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11/29(金)「誰もが住みやすいまちづくり④」開催しました!

北九州市民カレッジ「誰もが住みやすいまちづくり~インクルーシブ(共生)社会~」の第4回を開催しました。
初回・第2回に続き、遠山昌子さんを講師に迎え、「誰一人取り残さない インクルーシブ防災を学ぶ」をテーマにお話しいただきました。
 
まず、災害に備えることとして ①避難訓練 ②ローリングストック ③誰一人取り残さない の3点について説明がありました。
 
「誰一人取り残さない」という話の中で、災害時にはいつもと同じと思い込む「正常性バイアス」と、周囲と同じようにしようとする「同調性バイアス」が働き、避難が遅れがちになること、一方そのような中でも、災害時要援護者は早めに避難しようとするので、お互いに声をかけ合って速やかに避難することが大切であるとの話もありました。

防災活動をしているNPO団体と一緒に、防災ダンス「心配性ヒーロー」を作成し、防災イベントで踊ったり、動画を配信したりすることで、啓発をしているそうです。
 


心配症ヒーローのポーズ


心配性ヒーロー動画 

また、遠山さんが被災地で活動された際の体験や役立ったものなども紹介していただきました。
被災地では壊れた「モノ」が注目されがち、被災された「ヒト」を見ることの大切さや、聴覚障害者との対話は携帯用ホワイトボードが役立つこと、非常食は日常でも食べて検証しておく必要があることなど、経験を踏まえたお話はとても勉強になりました。
 
その後のワークでは、災害時に自分にとっての「バリア」となるものについて、意見交換しました。
受講生からは、非常食や災害時のコミュニケーションなどについての意見が出され、講師の補足を受け共有しました。
 
次回は、木ノ原元美さんによる「まとめ・グループワーク」です。
これまでの講座を受けて自分のやりたいこと、できることについてみんなで話し合います。




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