【競馬の記憶】2022年チャンピオンズカップ

私が唯一長続きしているのがダート競馬のスピード指数作りだ。
マイル換算でコンマ1秒差が1ポイント差となるように補正をかけているもので、中央競馬のオープンクラス1着平均指数が90程度にしている。

干支を4周するようなお年頃なので、どんな検討プロセスをたどっていたのか覚えていられなくなった。
そこでちゃんと記録しようということではじめてみる。

☆第23回チャンピオンズカップ 出走馬の前走スピード指数と過去6走持ち指数☆

01:グロリアスムンディ 前走指数-- (宝塚記念) 持ち指数99 (アンタレスS)
02:サンライズホープ  前走指数86 (みやこS) 持ち指数99 (東海S)
03:ハピ        前走指数85 (みやこS) 持ち指数93 (シリウスS)
04:スマッシングハーツ 前走指数83 (武蔵野S) 持ち指数93 (平安S)
05:ジュライトボルト  前走指数94 (シリウスS)持ち指数94 (シリウスS)
06:レッドガラン    前走指数-- (天皇賞・秋)持ち指数--
07:オーヴェルニュ   前走指数92 (JBCクラ)  持ち指数100(東海S)
08:サンライズノヴァ  前走指数75 (武蔵野S) 持ち指数99 (東京大賞典)
09:ノットゥルノ    前走指数71 (日テレ盃) 持ち指数92 (JDD)
10:クラウンプライド  前走指数98 (JBCクラ)  持ち指数98 (JBCクラシック)
11:バーデンヴァイラー 前走指数69 (シリウスS)持ち指数97 (マーキュリーC)
12:テーオーケインズ  前走指数102(JBCクラ)  持ち指数111(チャンピオンズC)
13:シャマル      前走指数83 (南部杯)  持ち指数101(サマーC)
14:タガノビューティー 前走指数82 (武蔵野S) 持ち指数97 (かきつばた記念)
15:サクラアリュール  前走指数80 (武蔵野S) 持ち指数91 (アンタレスS)
16:レッドソルダード  前走指数86 (ブラジルC)持ち指数90 (灘S)

前走指数上位 12,10,05,07,02,16
持ち指数上位 12,13,07,01,02,08

☆各馬の印象メモ☆
前6走までの持ち指数の切れ目として95以上を○とし90~94を△としてみた。

・グロリアスムンディ ○1回、△2回
条件戦から連勝で挑んだアンタレスSでコンマ1差の2着。指数レベルも99と重賞上位クラスらしい指数を叩き出した。
中京1800mの斤量57kgも名古屋城Sで指数90で勝利したのは良ファクター。休み明け・重賞未勝利はネガ。

・サンライズホープ ○1回、△1回
1月東海S4着で指数99。前走みやこS勝ちで指数86でワンパンチ足らないが休み明けから順調に指数を上げてきている。
軽視できない。

・ハピ △2回
シリウスS2着で指数93と好走。56kgもJDDで指数90を出した実績も。

・スマッシングハーツ △1回
平安S4着で指数93を出すも概ね80前半の指数

・ジュンライトボルト △1回
近3走の指数が89,89,94と仕上げてきている。57kgでもいける?

・レッドガラン
中山金杯、新潟大賞典の勝ち馬がダート挑戦。過去事例からいくと厳しいか。

・オーヴェルニュ ○1回、△4回
東海S2着で指数100と一番人気に応えた。その後掲示板にも届かないレースが多いが指数は帝王賞以外90前半をキープ。

・サンライズノヴァ ○1回、△1回
昨年末から指数が低下傾向。持ち指数は上位も出負けもあって苦しいか。

・ノットゥルノ △1回
休み明けの前走、古馬との初対戦は直線でズルズルさがる結果に。主戦が戻ってどうなるか。

・クラウンプライド ○1回
UAEダービー勝ち、ケンタッキーダービー出走と海外サーキット明けの古馬初対戦の日本テレビ盃では、これまでの国内持ち指数レベルを出して一安心。さらにJBCクラシックは持ち指数を15ポイント更新して2着と大健闘。もちろん有力。

・バーデンヴァイラー ○1回
マーキュリーCの指数97は斤量54kgだからか?定量戦の今回は果たして・・・

・テーオーケインズ ○4回
前回チャンピオン。出負けさえなければ、という抜けた存在。

・シャマル ○2回、△1回
小回り短距離の猛者。JBCスプリントを蹴った形にはなるが・・・

・タガノビューティー ○1回
シャマル同様短距離路線を歩み、シャマルの一枚下の印象

・サクラアリュール △2回
近3走、指数が90に届いていない現状では

・レッドソルダード △1回
レース展開を握る逃げ馬。持ち指数90程度の逃げを打てると判断して、今回の「指数の切れ目」とした。

☆結論☆
◎テーオーケインズ 抜けた指数持ちの横綱。ここは受けて立つ立場。
○クラウンプライド 3歳馬の古馬重賞チャレンジに関しては同じ福永騎手が牝馬限定戦ながらもグランブリッジで達成している。ここでの逆転は不思議ではない。
▲ジュンラインボルト ダート転向3戦目で重賞制覇、新星現るか。
△サンライズホープ 差しに回っての勝利もラッキーパンチなのか?ここでの展開に期待。
△グロリアスムンディ 休み明けのいきなりは難しいが東京大賞典出走を陣営が狙っているのであれば着はほしいところ
※オーヴェルニュ ワイド3着付けならこの馬か

☆購入した馬券☆
単勝:10
馬連:10,12=1,2,5,10,12

☆レース結果☆
 着 馬名  走破指数
▲1 ジュンライトボルト 94
○2 クラウンプライド 94
 3 ハピ      92
◎4 テーオーケインズ 91
 5 シャマル      89
△6 サンライズホープ  88
 7 スマッシングハーツ 88
 8 ノットゥルノ 88
※9 オーヴェルニュ 88
 10 タガノビューティー 87
 11 レッドガラン    85
△12 グロリアムンディ 85
 13 サクラアリュール 83
 14 バーデンヴァイラー 82
 15 サンライズノヴァ  81
 16 レッドソルダード 71

馬券的には馬連5=10 48.5倍的中

☆振り返り☆
どの馬も指数的な上積みのないレースで、テーオーケインズ以外は指数だけ見れば「ま、こんなもんでしょ」というタイム。

テーオーケインズは好走・凡走を繰り返すタイプなのか次走も検証の意味も込めて買い目に入れる。

クラウンプライドは前走盛岡の再現のように直線差される展開。国内重賞未勝利はダートG1優勝できないパターンに陥ったか。

ジュンライトボルトは実力通りのタイムで勝利。ただ期待したのは、これまでのレベルを上回るG1らしいタイムでの勝利だった。優勝で大関昇進といった認識。

その他気になったのが5着にシャマルが入ったこと。
短距離戦ばかり使ってきて、オープンクラスの中央の初レースがG1で5着に入ってしまうなんて結構な事件よ、コレ。今後の使い方に幅が広がったが、どっちつかずにならなきゃいいのだが、どんなもんでしょ?

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