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一級建築士×FPが教える【ブレない家づくりの進め方】

先日、Facebookの投稿に
初めてアンチコメントが入りました。

アンチに耐性のない私は思わずコメント削除、
アンチコメンターをブロックしてしまいました…。

ウチの近所に滝があります。
たまに癒やされに行きますが、
最近 そこまでの道のりをショートカットできる
山道を見つけました。

何回か行き来したところ、
それが山道の地主に見つかったらしく、
入口に「立入禁止」の標識をされました。

たまたま、その入口が毎日の犬の散歩道…
なんだか見るたびに自分が怒られているような気になって、
散歩のコースを変えました。

住宅業界の禁忌の1つに
「長期休暇を跨(また)ぐ契約」ってあります。

年末に盛り上がった住宅計画が、
お正月に実家に帰省すると、
親から
「一戸建て なんて贅沢」
「こんな広い家なんて必要ない」
「(ローンを)払っていけるか?」

冷水を浴びせられます。

そして年始に会うと
FPも銀行も易者(?)も 太鼓判を押してるにもかかわらず、
「もう少し慎重に考えてみます…」になって、
年始の契約は白紙撤回されます。

そう…人は否定・悲観・消極に対しては
すぐに反応してしまいます。

アンチコメンターは3秒でブロックし、
立入禁止は目に入らないように翌日から迂回し、
現状維持の親の意見には瞬殺で従います。

でも、そのネガティブ回避の反応って 必要かな…って思います。

冷静に考えてみると
アンチコメンターは
満たされない承認欲求を満たしたかっただけ、

地主はサピエンスの防衛本能に従っただけ、
親は子へのバイアスのかかった保護衝動に殉じただけ…

こちらが それに反応して行動する理由は1ミリもなかったりします。

…とはいえ、人間です。
本能的な損失回避には 反射的に行動してしまいます。

でも、行動(してしまった)あとに、
一度 冷静になって、
「家をつくる最適なタイミングはいつなのか?」
「生涯収入の中で いくら家にかけられるのか?」

そして
「自分にとって 何が幸せと感じるのか?」
「家族が どういう状態が理想なのか?」

一度 振り返って「行動し直す」って大事かなって思います。

因みに…
他人の土地に無断侵入したのは私です。
ちゃんと地主に謝って、散歩を元のコースに戻したいと思います…

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