
【食レポ】六厘舎大崎店@大崎(2025.01.22訪問)
告知他
・noteにない過去の更新はブログからどうぞ。
・こちらの欲しいものリストからプレゼントを貰うと、更新頻度が高くなったり質があがったりします。
・こちらから好きなものをお買い物をするだけでも蒼風に微量ですが還元されます。
基本情報
店名|六厘舎大崎店
メニュー|特製中華そば(1,090円)
点数|85点
目次
レビュー
特にオススメ度を五段階評価で表記しているブログの方が顕著なのですが、基本的に自分の評価点や、オススメ度は高めに寄りやすいです。
そもそもが割と高めに行きやすいという部分もそうなのですが、これだけ長い間ラーメン店巡りをしていると、必然的に「自分の好み」や「美味しそうな店」を絞り込む能力というのも発達していきます。
それこそ有名店出身みたいな情報から、単純に丼顔を見た感じで「あ、これは多分自分は好きだな」みたいなことを読み取ったり。結果として、評価が高くなるようなお店に足を運びやすくなり、平均点も高くなるという寸法です。
その一方で、考えることもあります。確かに、知名度の高いお店に行くのは良いものです。実際それでとてもいい一杯に出会うこともあります。
しかし、そんなものは世のラーメン評論家たちが十分にやっているわけで、その手垢の付きまくったところに行って、安定した一杯を食べて、帰ってきて、満足して、記事を書く。どうなんだろうと思ってしまうんですよね。
そんなことを考えながら五反田付近を歩き、最終的に「たまには親しんだ味でもいいんじゃないか」という気持ちと、「それでも新しいメニューを食べてみたい」という開拓精神を含めて様々な考えがぶつかった結果、ここに着地した、という訳です。「六厘舎大崎店」。

実は足を運ぶのは今年二回目。海老つけ麺を食べようとして振られ、上野まで流れたという経緯があります。六厘舎と言えば有名なのはもちろんつけ麺ですが、そういえばラーメンもやっていたよなと思い、この日はそちらにしてみることに。注文は「特製中華そば」の「大盛」。




つけ麺とは違って、並盛と大盛の二種類のみ。大盛にするのに+100円で、グラム数は並盛が茹で後で240g、大盛が360g。数字そのものは大きいのですが、茹で後なので、茹で前であれば並盛が120~150g、大盛が180~220gとかその辺りでしょうか。実際、大盛の茹で後基準での体感は大体200g前後と言った感じでした。
特製はチャーシューが1枚増え、味玉が付いて+200円。従って、並盛の中華そばは790円ということになります。昨今を考えると結構安い気がしますね。最近並盛で1,200円みたいな店に行きすぎなのかもしれない。
さて、ラーメン。つけ麺との違いで言えばまず麺が違いますね。つけ麺よりも細め。茹で加減もやや柔らかめという塩梅。
そこに合わさるスープは豚骨魚介でも結構豚骨に寄っている印象。つけ麺だともうちょっと魚介系が強かったような気がするのですが、このあたりもしっかり変えてるんですね。スープはつけ麺のつけ汁も好きだけど、こっちも好き。思わず完飲。
ただ、麺との絡みで言うともう一つ欲しいような気がします。とろみのあるスープですが、もうちょっとスープが主張しても好きかもしれない。その主張具合を突き詰めて、魚介を抜き、醤油のキレを出すと孫鈴舎になるのかもしれません。
トッピングは味玉とチャーシュー。どっちも悪くはないですが、そこそこ値がはるので、人に寄るかなぁという印象。チャーシュー2枚増しがあるので、そっちの方が自分だと幸せになりそうな気がします。
ご馳走様でした。全体でのバランスをつけ麺と変えていて、豚骨が主張する豚骨魚介系のラーメンでした。麺量も多めで満足感も高いんですけど、やっぱりつけ麺の方が好きっていう結論にはなっちゃうかもしれません。というか、自分が六厘舎系のつけ麺を好きすぎるのはある。
ワンポイントまとめ
・麺量は茹で後で並盛240gの大盛360g
・麺はつけ麺よりも細めかつ柔らかめ
・スープも豚骨の主張が強いものになっている