人から本へ、本から人へ

春は好きです。

別れの寂しさ以上に、出会いの楽しみに心が傾くタチなんでしょうね。

新しいことを始められる季節、ってのもいいですね。

ワクワクしてしまうのです。



出会い。

「作家の時間」と出会ってからの僕はワクワクしっぱなしです。

一体どうやって彼と出会ったんだったか。


じゃあ僕はどうやって「作家の時間」に出会ったのか。

それは『作家の時間』『イン・ザ・ミドル』を読んだから。



じゃあなぜ『イン・ザ・ミドル』を手に取ったのか。

それは吉田新一郎さんの本でたびたび引用されていて、読みたくなったから。



じゃあ僕が吉田新一郎さんの著書・訳本に興味を持ち始めたのはなぜか。

それは阪大の探究学習セミナーで『たった一つを変えるだけ』を強く薦められたから。



じゃあ僕はなぜ阪大の探究学習セミナーに参加したのか。

それは本校に講師として来られたベテランの先生に誘っていただいたから。

今はすでに本校を離れていらっしゃるのでしばらくお目にかかっていないけど、ご健勝だろうか。



こうやってさかのぼっていくと、人との出会いから本と出会い、本との出会いが次の本との出会いを呼び、また新しい人との出会いを誘っていくのがわかる。

こんな出会いの連鎖の始まりが、4月。

今年も気の利いた嘘のひとつもつけずに終わってしまいましたが、人と、生徒と、本と、出会い多き4月になりますように。

一期一会を取り逃がさない自分でいよう。

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