【KBO】高祐錫がパドレスと契約
パドレスとの契約が成立
LGツインズに所属していた高祐錫(コ・ウソク)投手がポスティングシステムからサンディエゴパドレスと契約しました。
契約内容は2年総額450万ドル
2024年175万ドル
25年225万ドル
26年オプション300万ドル
出来高は
24年度は70登板で+10万ドル
25年と26年は40、45、50、55試合に登板するたびに+10万ドル
守護神になった時の出来高
24年と25年は守護神として15、25、35、45試合登板するごとに+12万5000ドル入る
🇺🇸⇔🇰🇷の往復航空券は2枚
そして契約金の20%がポスティングマネーとして入るのでLGツインズには90万ドルが入る予定
LGツインズに入るお金は大した額ではなく寧ろ損する額ではあります。
それでも昨年29年ぶりにKBOの頂点に立ったことで球団側が快く送り出したということです、太っ腹ですな。
好調だった22年と不調だったスタッツで振り返る
22年 23年
登板数 61 44
防御率 1.48 3.68
K/9 11.87 12.07
BB/9 3.12 4.50
K/BB 3.81 2.68
ERA+ 267.9 110.9
FIP+ 136 134
投球回数 60.2 44
奪三振 80 59
参考はSTATIZより
期限残り7分のバタバタ劇(時系列)
ポスティングシステムが受理されたのが12月5日午後10時(日本現地時間)。そこから30日間始まります。
しかし、30日間の殆どは1つもメジャー球団からオファーがありませんでした。
新年入った1月2日にパドレスからオファーが来ます。
3日 午前はLGの本拠地蚕室で練習→午後に東京経由でサンディエゴへ
到着後メディカルチェックを受け見事パスします。
ポスティングシステムのルールとして、サインしたその瞬間に成立する、というルールではなくメディカルチェックを受けてパスした瞬間までが期限となります。
パスして契約が確定した時は締め切り7分前とギリギリでした。
高祐錫選手本人は「安心したと同時に安堵した」というように1秒1秒が駆け込みの勝負という緊迫した状態でありました(そして1泊4日という過酷)。
そしてペトコパークで契約書にサイン
球団の了承を得て球場で簡単な練習を行い、
その際に同じくペトコパークで練習中のダルビッシュ有投手と会い話して記念撮影もしました。
アジア経験者との守護神争い
パドレスは金銭的状況がよろしくなく、Josh Haderとの再契約も厳しいといわれています。
候補が
①Robert Suarez(阪神にもいた)
②松井裕樹(楽天にいた)
③に高祐錫が入るのでは?といわれています。
待遇的には高祐錫<松井裕樹なので松井の方が優先度は当然ながら上と見ていいでしょう。
高祐錫は23年シーズンは不安定な部分が多く、韓国シリーズでも決勝ホームランを打たれるなど不安定さがありました。
まだ若いので復活する可能性は当然あります。
「WS GO」の名前は縁起が良い?
高祐錫の名前をアルファベット表記すると「Woo-Suk GO」となる。
つまり「ワールドシリーズに行こう」と解釈できるわけでアメリカのファンも注目しています
入団挨拶の動画(🎥パドレス公式インスタグラムより)
デビュー戦は韓国開幕戦に?
来年3月に行われる韓国開幕戦がメジャーデビュー戦になる可能性が出てきました。
同僚になる金河成と共に韓国のファンを盛り上げてくれることに期待しましょう!
最後に
私自身もまさか高祐錫がメジャーに行けるとは思いませんでした。というのもずっと見てきた中で今年が1番不安定なシーズンと感じたからです。
しかし、評価してくれた以上は誇りに思うのが1番です。私は応援したいと思います。
余談話
・ニックネームは고우도리(ゴウドリ)。本人のインスタのIDもgowoodoriである。
・今年6年契約で入団した李政厚(SFG)とは親戚の関係にあたる
というのも、高祐錫の奥さんが李政厚の妹だから。
・高祐錫の登場曲はDrowning PoolのSoldiers
・李大浩の引退試合で李大浩が投手として公式登板した際、打者として立ったのが高祐錫だった。
・同僚となる金河成は対戦相手の関係しかなかったので連絡先を知らず、KBOで同僚だった李政厚から連絡先を教えてもらい連絡したという
参考記事
ヘッダー画像
マイデイリーより