令和6年10月研修会アーカイブ限定動画配信スタート!
10月の研修は,開始前に以下のような説明から始めてみました。
みなさんは日々、多忙な毎日を過ごされていると思います。そのなかで、職員さん同士のコミュニケーション場面でこんなことを感じたことはありませんか?
・(相手の)余談が多く、要点がわかりづらい。
・(相手が)何を伝えたいのか把握しづらい。
・(私から)雑談を交えると、何を伝えたかったか本題を忘れてしまう。
いかがでしょう? 雑談が全て悪いと言っているわけではありません。雑談から日々の認知症の人への支援にたどり着くヒントを見つける場合もあると思います。
しかし、限りある時間を最大限に活用するためには、要点を相手に要点を短く伝えるスキルを身につけることだと思っています。
実際に研修に参加された方は、下記に記載している「新しい知識を学習する場合・・・」の文章を読んだ際、「あれ?どこかで聞いた枠組みを応用している!」と感じられるかもしれません。今回のコミュニケーション研修は、いろいろな場所に研修内での枠組みをちりばめてみました。
新しい知識を学習する場合、過去の体験とその新しい知識がつながると、「なるほど」という納得感が得られやすいと思います。それは、まさに体験に裏付けされた根拠をすでに学び手がもっていたからだと思います。例えば、伝えたいことを表現するために、言葉で言葉を覆いかぶせてしまい、結局何を伝えたいのか自分でもわからず、また言葉を覆いかぶせてしまった。そのような経験はこれまでに体験したことはなかったでしょうか?過去の苦い経験は、全てが悪いことだとは思いません。将来、新しい知識に出会えた時に「あっ、そうすればよかったんだ」という学びの促進につながると思うからです。だから、過去の体験とその新しい知識がつながると、「なるほど」という納得感が得られやすいのだと思います。
今回の研修概要として、まず、伝えるための枠組みを学習しました。次に模擬事例を通して枠組みを活用する体験演習を行いました。二度のグループディスカッションのあと、配布資料の「研修の終わりに」というタイトル資料のなかにある記載の意図を読み解くことで研修を終了しています。
アーカイブはただ聞き流すのもOK、動画を止めご自身・チームで考えてみたこととの対比で考えていくのもいいかもしれません。活用方法は自由だと思います。
「私たちの職場が実践できていること・より良くなるために必要なものは・・・?」という再確認や改善のためのヒントに繋がれば嬉しい限りです。
※今回は配信期限を設けておりません。誰かに紹介したいと思った際にはいつでもアクセスいただければ幸いです。
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今回のコミュニケーション研修配布資料のリンクはこちらから↓↓
https://note.com/soukisoba2000/n/n5f503765762c
研修会日時 令和6年10月10日(木) 18 : 30 ~ 20:00
今回の研修会タイトル
コミュニケーション演習
端的に相手に伝えるには?
講師 認定作業療法士・認知症介護指導者・認知症ケア上級専門士
瀬下 義正
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