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kintone認定アソシエイト受験記①

ようやく諸々のkintoneイベントやら本業やら正月気分やらが
落ち着いたので投稿します。
kintone Café 神奈川の けいん(@soulxoxo) と申します。
2021/11/10にようやく受験してきました。
結果は見事合格!ほっとしています。
せっかくなので試験を受けるまでの紆余曲折を書いてみます。

kintone認定資格を知ったきっかけ

2017年から始まったkintone認定資格。
その存在は知ったのは2018年に初参加したCybozu Days。
様々な連携サービスが出展していて、ワクワクしながら会場内をぐるぐる回っていると…

kintone認定資格のブース!?
へー、ついにkintoneも資格ができたのかー。
まぁ楽勝でしょ?(この時点でkintone歴丸5年)
という訳で興味本位でブースに設置されたPCでサンプル問題に挑戦してみる。

どれどれ。。。ん、
「ショートカットキーについて正しいものをすべて選べ」
だと!?マニアック過ぎない?

他にもフィールドの制限値に関する問題や、kintoneを利用しているある企業の環境の記載された設問から適切な利用方法を選択する問題などなど。

結果は
5問中2問正解。

普段からkintoneでガンガンアプリを作成していたので正直kintoneに関しては多少の自信があった自分ですが、いかに自分がkintoneの各機能について、細部まで明確に把握していなかったかが浮き彫りになりました。
この結果を見て、ちょっとだけkintoneプライドにダメージを負いました。

第1期 試験対策(テキストを買ってみる)

よーし、それなら受かってやろうじゃないか!
まずはサイボウズ商店でテキストを購入。
そして届いたらいきなり練習問題へ。
やってやろうじゃないか、かかってきなさい。

練習問題1周目

デスクにノートを広げ、ペンで自分の回答を記入。
何年ぶりだろう、この勉強方法。いつ以来だ?

なんてことを考えながら第1章の練習問題が終わったところで、
解答を見て○付け。
結果は…
31問中16問正解。正答率51.6%。初回にしてはまぁまぁか。

そのまま第2章、第3章と進み全7章を終えたところで
全体の正答率は40%程度。
個別の章で60%を超えるものもあるけれど、
合格ラインには程遠い結果に。
まあまだ1周目だし、次には点数あがってくるでしょ。

練習問題2周目

日をあらためて第1章の31問にチャレンジ。
仕事が忙しくて前回の勉強から数日空いてしまったけど、
前回よりはいけるでしょ。

結果は…
31問中14問正解。正答率45.2%。
ん?1回目よりも落ちてる?

第1章の結果で若干モチベーションの低下を感じるも、
何とか根性で自分を奮い立たせそのまま最終章までやり切ってみる。

2周目の結果は…
全体の正答率はまたしても40%程度。むしろ若干下がっている。

おかしい。何かがおかしい。
勉強と結果が比例していない。
しかも普段から慣れ親しんだkintoneなのに。
これは何が原因だ!?
そこで自分なりに成果の上がらない要因を分析してみることに。

失敗要因を探って対策を考える

  1. 前回の勉強から間が空いてしまったこと。

  2. 問題量が多いので途中で飽きてしまう。

  3. 集中力が続かないので、惰性で回答してしまっている。

  4. 解答ページと問題ページの行ったり来たりが正直面倒くさい。

  5. 正直手書きがしんどい

多分このあたりが原因だろう。じゃあこれらを解決させればいいじゃん!
つまり、

① 勉強の間隔を空けない。
② 1章丸々解くのではなく、1-①・1-②など数問単位で区切る。
③ 問題を解いたらすぐに正答が分かるようにする。
④ スマホやPCで前回結果を記録しながら勉強できるようにする。

これだ!これらを加味した勉強方法を作るんだぁぁ!!!
ここから暫く迷走が続きます。

第2期 試験対策(あれこれ迷走期)

とりあえず紙のノートを止める方向を最優先とし、
ついでに問題文と選択肢もテキスト化して、
「デジタル問題集」のようなものを作れないか?

①kintoneアプリでアソシエイトアプリを作ってみる

まずは文字起こし。対策テキストの問題文・選択肢・解答・解説を全てテキスト化。これに結構時間が掛かる。
手入力のため誤字や脱字のオンパレードで、若干心が折れかかるも
気合と根性で何とかテキスト化を完了。
ところが、kintoneアプリ化にあたりいくつか更に課題が。

  • 解決策②の数問単位で区切るとすると何個アプリを作ることになるのか?

  • スマホで解答するにしても正直kintoneスマホアプリでは問題集としてUIがちょっとツライ。

  • 解答と解説をまずは非表示にして、更に各問題文とアプリ内全問題の採点機能もつけるにはJavascriptでのカスタマイズが必要。
    頑張ればできるとレベルだと思うが、全章の問題をJavascriptでカスタマイズするにはちょっと面倒。

  • あとスマホでも動くようにするには技術的に不安。やったことない。

ということでkintoneアプリでの試験対策は断念。

②①を更にFormBridgeで作る

スマホで電車での移動時間にも勉強できるといいな、と思い①で作成したアプリをトヨクモさんの「FormBridge」に乗せてみることを検討。
一部実験的にFormBridge化を行ってみたものの、解答&解説の表示がイメージとかけ離れていたので、この「FormBridge」化も断念。

③kintone以外で作ってみる(Googleフォーム)

kintoneでの試験対策アプリが上手くいかなかったので、他の方法はないかググってみると、「Googleフォーム」でWEBテストを作成できる、という記事が。早速試してみると、おお!これならイケそう♪と期待大。

さらに「スコアを確認する」ボタンを押すと、自分の回答と正解選択肢、間違っている場合は解説文が表示される仕組みに。
問題文・選択肢・解答&解説の登録は手間だったものの、スマホでも無事表示でき、これなら勉強も捗るのでは!!

  • 通勤時間中にスマホで問題が解けるようになったこと

  • 問題を集中力の続く10問以内にしたこと

  • フィードバックの表示により自分の間違えた箇所と理由がすぐに分かること

もうここまで試験対策を構築できればもう合格でしょ!!

しかし、この時点での私は気付いてはいませんでした。
最大の目的である認定試験合格よりも、
試験対策フォームの構築&完成で満足している自分がいることを。。。

試験最大の敵あらわる

そう。
Googleフォームで作成した試験対策フォームが自分の中であまりにも理想的だったことと、それが完成できたことで芽生えた達成感と満足感。

これにより導き出されたのは。。。

「飽きちゃった」

自分の性格を一言で表すと「熱しやすく飽きっぽい」です。
こいつが顔を出し始めると、もうね、止まっちゃうんです。

受けたい気持ちと満足してる気持ちのセメギアイ。
そこに負の感情が混ざるともう手が付けられません。

「受かっても落ちても何も変わらんし。」
「受かってなくても使えてるし」
(落ちると恥ずかしいし。。。)

ちょうど業務が忙しくなり、そっちに気持ちが向き始め、なんやかんやしてるうちにさらに追い打ちが。

kintoneアップデートラッシュで広がる試験問題とのギャップ

kintoneのアップデートがあるたびに試験問題のkintoneと、実際に使っているkintoneの機能にどんどんギャップが出てくるんですよ。
そうなってくると、また捻くれるわけですよ。
この頃は試験対策問題を見ても、「いや今違うし!」とか無駄なツッコミを入れてたり。
kintoneは好きだけど、試験はキライ(受けてもないのに。)
反抗期の中学生みたいな状態でした。
そんなこんなで月日は流れ、そしてついに恐れていた事態に。

アソシエイト試験問題改訂

反抗期の隙間にたまにやってくる「やる気」。
こいつを上手く手懐けていければ、いい方に向かうのになぁ。
と他人事のように考えていた矢先のこと。

アソシエイト試験が改訂されました。

試験問題とのギャップが~、とか散々言っていたくせに
いざ改訂されると、もう大混乱。

①旧問題の改訂
 → 問題によっては✖が○になったり、選択肢全部が○になったり

②改訂によるアップデート反映範囲の複雑さ
 → この時点では2020年4月1日時点のバージョンアップまで
 → アップデートの内容も時期も正確につかむ必要がある

③さらに加速するアップデートラッシュ
 → 差はどんどん広がり、もはや諦めムード

そんなこともあり、気持ちも下がっていたので、
kintone認定アソシエイトは私の中ではしばらく封印されることに。
しばらく?長らく?
ということで一旦切ります。

kintone認定アソシエイト受験記②へ続く

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