【栄光の双姫】週刊少年マガジン原作大賞 企画書Ver.
<キャッチコピー>
【どんな壁、どんな苦難でも——一緒なら、大丈夫!!】
=<あらすじ>=(265字)
源核—それはこの世界を流れるエネルギーの核(コア)であり、いくつかの守り神がそれぞれ管理されています。しかし、突如現れた災厄が、その力のバランスを乱しています。
かつて、ここは平和な惑星だった。でもある日、正体不明の魔軍が、いま限りない暗黒の力をもって、この大地に侵入して来た。そのせいで、犠牲と悲鳴から生まれた絶望、そして闇に浮かぶ犠牲者が、この世に繰り返される。
この非情な戦乱で、両親を亡くした二人の女の子—リシアとマルコの冒険がいよいよ始まる。生と死の境目をさまよう道で、一体どんな未来が彼女たちを待っているのか……。
=<第1話ストーリー>=(1,000字まで)
記憶を失った謎の少女—リシアは、料理屋を営む夫婦、ルークとマティナに引き取られた。それから彼らの娘—マルコの姉さんとなり、何年も一緒に暮らしていました。
ある日、彼女は出前の仕事を手伝った後、母に頼まれて近所の山に薬草と料理用の特別なスパイスを採りに行ったところ、その途中である古いお寺を通りました。
お寺の二階に辿り着いた時、その中央に浮かんでいる巨大な謎の水晶が彼女の目を引きました。
好奇心から結晶に触れた瞬間、耳元で突然知らない声が聞こえ、この村を離れるように忠告された後、彼女は意識を失いました。再び目を覚ました彼女は、さっきの言葉が気になったが、窓の外を見ると、空が暗くなっていることに気づき、急いで寺から出て家に帰りました。
自転車で家に帰る途中、彼女は血まみれの地面に横たわる村人の死体を目にしました。しかも周囲の建物も知らない人に破壊されていた。うろたえた顔の彼女は、その間に何が起こったのか本当に何も知らなかった。
そのまま家族の安否を心配しながら帰宅したとき、取り返しのつかない悲劇が、すでに目の前で繰り広げられていました……。
自分の家族が目の前の軍隊に殺されたことに気づいた後、彼女は心の怒りを抑えきれず、奴らに復讐しようとしましたが、力の差で彼らに勝てず、最終的には敵の大将に敗れて気を失いました。
次の瞬間、一人の少年が飛び出してきて、手にした剣を振り回し、兵士たちをなぎ倒しました。全力を尽くして、敵の大将と激しい戦いを繰り広げている最中、上空からの雷光が倒れていたマルコに直撃しました。そしてなんと、さっき死んだはずのマルコがゆっくりと目を開け、宙に浮かび上がり、全身から不思議な力が溢れ出していました。
ところが、敵の大将は、この光景を見た瞬間、驚くどころか、うれしそうな顔をしました…
=<第2話以降のストーリー>=(3,000字まで)
謎の霊体に取り憑かれたマルコは、不思議な力で加護されて、少年と共に目の前の敵に立ち向かっていきます。相手が本気で反撃しようとした時、異空間の裂け目から、同じ組織に所属するもう一人の謎の黒い影が突然現れ、そして特別な技を使って、その場にいる全員を眠らせ、仲間の大将をその場から連れ出しました。
翌朝、倒れた姉妹と少年は目を覚ました。リシアは、妹が突然生き返ったことに疑念を抱いていますが、彼女自身も何が起こったのか理解できないので、真実を知ることはできなかった。後に三人で話してみると、目の前にいる少年はある国から来た騎士団副団長—レオ(19)ということがわかりました。彼はある調査任務の遂行するため、この村を通ったのです。
レオが出発する前に、行き場のない姉妹を安全な居場所を探すため、彼は自分の王軍御章をしばらく二人に預けた。それを入城の許可証として、彼の住む国に入れるために使うことができる。しかも、その王軍御章には追跡機能が備わっており、魔力で二人の居場所を確認することができます。それから、レオは残された任務を遂行するため、無事に合流してきた他の仲間たちと共に去っていきました。
二人が荷物をまとめて出かけようとすると、マルコは何が思い出したように、姉さんを家の裏庭に連れていき、父が亡くなる前に、そこに置いてあった武器を持っていくように言いました。
【双姫(そうき)】。それは大きな鉄棒を二本合わせた刀箸で、中には何が珍しい鉱石が入ってるらしい。二つ合わせると、「鉄箸」みたいになるんだ。それだけじゃなく、この中に蓄えたのエネルギーによって、様々な形態に変化することもできる。このつながった二本の鉄の棒は、まるで「姉妹」のように、将来は色々なことで離れてしまうかもしれないけれど、一緒にいれば無限の可能性が拓けると、両親は作った時にそう言ってたんだ。
こうして二人は、両親の残した思いと意志を胸に、ともに崩壊した故郷を出て、新しい人生を始める旅に出ました!
レオが指し示した国へ向かう途中、二人は不幸にも迷宮の森で山賊と出会いました。その時、黒いマスクをかぶった謎の少女が突如現れ、鞭を振り回し、山賊たちを一瞬で倒してしまいましたが、奴らのお頭のすさまじい力で圧倒されました。
少女が危機に陥るのを目の当たりにした姉妹は、前のような犠牲を二度と繰り返さないようにと、心の弱さを克服し、勇敢に立ち上がり、目の前の敵に立ち向かう覚悟を決めました!
【双姫・原式—分裂モード】
『さて。。。覚悟はできましたか?』
それから、三人は力を合わせて、ようやく山賊のお頭を撃退することができました。その少女の名はオリフィア(17)。正義感あふれる冒険者です。そして三人は友だちにもなりました。しかし、王軍の御章を持っている二人の姿を見たとたん、彼女の態度と顔つきが急に変わって、まるで何かを考えているように見えそうだった……。
次の日、三人はやっと目的地に着きました。オリフィアが二人を城門の前まで案内し、入城届けを出そうとしたところ、彼女はなんと人目を浴びている中で、素早くレオの御章を奪い取り、そして走り去ってしまいました。その場にいた護衛が直ちに追ってみましたが、逃げられてしまいました。そして、先ほどまで御印を持っていた姉妹は、急に容疑者として、詰めかけた護衛たちに取り囲まれてしまった!
彼女たちは事情を説明したにもかかわらず、そこの護衛たちは納得しませんでした。そして抵抗しようとした二人は、護衛たちの仕掛けた罠にかかり、意識を失い、拷問室に閉じ込められました。
一方、調査任務を終えて王城に戻り、陛下に報告したレオは、従者から話を聞いた瞬間、二人を救うため拷問室に急行しました。しかし、彼の前に立ちはだかったのは、非凡な実力を持つ典獄長であり、なおかつ彼の師匠でもある—ヴィーン。彼女たちを救うためには、この壁を乗り越えなければなりません。
二人は目を見交わし、師弟間の試練が、今ここから始まる…
—————➤【サイクロン・ブラスト】
【ストーム・ウォール】✨—————
優しさで育まれた勇気と正義、そして役目を果たすために譲れない尊厳が、今ここで絡み合っている!
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