不運の時こそ運が創られる~逆境が創る本当の力:しなやかに生きるヒント【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】
人生というのはまるで波打ち際のようなものだと思う。浜辺でボーッとしてると、突然足元に波が押し寄せてくる。心地よいと思う瞬間もあれば、急にズボンがビシャビシャになって「あー、もう最悪!」って叫びたくなる瞬間もある。どっちに転んでも、逃げようがない。運の波もそんなもんよね。
でね、運が良いときって、なんかこう、無敵感があるわけよ。どこまで行っても道がスイスイ開けていくような。財布を開ければお金がピッカピカ、仕事では上司に褒められ、何なら宝くじだって当たるんじゃないかって勘違いするほど。でも、これってさ、正直ちょっと危険。なぜって、人は自分が天才か何かだと錯覚しちゃうから。
一方で、不運なときってのは、まるで泥沼に片足を突っ込んだかのようなもんで、抜け出そうとするとさらに深みにハマる。雨の日のぬかるみみたいに、ただただ滑って転んで痛い思いをする。あたしが思うに、不運のときにこそ、本当の「柔らかさ」が試されるのよ。たとえば、猫や赤ちゃんみたいに柔らかければ、どんなに高いところから落ちても怪我しないの。つまり、柔軟性こそが最強の武器だってこと。
麻雀でもね、連敗が続くと顔が固まってくるのよね。無意識のうちに眉間にシワ寄せて、勝つ気満々でいても、実は心がガッチガチだから次の一手が見えなくなる。負け続けると「どうせダメだ」って思う。これはもう、まさに負のスパイラル。
だから、こういうときこそ心を柔らかくして、猫のようにしなやかに振る舞うべきなのよ。思考も、行動も、どこまでもしなやかに。運が悪いときってのは、実は成長のための最高のチャンスだったりするのよね。人生に必要なのは、波に飲まれないで「波に乗る」ことじゃなくて、波が去るのを待つくらいの余裕かもしれない。運が悪いときこそ、チャンスが生まれるっていう逆説的な話、意外と侮れない。
晴れの日もあれば雨の日もある。これは誰でも知ってる当たり前の話。でも、その「雨の日」こそが人間の本性を引き出す場だってことは、案外見落とされがち。お金や運に振り回されない人こそ、真に強いって言えるんじゃないかな。
たとえどんなに運が悪くても、いつかは必ず晴れる日が来るって信じていれば、少々の不運なんて、可愛いもんよ♪
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