ROK CHAMPIONSHIP VOL.1 で、"ブラジルの珈琲"、を選んだ理由
こんにちは。
創意濃杯のマキシです。
10月、SCAJにて、ROK COFFEE JAPANさんのブースに3日間、アンバサダーとしてブースに居ました。
その2日目に、初開催となる、ROK CHAMPIONSHIP、が行われ、決勝で使用される珈琲を、僕が焙煎させて頂きました。
使用豆は当日の発表ということでしたが、勘づかれているなと思い、どんな珈琲を用意したら良いのだろうかと、悩んだ結果、”ブラジル”、を焼こうと思い立ったのです。
その理由をまとめていきたいと思います。
ブラジルを選んだ理由
1、手に入れやすい
ブラジルの珈琲は、どんなお店に行っても、スーパーに行っても、たいていあります。
全国のROKerが、大会後も改めてROKできるような珈琲を選びました。
2、圧力が掛かりやすい
ブラジルの珈琲は、他産地に比べると、”詰まりやすい”、性質があります。
品種、低標高、精製などが関連している思いますが、確実な事は不明です。
ROKで抽出しているときの感覚から得た答えの1つです。
抽出時の挽き目の調整を、他産地と比べ、”粗く”、設定する傾向があり、これは、グラインダーの適応範囲が広がり、家庭用のミルでも合わせることができる可能性が上がります。
そして、圧力が掛けやすいので、レバーの感覚を掴みやすくなるのです。
上記の2つの理由から、”ブラジル”、にしました。
僕が販売している、”創意濃杯ブレンド”、は、ブラジルとロブスタのブレンドです。
裏テーマは、圧力を掛けやすい特性を入れ、"ROKerのためのブレンド”、になっています。
ロブスタがクレマを出す役目で、ブラジルがクレマを綺麗にしてくれる役目となり、"エスプレッソらしさ"、を抽出できるブレンドにしました。
そんなブラジルを、大会では、詰まった抽出がたくさん見れたので、ニヤニヤとしてしまいました。笑
今年のROKブースは、多くのROKerに出会えて、本当に楽しかったです。
そして、一人一人が向き合ってきた、LET'S ROK!、の姿も見て飲んで、最高の時間を頂きました。
もっと探求しなきゃ、と刺激を受け、また来年、違う液体をお見せしたいと思います!