【感想】八月のシンデレラナインS／蒼風の作品感想雑記
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雑記
こんばんは。今回は「八月のシンデレラナインS」について。本当は１冊１冊の単行本について書こうかなぁと思ったんですけど、まだ２冊目だからいいかなってことで、２冊分まとめて。
端的に言えば、「良くも悪くも王道」です。はっきりいって。作り自体は丁寧で、アプリ版とは違って、主人公の視点が一人分なので、シナリオとしても安定感があります。絵自体はまあ、好みもあるところですが、こちらも悪くないですね。
原作キャラがどれくらい出てくるのかは今後次第な感じですけど、割と堅実に「少年漫画」してるなぁっていう印象ですね。主人公のキャラクターメイキングがまんま「少年漫画の主人公です」っていう感じの猪突猛進で、恐れを知らない感じなので、その辺も含めて。
シナリオ自体はかなり堅実で、進み自体はゆっくりしているなぁという印象。それゆえに「テンポだけ良くて中空っぽ」みたいなことにはならなそうな気配。
ただ、主人公が主人公なので、少年漫画的な世界観よりも上には行きづらく、「とんでもないレベルの名作」となれるかって言われると現状では可能性低めって感じでしょうか。
あくまで「王道」の「少年漫画」が好きならまあ、後はキャラとか、雰囲気で選んだらいいんじゃないかなって感じに見えます。無難であることがメリットもデメリットも生み出しているそんな感じ。主人公のフォームを見栄えのいいものにするっていうのも作り的には良い感じですけどね。
※特装版はDMM版で使えるコード付き