『そういうことか新聞』 始めます。
こんにちは、佐藤雅彦です。
私は、「新しい伝え方・分かり方」に強い関心があり、そのことを念頭に、『ピタゴラスイッチ』のような表現活動・研究活動を日々、行っております。
もっと具体的に言うと、
『ピタゴラスイッチ』では、“アルゴリズム“の考え方を体感してもらうために「アルゴリズムこうしん」を、“メカニズム“の面白さを感じてもらうために「ピタゴラそうち」を生み出しました。テレビ番組では他にも、『考えるカラス』では理科的な考え方を、『テキシコー』ではプログラミング的思考を、『爆チュー問題』では幼児にモノの役割などを分かってもらうために、従来なかった新しい表現を考案してきました。
テレビ番組の活動だけでなく、『プチ哲学』『考えの整頓』『勝手に広告』という雑誌の連載、『I.Q』というTVゲーム、『経済ってそういうことだったのか会議』『解きたくなる数学』『新しい分かり方』という書籍での活動も、根本的には
「どうしたら伝えられるか」
「どうしたら分かってもらえるか」
ということを目的とした表現活動です。
かつて手がけていた膨大な数のCMも「どうしたら一人でも多くの人に伝わるか」という意識の中で常に作っていました。
そんな私の日常は、世の中に潜んでいる面白さの発見とそれを元にしたアイデアの生成で溢れかえっています。
それらの一部は、これまでも『ピタゴラスイッチ』の各コーナーになったり、連載の随筆や展示作品になったりしていますが、その多くは、どのメディアにも載ることができずに、私の机の周りに散在し、地層のように積み上がっています。
しかし、近年、この「note」というメディアを知るにつけ、そこには、私の日々の観察や気づきや着想が、剥き出しとまで言っていいくらい、そのままの形で載ることが分かり、下記のようなコンテンツを考案してみました。
そして、これらを入れる容器として、
『佐藤雅彦のそういうことか新聞』を構想しました。
毎号、ハッとする新作をお届けします。
毎号、あなたが知らない内に作っていた思考の枠を壊します。
毎号、観察することの面白さ、気づくことのよろこび、考えることの楽しさを体験してもらいます。
さらに、毎月、お届けした新しい表現作品の作り方・考え方を解説する講義もします。
その際は、私が収集してきた資料映像や私の映像作品もふんだんにお見せします。(この講義は料金的には別コースになるようです)
納得のできないことに溢れ、あきらめ感が漂い始めている社会ですが、この一風変わった新聞が、心からの微笑みと未来に向かってあきらめない力を少しでも生むことを願ってやみません。
では、毎月2回(講義を取った方は3回)、お会いしましょう。
2024年 9月1日
そういうことか新聞 編集長
佐藤雅彦
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