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初めまして、HSPサステナワークプログラム「そういう個と。」です。
初めましての皆さん、
こんにちは、HSPサステナワークプログラム「そういう個と。」編集チームです。
私たちは2022年6月より、働き方を模索するHSP(Highly Sensitive Person)の方を対象に、HSPサステナワークプログラム「そういう個と。」をお届けしていくことにいたしました。
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コロンとしてかわいいでしょ?
この投稿では、プログラム開始の前に、開発の背景や私たちの想いをお伝えしていきたいと思います。
HSPの方はもちろん、HSPへ関心のある方、働き方にモヤモヤを感じている方は、ぜひお付き合いいただけるとうれしいです。
▼HSPって何?
皆さんは、HSPという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
HSPとは、Highly Sensitive Person (ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、生まれつき敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい人のことを指します。
1996年にアメリカのアーロン博士が発表した学説に基づいていて、5人に1人(15%から20%)がHSP だとされています。(近年では高敏感な人の割合を30%とする説もあります。)
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もしかしたら「繊細さん」という言葉を聞いた方もいらっしゃるかもしれませんね。
HSPを扱った、武田友紀さんの著書「繊細さん」シリーズは、累計80万部を突破し、TV「世界一受けたい授業」にも二度に渡って出演されました。
また、この本を解説したオリエンタルラジオ・中田敦彦さんのYoutube大学の動画は、シリーズ累計500万回以上の再生数となり反響の大きさが見受けられます。
HSPがメディアで取り上げられるようになったきっかけのひとつには、2019年末に、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、Twitterでご自身がHSPだと公言されたこともあるように思います。
これをきっかけにHSPの認知度が大きく上がり、タレントのベッキーさん、俳優の要潤さん、経済評論家の勝間和代さん、女性アイドルグループでんぱ組.inc元メンバーの最上もがさんなどが、自身がHSPであることを公言されています。
こうして現在では、本・ニュース・Youtubeなど様々なメディアで、HSPが数多く取り上げられるようになっています。
HSPについて、まず最初にお伝えしたいことがあります。
HSPは、治すべき疾病ではありません。
環境や教育によるものではなく、神経系や脳の構造の特性なのです。
例えば、背の高い人、右利きの人といったようなタイプの違いなんですね。
そのため、HSPか否かの診断は、医療機関で行うものではありません。
提唱者・アーロン博士によるセルフチエックリストがありますので、こちらを元にご自身で判断していくことになります。
>セルフチェックへのリンク
HSPについて、メディアでよく伝えられるのは、その「生きづらさ」です。
「空気を読んで言いたいことが言えない」
「様々なことに敏感で傷つきやすい」
「大勢の人といると疲れる」
こんな取り上げられ方をよく聞きます。
実際、HSPは、ストレスを処理する「扁桃体」が生まれつき活発なことから、不安や恐怖を感じ取りやすい性質があるため、職場や家庭など生活の中で気疲れしやすいこともあり、生きづらいと感じている方も多いです。
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しかし、この性質は一方で、物事を深く処理することができる強みでもあり、その特性の活かし方を理解して活躍する方も多くいます。私たちは、このnoteを通じて、HSPの「生きづらさ」だけでなく、才能の活かし方についてもお伝えしていきたいと思っています。5人に1人と、マイノリティとはいえ結構な割合で存在しているHSP。もしもあなた自身がそうでなくても、周りにはきっとHSPがいるはずです。昨今のSDGsにおいて唱えられている「誰一人取り残さない(leave no one behind)」という社会に向けても、私たちは、多様性の理解としてHSPを知ってみていただきたいと思っています。
▼プログラム開発の背景
HSPサステナワークプログラム「そういう個と。」を運営している、株式会社サステナミーでは、2017年頃から、これまで5,000人以上のHSPの方と関わってきました。
その多くの方が何かしらに生きづらさを感じていましたが、私たちのサポートを通して、HSPの「生きづらさ」と表現されやすい「敏感さや繊細さ」を、「強みや才能」へと転換していく方も沢山見てきました。
「生きづらさ」から「強み・才能」へと大きな転換をしていくのに、一体何が必要なのか?
私たちは、これまでの経験から、大きく2つが必要であると考えています。
1:HSPという自身の特性や強みへの理解を深めること
2:HSPの自律神経系の仕組みを理解し実践すること
この2つによって、HSPが安定して社会で力を発揮していけるスキルを身につけられます。
そこで、「そういう個と。」では、これらをただ知識として得るのではなく、体験し学んでいくことにこだわりました。
「本当の変容は、体験でしか生まれない」と強く感じているからです。
社会で働くHSPの方のお悩みとして、
・心地よく働ける環境が見つからないゆえ転職を繰り返す
・上司や同僚とのコミュニケーションの難しさがストレスになっている
・自分が思ったような能力を発揮できていないという、仕事のミスマッチ感を感じる
という現状をこれまで多く聞いてきました。
強みや自分への理解。そして自律神経をきちんと理解すること。この2つで現状は変えていくことができます。
新プログラム「そういう個と。」では、HSP特性や強みを理解し、自律神経系へのアプローチ実践する力を身につけ、サステナワーク(サステナブルなワークスタイル)へと向かうHSPをひとりでも多く増やしたいです。
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▼HSPのサステナワークをバックアップするプログラムです
最後に、今回私たちがお届けする、HSPサステナワークプログラム「そういう個と。」についてご紹介させてください。
「そういう個と。」は、HSPにとってのサステナワーク(サステナブルなワークスタイル・持続可能な働き方)を目指すことをテーマにした、6ヶ月間のオンラインプログラムです。
学び方の軸は大きく3つ。
・6ヶ月間で100以上、日々配信されるのコンテンツ(動画・記事・音声)
・月1回実施される、少人数でのグループワーク
・自分と向き合いアウトプット「ジャーナリング」
HSPとしてここちよいペースで進めるように、日々の中でできる学びという形でお届けしていきます。
また、プログラムを通して、以下が可能になることを目指します。
・HSPという特性を理解する
・HSPの体(特に自律神経)を理解し、安定した自分を作る力を得る
・サステナブルなワークスタイルへ向かうための自身の強みを理解する
プログラムの提供開始は6月を予定していますので、また詳細は随時こちらでもご案内していきますね。
ということで、HSPサステナワークプログラム「そういう個と。」の内容と、立ち上げの経緯・想いについて、今日はお伝えしました。
これからnoteでは、HSPについての様々な発信をしていきますので、お付き合いいただけたらうれしいです。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
2022.3.22 「そういう個と。」編集チームより