どんな豆を使ったら良いのか?
久しぶりのマガジン更新。
今回は、レシピやグラインダー(ミル)については書いていたのですが、肝心の
どんな「豆」を使ったら良いのか?
については書いていなかったことに気付き、まとめてみます。
「浅煎り」から「深煎り」まで幅広くあるのは
コーヒーがいろんな表現を作り出し
沢山の人に感動を与える
僕もいろんなコーヒーをROKPRESSOで抽出し
沢山の刺激をもらいROKPRESSOでも表現してきました。
そこで、もし、
「ROKPRESSOを購入したのですが、どんな豆を使ったら良いですか?」
とメッセージが来たら、僕はこう返事します。
「中深煎りの豆をまずは使ってください。」
なぜかと言いますと、
「豆の中心部分までしっかり火が通り、浅くもなく、深くもない、焙煎度合い。」
これは、豆が持つ全体の味がバランスよく引き出された状態だからです。
「中煎り」が焙煎度合いでは、真ん中になるのでは?と思うかと思いますが、沢山あるコーヒー屋さんで「中煎り」を比較すると、浅煎りに近い焙煎(酸味を持ちやすい)の場合が多いのです。そこで「中深煎り」を選ぶと、大抵ハズレないのかなと感じます。
特徴としてはこういう風になります。
・「浅煎り」になるほど、酸味を持ちやすく、豆質(繊維)が硬い。
・「深煎り」になるほど、苦味を持ちやすく、豆質(繊維)が柔らかい。
これを踏まえ、「中深煎り」はというと
・酸味と苦味をバランスよく持ち、豆質も硬すぎず柔らかすぎず丁度良い。
ROKPRESSOで抽出する時に、調整しやすく、抽出のブレを少なくできるの が、中深煎りの焙煎です。
それは同時に、ベストショットを作りやすくなるのです。
僕はいろんな実験をしていて、抽出に迷ってしまうときがあるのですが、中深煎りの豆でベストショットを落として、抽出の再確認をする時が多々、あります。笑
写真でくらべてみましょう。
左「浅煎り」、中「中深煎り」、右「深煎り」
どれもレシピに変わりはなく、豆の焙煎度だけが違います。
虎の模様と呼ばれる、「タイガースキン」が出来やすいのも中深煎りであります。(良い抽出の1つの目安)
ちなみにチョンマゲブレンドも中深煎りです。
立体感のある質感に、甘さ、長い余韻を意識したためです。なにせ、丁度良い柔らかさなのでタンピングしてて心地良いのです。笑
まずは、「中深煎り」の豆を使ってレシピを真似てみてください。
ROKPRESSOとの相性がすごく良くなると思います。
では、今回はここまで。
LET'S PUMP IT!!