見出し画像

渾身Da極横打点ミドル各論

さて、


始めに

半年間渾身札触ってきて感じたこと、考えたこと、組んでみた編成について書きます。他の渾身札ァ―の方と話したことが無いので情報の信憑性に関してはあんまりないかもしれません。

では早速本題をば

Me問題

渾身札とは切っても切り離せない問題です。他の全体札ァ―は常に最大倍率で打ててるかと思うと本当に渾身の強みが良く分かんなくなりますがそれは置いておきます。

まず2023年1月からマッチングでMe40盛れるようになったのはとても大きな追い風でこれで虹メンタル一つ分が配布されました。神。おかげさまで初期Meが230前後から270まで増加しました、デカすぎ。実装時一人で勝手に大盛り上がりしてました。いきなりですが渾身札の仕様として

札倍率補正=Me割合*1.6-0.6

でありMe割合は

Me割合=1-damage/最大Me

です。Me230→270の変化についてはダメージによるMe割合の低下が85%に低下し、例えば19ダメージ被弾した場合札倍率補正は0.868→0.887となります。57ダメージ被弾した場合は0.603→0.662となり文字通りメンタルは火力、なわけです。

とはいえ編成でMeをケアする場合は勿論他の要素がおざなりになってしまうのでそういったものもケアする必要があることはここに述べておきます。

さて各オデの審査員の攻撃力からMeを考えてきます。

4万: 19
5万: 26
10万: 30
20万: 36
30万: 40

札倍率の観点から言えばMeは高ければ高い程良い、と言えますがMe特化では編成強度が低すぎるのである程度の指標に基った方が良いですね。

というわけで渾身横打点の星ことアイスクリームのパッシブに注目します

3割で鳴く75%バフです、強い。Me制限が頭グレフェスなせいで歌姫環境では結構苦しいです。ですがこのパッシブを無視するのは流石にSP効率の観点で苦しいので2T目以降にこのパッシブを鳴かせることについて議論します。

短絡的にはそのオデでの審査員の攻撃力の10倍を超過していれば1撃耐えです。

そうなるとS3頭で260超えておくのが望ましいんですよね。ここでマッチングのMe補正の大きさが分かっていただけたかと思います。アイス使いはみんなマッチングでラジオに貢いできてください。ちなみに2撃耐えラインはS3でも500超えるのでオワオワリです。

Me条件をクリアするためのアプローチは複数あって現実的なのは以下の3つです。

  • オデマスによるMeの補強

  • ExによるMeの補強

  • 回復札の採用

回避は強いカードが見当たらなかったのとMeダメカットは現実的な倍率で頭から鳴くパッシブが見当たらなかったので断念。

回復パッシブは札倍率の維持としては結構有効そうですがそれだけに依存するのは再現性がなさすぎるのであくまで補助としてのみ扱います。

オデマスMeとMeEx

さてS4でのメンタル事情について。

10万で30ですがまぁ1回しかないですし七彩での議論と重複するのでS4頭で七彩を受ける山ルールで議論します。

S4頭までオデは8回勝てる、S3頭初期Meは270前後、七彩審査員は一撃36。以上からS4頭でMeは余裕を見て370前後欲しいんですよね。

道中のコミュでMeが盛れることを考えるとオデマスMeが10前後あればギリギリ満足できそうですね。そうでなくとも2週目以降は余裕をもって1撃耐えます。

では次は歌姫の話です。S4の4週目or5週目から歌姫に突入するので道中でオデを11,12回は勝てるものとします。審査員の火力が40なので余裕を見て410前後を目安にします。なんで令和の時代に414調整みたいなことしなきゃいけないのか本当に意味が分かりません。

さてここで計算して気付くんですけどオデマスMeが10だと本当にギリギリなんですよね。道中のコミュもあるのでギリ1撃耐えラインまでは行きますが心許ない。

花めを採用してオデマスMeを11にすると歌姫突入時にオデマスMe10と比較してMeが+12されるので結構違います。イベブもあるしでMe事情的にはめっちゃありがたいですね。

真乃ちゃんの笑顔可愛すぎ

オデマスMe15にするとS4突入時にMe400、歌姫突入時にMe460になるので大きく下振れしても歌姫1被弾耐え調整が出来ますがここまでするかは諸説ですね。回復札を採用することでもMe調整は可能ですがそれは後述。(回復パッシブは渾身札の倍率には影響しますがそのターンに鳴くMe条件パッシブには影響しないので注意です。)

というわけで歌姫でのMeの話をもう少し。オデマスMeの値と歌姫突入時のMeを比較します。

オデマスMe0→Me310
オデマスMe5→Me360
オデマスMe10→Me400
オデマスMe11→Me410
オデマスMe15→Me460

勿論おおよその値ですが変動幅を設けると議論が煩雑になってしまうのでこれで。

それぞれ1被弾、2被弾、3被弾について札倍率補正を書きだします。
オデマスMe0  →0.871→0.742→0.613
オデマスMe5  →0.889→0.778→0.667
オデマスMe10→0.900→0.800→0.700
オデマスMe15→0.913→0.826→0.739

オデマスMe11→0.902→0.805→0.707 (参考)

Meを盛ることは重要なんですけど札倍率補正の式でMeは-1乗されている都合で劇的に伸びる訳じゃないんですよね。現状のDaサポは強力なパッシブを供給できるサポがViなどに比べて少なく複数振り返りを許容する場合等のことを考えてもパッシブ要員は1~2でありSPを供給する観点からも渾身札はオデマスMe2枚までなら編成のパワーを落とすことは無い(オデマスMe1枚のみの補正だと諸々が弱い)と考えられ、今後の歌姫ではオデマスMe2枚が一つのスタンダードになると考えられます。オデマス3枚の場合はサポの殴り札が弱くなるので諸説です。

少なくともアイスクリームについては2枚あれば最低限パッシブを鳴かせられます。マッチングでMe盛れなかった時は泣きながらExにMeを1枚貼ってましたが現状でExにMeを貼る必要性はあまりないと考えられます。

歌姫突入時点でMeExとオデマスMeがおよそ等価になるのでそれまでの道中はMeExの方が有利ですがそこまでしてオデマスMeを編成から外すほど強いサポ札持ちのサポートは現状いないのでExのMeは不要だと考えらえます。SP貼りたい。

回復札

Da極(ViタッチDa極も含む)で採用が検討される回復札持ちサポは

この2枚ですね。312族3.3倍からの15%回復は強いです。どちらもノイズなしかつパッシブで回復もついている。えらい。回復札は初手で引いてn打ちすることで真価を発揮するのでその場合ステと倍率は飾りになってしまいます。

例えば歌姫においての被ダメージについて考察します。3人が40ダメージ3wayをアイドル6人に飛ばしますので3被弾で120ダメージ。15%回復なのでMeが480を超えていれば90%残ります。2被弾の場合は320で大丈夫ですので実現可能な範囲で考えると回復札込みで2耐えする320以上を目安にするべきですね。この場合はオデマスMeが1枚で十分になります。

回復札採用の編成の場合に2ターン目にMe条件パッシブを鳴かせることを考えた場合、回復札が引けないかつ被弾が渋い時にのみMe条件パッシブが鳴かないと言えます。

回復札1枚採用の場合は3/8,2枚採用の場合は9/14で引けます。およそ2倍ですね。

ですが勿論引けなくても耐えられるようにしておくのが大事ですので1耐え調整した後で回復札の採用は検討すべきです。

Me90%条件パッシブの鳴く期待値ですが

オデマスMe2枚回復札0
1耐え
0.500

オデマスMe1枚回復札1
0耐え、回復札込み2耐え
0.406

オデマスMe1枚回復札2
0耐え、回復札込み2耐え
0.607

オデマスMe2枚回復札1
1耐え、回復札込み2耐え
0.641

オデマスMe2枚回復札2
1耐え、回復札込み2耐え
0.741

となります。オデマスMe2枚の場合回復札を打つことで75%3割発動パッシブの2T目の期待値が回復札を打つことで11.25→14.42となります

ですので回復札は1耐え調整をしている場合はバニラ札に比べて3ポイント程度バフ期待値が高いと言えますね。バフ札が25%のバフを付与できることを考えるとMe条件パッシブ維持の観点で考えると回復札はあまり強くないと言えます。

ただし札倍率補正に目を向けた場合はまた異なる議論を行う必要があります。回復札を打った場合と打たない場合でそれぞれ2T目の札倍率補正を考えます。条件は同じく歌姫突入時です。(基本どのオデもダメージはこちらのMeの増加と同様の推移をしており、パッシブ条件と異なり期待値自体は連続した変化であるので多くのオデにある程度は通じます)

回復札0枚の場合2T目のMe割合の期待値は0.854
回復札1枚は無補正に比べてMe割合の期待値が+0.05625ポイント
回復札2枚は無補正に比べてMe割合の期待値が+0.09643ポイント

札倍率補正換算するとそれぞれ0.766, 0.856, 0.921となります。

編成にもよりますがパッシブ期待値が1,2T共に大体70%なので全体札と回復札が初手にあり、パッシブが渋い場合は回復札を打つことによって全体札を保留する動きがかなり現実的になります。具体的には25%バフ札を打つのと次のターンの最終的なダメージ期待値は大きく変わらないのでそういう意味では回復札の採用はバフ札と同様の扱いをすることとしました。全体札と回復札を2T目までに両方を自模らない場合も存在しますので一概に同様の扱いはできませんがそこは割愛します。

Meの話おしまい。多分みんなもオデマス2枚は採用してたと思いますので目新しいことは無いですね。うだうだ期待値の話してますがオデマスMe差しておけば他は適当でいいと思います。

パッシブとバフ札

ようやく全体札っぽい話が出来ます。これまでのお話全部渾身全体の意味不明な枷のせいだったってマジ?

全体札を〆ターンの短縮という目的に際して使い方を最適化するとバフを乗せて、全体を殴る。これに尽きます。

七彩も含めて基本的にオデは3T目までこちらが触らなければ審査員は飛ばないので初手に強いバフが乗っていない限り全体札を打つのは2,3T目になります。その道中でバフ札を切って〆ターンのバフを厚くするわけですね。全体札の火力を上げることで締まりやすくなるだけでなく星演出を後ろのターンに重ねることで時短も狙えるので全体札は基本的にこの動きをするのが強いです。

渾身札もMeケアをすればある程度はその動きをなぞることが出来ます。具体的には2T目ならタコ殴りにされない限りパッシブの鳴いていない1T目に打つよりは強く打てることが多いです。

ですが盤面火力を最大化することと被弾事情が常にランダムであることを考えて理想は1T目にpで打ちたいです。ですのでここでは1Tに大きな火力を出す点と2T目にもある程度の火力を出すことを目的としてパッシブを選定します。

両者に強く寄与するのは所謂頭から鳴く無条件パッシブ、

こういうのですね。

というわけでアイスのパッシブは全部優秀なので取得します。

残りSP220でパネル札最大2枚と取れるだけのパッシブを取りたいですね。

パッシブ面で有用な選択肢はトワあさひ、うま甜、さんならびです。今回は山環境なのでさんならびは除外しましたが雑誌環境ならさんならびネタじゃないですよ。後はお馴染みスラ爆チョコ党ですが注目度パッシブは制御できないので今回は不採用です。

うま甜、デビル、海、狼煙とかでも案外3〆出来ます。トワあさひ以外は複数振り返り要求になりがちですが振り返らない場合歌姫4〆が激増して禿げます。5秒漏れても歌姫1回3〆したらトントンですからね。複数振り返り、僕は苦手ですけどやっぱり結構強いです。

おすすめカードの話終わり。

バフ札要員では忍びとチョコ党、うち愛依あたりが採用候補です。チョコ党は2被弾を嫌って不採用ですがあのカード流石に強いので採用しても全然ワークすると思います。少なくとも75%パッシブの期待値よりもチョコ党のバフの方が強いのでバフの観点で言えば打っても問題ありません。3被弾したら高山のせいです。

バフ札が山札で4枚位にはしたいので捲る予定のサポパネル札を見ながらサポを選定します。

オデマスMeは2枚。回復札採用ァーの方も最低1枚は差しておきましょう。

以上のことを軽くまとめると

編成するときの基本はオデマスMe2~枚、パッシブ要員1~2枚、バフ札、オデマスなどの自由枠1~2、が基本の形になると思います。

注目度up差す場合Meを盛っても基本焼け石に水ですが回復札や回復パッシブであればかなりリカバーできるのでスラ爆、チョコ党のパッシブを取得する場合はうま甜がかなり強いです。

色々言いましたが編成は手持ちによる部分が大きいのですし実際僕もよく分かってないです。

触ってみないと分からないこともたくさんあるので結局のところ大半が作る→触る→改善、って流れになると思います。編成の試行錯誤、大好きなので是非一緒に考えましょう。DMお待ちしております。

殴り方

Pカップ中の長時間稼働で頭が破壊されても使えるように簡略化してました。各オデのどこに特化スピアがいるかと色の凹みは覚えておきましょう。

1T目

全体札がある&パッシブが鳴いている→全体札
それ以外→最も次のターンのバフ期待値が高い札をnでViに投げる

ただしバフ札の札切り優先度としてトワあさひのパネル札は後ろに打つのが強いのでパネル札がトワあさひ1枚見えの時は他のバフ札を切ってました。もし他にバフ札が無ければトワあさひ札を切ります。注目度パッシブが鳴いていれば優先的に回復札n。

2T目

全体札がある→全体札を投げる
それ以外→バフが鳴いていればDaにp、そうでないならVi

流行などによってある程度変えていましたが基本はこうです。オデマスMeのおかげで2T目に素打ちしても全体札は普通の縦札を打つのと同等の盤面影響力があります。そのためにもオデマスでMeを盛る必要があったんですね。

2T目にDaを飛ばせば全体札がなくとも3〆が狙えるので積極的に狙います。特に審査員を飛ばす場合このターンは重くなりがちなのでV3を打ちたいです。

3T目

対面を見ながら適当に打ちます。縦で飛ばせるだけの火力が出せるなら一番凹んでいる審査員をp、同じくらいの凹み方ならViを優先します。対面にmがいれば多少甘えた判定でも許されることが多いです。

締まらなさそうなら4T目を短くするために飛びそうな審査員にnを打って23V3で審査員1残りを目指します。

終わりに

渾身全体は他の全体札と編成コンセプト、立ち回りが大きく異なるので初めて触った人は弱すぎてびっくりすると思います。僕は普通の全体札を触って強すぎてびっくりしました。

今回はサクッと僕が組む時に考えてることやその判断基準を書きました。noteなのでこれくらいの分量が良いかな、と。

他のカード、編成の組み方などの細々としたことについてはこのブログのオリジナルとなったはてなブログに詳しく書いてます。もし合言葉が分からなかったら僕のTwitterのDMかDiscordにあいさつなどは不要ですので”合言葉”とだけ送ってください。

桑山千雪さんと全てのちゆカッパーさんを応援しています。それでは

















おまけ

編成供養のコーナー

今後適宜追加するかも

山用トーク連Da極
オデ連Da極
持ち込みは本とタオル

うま甜白が欲しくてSPが厳しいので持ち込みはタオルで凛世はサポイベ3

最近この編成が結構アツいです。


ViタッチDa極

花め完凸したい。

トワあさひ抜きViタッチDa極 思い出Lv2推奨
トワあさひ抜きDa極 花め完凸したい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?