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皆と一緒に創作漢字を作ってみました!

こんにちは、デザイナーのsoiです!
所属しているデザイナーチームでは、毎週一回違うメンバーで小さなデザインに関するトレーニングを考えて、皆と一緒にやる「デザトレ」というイベントがあります。
今回は自分がファシリ担当で、メンバーと一緒に「創作漢字」を作ってみました!

漢字について

「創作漢字」について紹介する前に、少し「漢字」について紹介したいと思います。
漢字は、私たちが日々使う言葉の中で最も古い文字体系の一つです。その誕生は約3000年以上も前、古代中国の黄河文明に遡り、現在に至るまで数多くの変化を遂げながら受け継がれてきました。
そんな時の流れに負けない「漢字」は、ラテン系文字などその他の文字にはない、通称「六書」という独特な特性があります。「六書」は、漢字の造字法とも呼ばれる、漢字を作る時に従う法則や運用の原理を「象形」、「指事」、「形声」、「会意」、「転注」、「仮借」という6種類に分類したものです。
これからは、最も代表的な三つを紹介したいと思います。

象形

漢字の特徴の一つは象形性です。「象形」とは、「そのモノの系を模倣する」ことで、多くの漢字は、自然界に存在する物体の形を模倣して作られました。
たとえば「山」は山の形そのもので、「川」は川の流れを表現しています。視覚的なわかりやすさが特徴で、直感的に意味を理解できるのが魅力です。

会意

会意とは、2つ以上の象形や記号を組み合わせて、新しい意味を持たせた文字のことです。たとえば、「林」は「木」が2本並ぶことで「森」や「木々」を連想させます。これにより、単純な象形では表現できない概念をカバーしています。

形声

形声とは、音を表す部分(声符)と意味を表す部分(意符)を組み合わせた文字のことです。例えば、中国語の「晴れ」の漢字の「晴(Qing)」では、「日」が意味を、
「青(Qing)」が音を示しています。この仕組みにより、漢字は無限に新しい単語を生み出すことが可能になりました。

創作漢字

「創作漢字」とは、既存の漢字を使用して、これまでにない漢字を作ることです。字形と併せて読み方や意味(表現していること)の指定も行います。日本に来て初めて接触したもので、個人的にとても面白いと思います。
「創作漢字」を作成するには、自分の想像力を無限に発揮して良いですが、良い創作漢字を作るには、上記の漢字の「六書」も参考にした方が良いですね。
今回のワークでは、80%が自分が「創作漢字」を一回やってみたい気持ちで、チームメンバーに自分のやりたいことを付き合わせてもらいました。(ありがとうございます!)
これからは今回のワークで皆さんが創作した作品を一緒にみてみましょう!

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