兵庫教育大学 総合型選抜の解説・対策方法
兵庫教育大学で推薦入試が実施されている学部は、学校教育学部です。
項目ごとにそれぞれ解説をしていきます!
※受験する際は、必ずご自身で大学の入試要項をご確認ください!
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学校教育学部
学校教育学部について解説します。
募集概要
まずは募集要項を見ていきましょう。
学校教育学部の募集要項は以下の通りです。
推薦要件
次の各号すべてに該当する者とします。
(1)出身学校長が、教員となるにふさわしい資質、適性、意欲等を有する者として、責任をもって推薦するもの
(2)学習成績の全体の評定平均値が3.5以上の者
(3)合格した場合は、入学することを確約できる者
出願資格
次のいずれかに該当し、かつ、下表により平成31年度大学入試センター試験の3教科3科目又は3教科6科目を受験する者とします。
なお、大学入試センター試験の過年度成績の利用は行いません。
(1)高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者及び平成30年3月卒業見込みの者
(2)高等部を置く特別支援学校を修了した者及び平成30年3月修了見込みの者
(3)高等専門学校3年次を修了した者及び平成30年3月修了見込みの者
(4)文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了した者及び平成30年3月31日までに修了見込みの者
大学入試センター試験の教科・科目
国語:『国語』
数学:「数学Ⅰ」『数学Ⅰ・数学A』「数学Ⅱ」『数学Ⅱ・数学B』 『簿記・会計』『情報関係基礎』から1科目
地理歴史:「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」
公民:「現代社会」「倫理」「政治・経済」『倫理、政治・経済』
理科:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目、あるいは 「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目
外国語:『英語』 数学・地理歴史・公民・理科から1科目(理科で基礎を付した科目を選択する場合は2科目)
※本表中において、『 』で記載しているものは、2つの科目を総合したもの又は2つ以上の科目に 共通する内容を盛り込んだ出題科目です。
選考日程(令和2年度)
出願期間 :令和元年12月6日(金)~12月13日(金)
試験日 :令和2年1月28日(火)
合格発表日:令和2年2月13日(木)
試験場
兵庫教育大学
所在地:兵庫県加東市下久米942-1
選考方法
出身学校長が教員になろうとする強い意志と資質・能力を持った者として推薦するものを対象に、大学入試センター試験(3教科3科目又は3教科4科目)の成績(550点満点)とともに、「調査書」及び「教員志望理由及び活動報告書」に基づく個人面接(300点満点)の成績を総合して、教員となるにふさわしい人物かどうかを重視し、評価します。
(1)出身学校長の推薦に基づき、 大学入試センター試験及び面接の成績並びに調査書及び「教員志望理由及び活動報告書」の内容を総合して、入学者を選抜します。
(2)面接においては、出願時に「教員志望理由及び活動報告書」の提出をもとめ、それを参照して、次の項目についてみるものとします。 教員となるにふさわしい人物かどうかを重視し、主として①~④をみます。
①教員になろうとする強い意志
②思考力、判断力、表現力
③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
④知識・技能
(3)面接の配点は、300点とします。
(4)大学入試センター試験の配点内訳は、次のとおりです。
(5)(4)で示した大学入試センター試験の成績は、次のとおりA、B、C、Dの4つのグループに分け、判定に用います。
なお、同一グループ内では、大学入試センター試験の成績の得点差はないこととします。
A:全国平均点の1.2倍以上
B:全国平均点の1.1倍以上
C:全国平均点以上
D:全国平均点未満
(6)(5)で示した上位グループから順に面接の成績が高得点の者から合格者を決定します。
また、面接の成績が60%に満たない場合には、不合格となることがあります。
一般入試への出願について
本学の「推薦入試」を出願した者は、不合格になった場合に備えて、「前期日程」から一つ、「後期日程」から一つ、「公立大学の中期日程」から一つの、合計三つの国公立大学・学部に出願することができます。
出願書類
・入学志願票
・センター試験成績請求票
・受験票・写真票
・調査書
・推薦書
・教員志望理由書及び活動報告書
・あて名票
・受験票等送付用封筒
・検定料(17,000円)
・検定料納付確認票
受験をするには最低限、出願資格を満たし、受験を考えている方は、出願資格と選考方法はしっかりと確認するようにしましょう。
募集人員
各校(分校を含む)5人
倍率
次に学校教育学部の倍率を見ていきましょう。
倍率2.8倍
倍率は毎年同じではないですが、近い数字になることは多いです。
合格可能性を考える重要な要素の一つなので、しっかり確認しておきましょう。
アドミッションポリシー
次にアドミッションポリシーを見ていきましょう。
学校教育学部のHPでこのように述べられています。
兵庫教育大学学校教育学部は、これからの時代に求められる学校教育を実現する社会的要請に応えるため、求める人物像に基づいて、子どもの成長と発達についての総合的な理解と広い視野の上に、使命感、得意分野、個性を持ち、学校教育の課題に適切に対応できる実践力と人間性に優れた新人教員を養成しています。
本学が求める者は、次の要素を兼ね備えた人物です。
・高等学校における教科・科目を幅広く修得し、しっかりとした基礎的な知識・技能を身につけていること
・知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力を有していること
・豊かな人間性を備え、コミュニケーション能力や協調性を持ち、主体性を持って多様な人々と協働する態度を有していること
・優れた新人教員になろうとする強い意志を持ち、意欲的に本学の教育課程に取り組むこと
面接や提出書類で自分について語るときは、アドミッションポリシーを意識することがおすすめです。
進路
最後に兵庫教育大学の卒業生の進路を見ていきましょう。
・小学校教員90
・民間企業等20
・中学校教員11
・公務員10
・保育士10
・幼稚園7
・高等学校教員4
・特別支援学校教員
今回紹介したのは一例にすぎませんが、兵庫教育大学はこのような就職が多いようですね。
対策
兵庫教育大学の総合型選抜の対策・攻略方法について解説します。
兵庫教育大学の総合型選抜には、以下の対策が必要です。
総合型選抜の対策・攻略方法について解説します。
①提出書類対策
②面接対策
③小論文対策
それぞれ対策方法を解説していきます。
提出書類の対策は、以下の流れで行うのがおすすめです。
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また添削は、難関大学推薦入試突破のプロ講師が繰り返し行うことで、書類の内容の精度を高めていきます。過去の合格者の提出書類をもとに添削を行うので、生徒の書類も合格できる水準まで引き上げることができます。
面接の対策は、以下の流れで行うのがおすすめです。
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また話す内容を決めていても面接慣れをしていないと不自然な受け答えになってしまうので、プロ講師による模擬面接も行っています。
小論文の対策は、以下の流れで行うのがおすすめです。
小論文は、指定されたテーマや問題に沿った、客観的かつ論理的な文章を書くことが求められています。総合型選抜対策オンラインでは、プロ講師による小論文の添削の指導、書き方の指導を行っています。
以上が総合型選抜・公募推薦の主な試験対策になります。一般選抜で科目の勉強が重要なように、総合型選抜も課される試験を適切に対策していくことが重要です。
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