今日はなにして過ごす?!どこ行くぅぅぅぅ?!なにするぅぅぅぅ?!」と声が響きます。
「家でのんびりしたらいいじゃん。毎回お出かけしなくてもいいでしょ」という声が聞こえてきそうですが、チッチッチ☝️
ちゃうねん。
娘のためでもあるけど、自分のためでもあるねん。
週末の2日間、ずっと家にいると、しんどいねん!
全然休めへんし、だんだん娘ともども暇になったり、お互いにやりたいことができなくてイライラしてきたりするねん!
ということで、「家=自分時間」「家=休憩時間」の方程式がデフォルトで備わってしまっているHSP&INFJのわたしにとっては、家にいながら本を読んだり、自分のペースでのんびり過ごせないことは、かなりの脳疲労をもよしてしまうことなのです(声を大にして言いたい、ほんまに...!)
ということで、今日は最近の我が子とのお出かけエピソードを、写真を交えてご紹介します。
#ただの日記です 。
ふと思い立って、向かったのは太秦映画村。
これ、実は時代劇や刑事ドラマなんかの撮影ロケ地として使われている場所。そこをアトラクション風に解放してはるんですね〜。
他の場所に比べると割と人が少なくて、京都在住の子持ち世代には意外と穴場スポットです。
で、この日は「お化け屋敷に行きたい!」という娘の要望で、日本一怖いと言われているお化け屋敷へ。
お化け屋敷の写真はないんやけど(ないんかい!)、とりあえず、必死すぎて、記憶がございません!
マジで怖そうで、ガチビビリの母(=わたし)
お化け屋敷の恐ろしさを知らず、「鬼滅の刃も怖くないから、私いけるもん!」と無邪気な瞳の5歳娘。
受付の人に「え、どのくらい怖いですか?マジで怖いですか?やばいですか?」って聞きまくる母(=わたし)。
お化け屋敷なんてさー。中学だか高校だかのときに一回行ったきりよ!もう一生行かねーって思ってここまで来たんだよ!と、こころの中で雄叫びをあげる母(=わたし)。
半泣きで震えてるわたしと、キラキラとした目で「絶対行く!」という娘。そんな娘に「え、ほんまに行くの?マジで言うてる?え、ガチ?ほんま?マジのマジ?え、ほんまに?」とビビり散らす母。
そんなやりとりを見て、苦笑いの受付のお姉さん。
一回入ったら、もうなにがあっても途中退出はできませんとか、ゴールまで普通に止まらず歩いて5分くらいかかりますとか、大人でもちょっと半泣きの人とかいますとか、出てくる情報すべてにビビり散らすわたし。
でも、娘の熱意は折れない。
なんなら、彼女はコレを体験するためだけに電車を乗り継ぎ、ここまできている。
行けるのか?!
この子はマジで行けるのか?!
推し量れない、わたし。
娘のキラキラした目を見て、「ええい、わかった!ママ、覚悟決めるよ!」と言って、入ることを決意。
ほんで、入った部屋の扉が閉まり、電気が消えて、テレビにおどろおどろしい映像が流れはじめた途端に、状況を理解し、号泣しはじめる娘。
「やっぱりやめる!無理!出る!いや!」と首をふりふり、ふるふるブルブル。
でも、もう、出れねぇんですわ。
出してもらえねぇんですわ。
進むしかないのだ、我々は。
娘を抱っこして、開いた扉(お化け屋敷へGO)へ進んだ瞬間、どこからか「危ないので抱っこはせずに歩いてください〜」と天の声が。
マジかよ。
この人(娘)めっちゃギャン泣きですけど?!これ、トラウマなっちゃうやつですけど?!
と思いながらも。
こんなとき、母は剛、じゃなくて強し。
「おっしゃ!行くで!進み続けたら出れるから!ほら!どんどん行こ!」
いやあああああ、むりいいいいいいと泣き叫び、しがみついてくる娘の両手を握り、超早足で進む。後ろから死装束の女の人が出てきた気がするけど、そんなん知らん。振り向いたら負け。追いつかれないほどにはやく進むのみ。
「はーい、なんかいた気がするけど、あれは気のせいだからねー!はい、どんどん行こう!無理じゃないよ!えらいよ!歩いてるよ!素敵よ!はーい、どんどん行こう!わぁ、なんかいっぱい死体が転がってるねー!気にせずどんどん行くよ、はい、どんどん行こー!コレはきっと人形だから、気にしちゃ負けやで。わー、なんか日本人形いっぱいだけど、見ないよー!前だけ見て進むよー!はい、進んでー!ママここにいるからねー!はいー!どんどん行くよー!わー、なんか血みどろだけど、これペンキだから!大丈夫よ!はい、どんどん行きます、止まらないよ、絶対止まらないよ、はい、どんどん行くよー!」
ひたすらずっと喋ってた。(笑)
ビビってるときの善逸ですか?ってくらい、喋ってた。かなり勇ましい声で、喋ってた(笑)
足に羽が生えてるんじゃないかってくらい、超速歩で進み続ける。もはや、娘の足、ちょっと浮いてんじゃねえかってくらいのレベルで、走ってはいないけど、猛スピードで進み続ける(走るの禁止だったんです)
後ろから出てくるお化けたちを蹴散らし(正確には追いつけないほどの速さで進み)ひたすら「ぎゃあああああ」とパニック起こしかけの娘を「はーい、どんどん行くよー!」と鼓舞しながら、右も左も見ずに、ひたすら進み続ける。
と、突然、外に出た(笑)
多分、3分くらいで、出た(笑)
受付のお姉さん、もはや笑ってた。
早すぎてちょっと引いてた。
そしてわたし、お化け屋敷どんなやったか、はやく歩いて抜けることしか考えてなくて、なにも見えてない(笑)
娘は、その後もしばらく泣き続けたものの、最後には「楽しかった。もう行かないけど」と言っていた。偉かったね。よくぞ、一人で止まることなく歩き切った。母ちゃんは、あんたが誇らしいよ!
そして、母は、子どものためなら、こんなにも強くなれるんだと実感しました。はい。
そんなこともありつつ、そこからはひたすら、忍者やお侍さんを楽しみました。(ここから写真付きですー!)
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