フットペダル無しの歌姫
さて,
はじめに
今回は準備の一つで良く挙げられるフットペダルですがそれを使わない歌姫周回についてです.
ちなみにタイトルではなくても歌姫できるみたいな感じになってます(実際ある程度の速度までは無くても出来ます)が全体札編成の場合基本的にタイマーに類するものは用意した方がいいです.ロック掛りたくないですしね.
ですがせっかくの全体札でV3のターンを固定するのも勿体ないのでちょこっと書いていきます.
ちなみに不親切なのでV3等の用語の解説はしません.悪しからず
フットペダルの強い点
オーディション中のV3には30秒のカウント開始となるV3と30秒カウント中に任意のタイミングで1回打てるV3の2種がありそれぞれ表,裏と呼称します.
この仕様を歌姫環境で時速を出すことに着目した場合基本的に1オーディションにつき30秒,ないしそれより短い秒数に収めて次のオーディションに進むことで下の図の赤くなっている漏れの部分を減らすことにある程度帰着できます.
理論上全部のオーディションに対してこれを実践できれば雑誌連打優勝230万チャートの場合でも18オデなのでW.I.N.G決勝を除いた17オデは30秒なので大体17*30=510秒(8.5分)と決勝は準決の30秒のカウントが終わってからV3を2連打すれば10秒もかからずに終わりますが終了から諸々をすればここも結局30秒程度,つまりS3頭からプロデュース終了まで理論上9分.雑誌連打自体に2分くらいかかるとしても11分.これが実践できればマジで速いですよね.
ですが大半の人は(僕もそうですが)現状11分を切れていないと思います.これは残念なことにフットペダルを買っていてもそうです.
理由は単純で30秒の枠から漏れてるオーディションがあるからです.
例として僕が歌姫してる時の画像を一つ持ってきました.
右上のタイマーは表のV3を入れてから何秒かを示しており,裏のV3は既に使用しています.ちなみにS3残5週目の5万オデです.
以前にめっちゃ強いストレイウタヒマーの方が全体札の立ち回りについて詳細に書いてあるnoteがあるのでまずはそっちを見たほうが絶対に良いんですけどここでは本題とは少しずれるので殴り方の話はしません.
ここで取れる選択肢は
1秒待ってpを入れて表V3
最速n
の2つです.タイマーを見ていない場合は待ちが出来ない都合で最速n以外の選択肢が取れないので6秒程度の漏れが発生します.
まぁ表のV3が後ろにずれていくんで破壊や朝コミュ,ピラミッドまで踏まえると一概にどうとは言えませんけどタイマーが無いと待つ選択肢が取りにくい(待つことによるリターンが低い)です.
フットペダルの強い点は常にこの”待ち”という選択肢を適宜選びながら漏れを減らしてオーディションを進められる点です.
持ち越しの時は漏れを減らせる点もありますがシンプルに持ち越せているかどうかの安心感も違います.朝とか複数のコミュが鳴いた時はかなり危ういですしね.
無論これはオーディションが30秒の枠に収まっている前提での話なのですが現環境ではカードやステータスのインフレによって大体のカードで30秒の枠に収まるオーディションが発生します.
ちなみにpppで13TにV3,最速で次のオーディションに入れば大体30秒です.少なくとも大体の全体札では普通に起こりますよね.
nnpとかならもっと縮みます.2〆等の事も加味すると全体札は固定しておててを早く動かすとロックされる場合もあるのでタイマーが無いと速度が出ないんですよね.
本題
再三にはなりますがタイマーを用意できるなら用意した方が良いです.
環境の都合で難しい場合のみ使わない選択肢が生まれます.
さてタイマーを使わずに歌姫周回する手法ですが短絡的にはアピールを打つまでの時間やオーディション間の遷移時間,アピール回数などからアピール時間を概算して30秒の枠に極力近づけます.ですが近づきすぎると無論ロックされるのである程度のバッファは意識します.
まずタイマーなしで歌姫をする場合は以下の時間を覚えます.これは僕のPC環境で計ったもので強い板持ってる人は変動すると思います.適宜自分用にチューンしていってください.
オデ遷移 15秒
札選択→n 2秒
札選択→p 3秒
審査員3回アピール6回星演出0回 6秒
演出1回につき約0.6秒です
パッシブも基本はnpcの行動と同じ認識です.
朝コミュは3秒で約束も来たら+4秒.
ピラミッドは4秒でシーズン遷移の場合は+4秒.
選択肢コミュはアイドルによって異なりますが大体3秒です.
例えば1T目にn打ちして星演出が無ければ札選択→nで2秒,演出計9回で6秒の8秒であると考えられます.pで打って審査員を飛ばした場合は札選択→pで3秒,演出11回程度で大体10秒です.p打って審査員飛ばさなければ9秒ぐらいですね.V3を打てば6秒程度は縮むな~って感じです.
まぁ他にも色々なパターンがあるんですけど基本は上で書いた秒数を意識します.どうせ演出の多いターンはV3で飛ばすのでね.
そこからどのパターンなら3Tが30秒の枠に収まるのかを理解していく感じです.
例えばppp23V3だと9+3+3+15で30秒ですね.パッシブが数回鳴けばnpp23V3でも同様です.
nnpの場合やロードの速い端末だと結構30の枠割りそうになりますので注意です.最速で動いて30秒割るなら深く考えずにnppやpppにする,nnpで〆た時は一拍置くなども有効です.
とにかくまずは3回の動きを30秒の枠に近づけることを練習します.
npp,nnp,(4回の動きですが)nnnnなど色々試して覚えていってください.
ミリ残し盤面の話
np12V3で3T目に審査員1人が一人残っている場合.
こんな感じですね.この場合はお手元の札をnで打ってnpcに倒してもらうのが最短です.札選択→nで2秒,演出が3~回で2秒の計4秒です.1T目のnが諸々込みで8秒であることを加味するとかなり短縮されていますね.
この場合np12V3ミリ残しn→オデ遷移nでV3するとロックを食らいます.
1nV3後から札選択→pV3で3秒,ミリ残しnで4秒,オデ遷移で15秒,札選択→nで24秒です.ここからパッシブなどでもう少し伸びるので26秒とかそれくらいになると思います.
タイマーなし歌姫はミリ残しnで〆た場面は待たずにnで突っ込み続けます.4回の動きを30秒の枠に無理矢理収めようとしている感じですね.無論収まらないので4T34秒とかの枠になります.
ちなみに4T34秒の枠の次の表は可及的速やかに入れたいのでn表推奨です.パッシブの鳴きや審査員が複数残っておりV3を打たないターンのnpc行動回数が多い場合(計9回とか)は3T30秒,V3を打たないターンのnpc行動回数が少ない場合(計6回未満とか)だと4T34秒の枠を選択します.
2〆の話
2〆した時は短絡的に次のオデの1T目をnとかpで流して2T目にまた表を入れ直します.所謂3T30秒の枠のパターンですね.
具体的な話
これまで3T30秒と4T34秒の枠の話をしてきました.
後は起点となる(表を入れた)ターンを覚えて2つの枠のどちらに収めるかを適宜選択していけばある程度タイマーなしで行けると思います.
例えばS3の3週目のオデを1n表始動する場合について考えます.3〆→3〆→2〆→3〆の順です.この場合は
1n表2p裏ミリ残し3n→オデ遷移1n2n表3p裏→オデ遷移1n2p表→オデ遷移1p裏2n3p表
みたいな感じです.念のため補足しておくと表から次の表までを枠として捉えています.
上のパターンだと1表4T34秒→2表3T30秒→2表3T30秒の順ですね.
では次に表をずらすことについて.
表が後のターンにずれる条件は2〆orミリ残しn〆
2〆の場合は3T30秒の枠,ミリ残しn〆の場合は4T34秒の枠を選択します.ピラミッドが挟まった時は表がずれないことに注意します.
表が前のターンにずれる条件は朝+約束orミリ残し4〆+朝等
これはシンプルに遅れているので表を前にずらして極力30秒の枠に近づけます.
ひとまずはミリ残しnなどの後で怪しそうなら最速n→n表として4T34秒の枠にしておけばいいです.
13固定と異なり表をずらせるので裏が消失しないこと,また破壊も狙えるので諸々を加味すると結構早くなると思います.持ち越しは消えないように早めに打った方が良いですね.
破壊の話
タイマーなしだとどうしても漏れが多く発生してしまいます.ですのでむしろ多少の漏れを許容し表を後ろにずらして破壊を誘発する動きを狙うのが強いです.30秒の枠を攻める場面が減るのでロックされにくくなる副次的な効果もあります.
その為にはミリ残しn〆出来る盤面や2〆の上振れ時にしっかりと表を後ろにずらすことが重要です.そのチャンスを無駄にしないために表をいつ入れたかを覚えておくことが大事なんですよね.僕はずっと「2表‥‥‥2表‥‥‥」ってブツブツ言いながらやってます.
おわりに
いかがでしたか?
正直かなり難しい内容でかつうまくまとめられた気がしていないのでかなり読みにくい読み物になってしまいました.やっぱり一度タイマーを使って時間を認識しておかないと実感がわかず内容が理解しにくいと思います.
本番中に使うかはさておき練習だけでもタイマーである程度の時間を認識しておくとよいです.タイマーとシャニマスの同時操作が厳しいなら自分の動画や人の動画を見ながらタイマーだけ操作するのもおすすめです.
この記事が皆さんの良いタイムに繋がれば幸いです.それでは
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?