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秋信守コラム スランプになった時

18日、STL戦で7-3で勝ちました。チームの勝利は嬉しいものですが各選手が感じる感情はそれぞれ違います。チームの勝利に貢献できた選手、役に立てず勝利に笑えない選手と様々です。
その試合後、Ronald Guzmanは4打数無安打 2三振でした。そのためか試合後選手が帰宅した後でもGuzmanは1人室内練習場で打撃練習を行いバットを振っていました。私もGuzmanの立場なら同じことをしていたでしょう。私もそんな経験があるからです。
Guzmanの特打を止めたのはAsdrúbal Cabreraでした。彼はGuzmanに「今打撃練習をしたからってプラスになることはない。早く家に帰って休め。」と強く言った。もしCabreraが引き止めなかったらGuzmanの手を引っ張っていたはずです。

試合結果に失望し、腹立たしい状態でバッティング練習をするのは望ましいものではない。もちろん、Guzmanが試合後の疲れた身体を引きずってバッティングケージを訪れたその意思は拍手を受けて当然。でも、誰かがボールを投げているわけでもない状態でスイングをすると自然とオーバースイングをするようになる。かつ感情が高まっている状態なので打撃フォームにも良くない影響を与えてしまう。バットに八つ当たりはできても打撃の維持には何の役にも立たない

*Ronald Guzman

ベテランになっても失敗しない努力

全職業の中で10回のうち3回だけ成功して拍手を受ける職業なんてありますか?
野球は10回中7回失敗しても「よくやった」と褒められる仕事だがその3回の成功は容易ではない。野球を上手である為にはフィールドに置かれた多くの否定的要素と戦わなければなりません。
投手 守備 審判の判定などを耐え、乗り越えるの繰り返しであります。その過程で自分のルーティンを失わないようにするのが一番重要なことです。

小学校から始めた野球は37歳になった現在でもやっています。私の人生の殆どが野球で満たされているといっても過言ではありません。
そのため「ノウハウ」が積み重ねられています。
5打数無安打でも四球を選んだり、以前には20試合連続無安打を成し遂げて以来今はなるべく10試合連続無安打は超えないように努力するなどスランプ期間を最小化する動きが効果を表すこともあります。

選手は自分の状態がスランプなのかどうかを直感的に察知するのが普通です。試合中、多様なシグナルに接するからです。良い打球が好守に阻まれたり審判の判定が不利に働くなどおかしなことが複合的に現れる時があります。
全ての選手がヒット1本打つのに、無安打でも1四球で食いつないだり、投手が制球を乱して四球を乱発した時も、自分の打席で相手が良い球を投げる時も実際に起こっていますから。

昨年52試合連続出塁した時も審判の恩恵もあったし少し外れた当たったボールがヒットになったりすることもありました。

スランプになった時「なぜ私だけ?」と否定的な考えをするよりかは「今は何をしても駄目」と気軽に受け止めたほうがいいです。

シーズン6号ホームランを打った時0-2のカウントからファールで粘り6球目93マイルのツーシームを正確に打ちホームランに繋げました。
私は0-2のカウント時、なるべく誘い球にスイングしません。明らかな理由があります。打者に絶対的不利な状況でも私が作ったストライクゾーンでツーストライクでも急ぎません。投手は変化球で打者の空振りを誘導しようとするが打者が反応しなければイライラすることがあるからです。
空振り三振よりも審判の判定による三振が自分の選球眼を維持するのに役立つと判断しているからです。

賢い選手は試合後どうすればいいでしょうか?

**難しいことだがなるべく今日の試合は忘れて次の試合に向けて準備しなければならないでしょう。 **

でもこれが難しい。忘れることが多いという事実だからです。

翻訳記事
https://m.sports.naver.com/column/columnRead.nhn?columnId=88791948&expertId=924


#rangers #MLB #秋信守 #野球

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