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いちばんやるのが怖いこと

ホニャララきっかけでわたしの記事を読んでいただける方が増えまして、何かせっかくだからこの流れに沿った話が書けないかなと筆をとりました。

0番目にやりたい事、見つかりました?
わたしは昔、あれこれとやりたい事が多い人間で、当時は本当に自分がやりたい事に辿り着けなかった人です。

いや、寧ろ「何もやりたくない」のに自分が出来そうなことで嫌じゃないことを羅列して、それを片っ端からやっては上手くいかないという日々を過ごしていました。
そして勿論自分の事が好きにもなれず、なぜこんなにも何もうまくいかないんだと感じていました。なぜ、本当にやりたい事に当時は辿り着けなかったのでしょう。

まず自分がやりたい事を探す前にやりたい事の条件をつけてしまっていることに気づいていなかった。
1.「今の」自分でできそうな事から選んでいた。
2.仕事として成り立つことがハッキリ分かっていること(給料が安くても食べてはいけること)から選んでいた。
3.失敗しても自分が傷つかないことから選んでいた。

1.は分かりやすいと思います。

2.は、「最初は苦労しなさい」という事ではありません。本当に「それ」だった場合、自分の都合に合っているかどうかに関わらず、どこからか援助があったり、ちゃんとギャランティが支払われたり、暮らすことが可能な場所が見つかったりします。ここで大事なのは「自分の都合に合っているかどうかに関わらない」ことです。誰かに甘えたくない、人の世話になりたくない…等。甘えられる、人の世話になれる、のは何の為なのでしょうか。

そして、とくに3.  そもそも「何もやりたくない」のはもう傷つきたくないからだったのだと思っています。

まず「何もやりたくない」状態はお金の心配や恥ずかしさや色々あると思いますが、本当にしばらく何もやらないでみてください。
その後で、傷ついたりするかもしれないし、今の自分では全く自信もないけれど、これをやるのはちょっと笑えるんじゃないか、いや上手くいったりしたら馬鹿みたいに幸せかもしれない事を探してみて下さい。

そして、その本当にやりたいことは「いちばんやるのが怖いこと」です。
それをする為に、自分の防御のハードルを下げるために、今まで沢山の失敗や間違った場所にいったり、苦しんできたはずだから。

でも飛び込んでみたらそれまでのことなんか忘れてしまうはずです。夢中になって。

きっと見つかります。0番目の望み。
あきらめないで。

わたし?わたしは俳優も監督もやりたいです。
監督やるの怖そうだなぁ。お金もかかるし、失敗したらそれまでな感じあるし、今以上に沢山の人の気持ちを考えないといけないし。
へぇ、ウチダ、監督めっちゃやりたいんじゃん 笑

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