雅楽の龍笛 平調の代表的な曲の解説記事を作成致しました!
こんにちは。山口です。
今回は初の有料記事を出してみようかと思います。
とはいえ、豆知識ではありません。
雅楽の龍笛の平調の曲目の唱歌や演奏の仕方を徹底解説をした
書籍をこのNoteに作成させて頂きました!
雅楽の楽器の音源というのは、色んな所に出回ったり、販売されることもあれば、
僕のYouTubeちゃんねるでも今では唱歌と独奏がほぼほぼ出回るようになりました。(非公開に現在していますが、申しつけて下されば無料で提供しています。)
しかし、解説を文章にした書物や記事というのは、未だに何も出されていないんですね。
この音は勝絶なのか?下無なのか? 経過音は入るのか?
歌う時の音程はどの音なのか?
ある程度実力がついて理解していけばなんとなくわかってくることもありますが、そこまで達するのにはある程度の年月がない限りはできません。
昔は宮内庁の先生が口を通して伝承していくが主流でしたが、ビデオ・映像の発達でそれも動画内でそういう伝承も可能になりました。
そこに書籍、解説記事などがあれば、講師のセンセイが自分の周りにいなくとも、更に雅楽を学べる人が増えるなと考えた挙げ句、
今回、それを記事にさせていただきました!
初回と言うことで、少し安価(多分普通ならもっと高額)で出させて頂きます。
今回は越殿楽を無料公開に+して、五常楽急、皇じょう急、三臺塩急、鶏徳、老君子、林歌、陪臚の7曲がついて4980円で販売させていただきます!
あれ?ちょっと高くないですか?という方もいるかもですが、
現在山口が個人で雅楽をお稽古をするときは1時間5000円でつけさせていただいています。
人によっては10000円でやっている人もいる中でも、
そう思えば恐らくかなり安い方なんじゃないかと思います。
1時間のお稽古代のお値段で8曲を学ぶことができると考えれば、
普通に考えれば破格でしょう。
1曲を1通り吹けるようになるのには
大抵2~3回はお稽古をつけないと覚えるコトはかなり厳しいです。
そして、笙などは教則で販売されてはいるにせよ、龍笛や篳篥はテキストというものが全くといっていいほど世に出ていないんです。
それだけの希少価値があるかと思うんですね。
それを4980円で自分で勉強するとなるとかなりコスパとしてはいいかと思うわけですね。
資格をとるなどで例えると、
学校やセミナーとかそういうのには行かず、
自分でビジネス本や教科書などを使って書籍で学んでいくとかと
近しいやり方だったりします。
本なんかは「本当にこの値段でいいのか?」というくらい、
情報がびっしりと詰まっているツールです。
もちろん、唱歌と独奏のURLをすべてつけさせていただいています。
それを聞きながら文章の解説も読めば、
歌い方、吹き方の基準は自分自身の主体性を持っていれば
ある程度理解できていけるはずです。
もちろん、各団体・講師の先生によっての相違がありますので、参考程度に使って頂けると幸いです!
今回は越殿楽のみ、無料公開させていただきます!このような感じで表記していますので、使った上でご検討くださいませ!
越殿楽
小曲 早四拍子 拍子八
末二拍子加 右度十二
解説
この曲の「五」の音程は基本的に「勝絶」でとる。
○1行目
・「トヲロラルイタ」の「ロ」は「五」の音程で歌う。「ルイタ」は回してテに移動する。(回す際、ぎりぎりまで待って回さないと早く回してバランスが悪くなるので注意)
○2行目
・「トヲホヲロルイ」は全部「ふくら」の音で。「イ」は五の音程で歌う。
・「トロラチヤルイタ」は全部責音。「ロ」は五の音程で歌う。「ルイタ」は1行目同様回してテに移動する。
○3行目・「トラハリラ」の「ラ」は「五」の音程で歌う。
・「トロト」は歌うときのみ音程を「中下中」で歌う。
・「ヲイロ」の「イ」には経過音をいれる。左手の人さし指を離して「タ」に移動するとよい。
○止め
2行目の下「アロラ」で止める。助管が「アロ」まで吹き、主管のみで「ラアハ」を吹く。最後に「トヲ」とテのふくらでならせれば曲が終わる。
如何でしたでしょうか?
それでは以下になります!
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