【食レポ】ラーメン専門 宮の森＠武蔵小山（2025.01.15訪問）
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基本情報
店名｜ラーメン専門 宮の森
メニュー｜醤油ラーメン（1,000円）＋大盛（150円）
点数｜90点
目次
レビュー
かねてから気になっていた六本木にある二郎系のお店が武蔵小山に移転したということで、行ってみました。
駅からの距離感はほどほどですが外観があまり分かりやすくないので、注意。近くにあるセブンイレブンを目印にすると分かりやすいかと思います。
営業時間はご覧の通り、割と通しに近い時間でやっているという表記にはなっているのですが、実際は平日でも夜営業をやっていなかったりかなりの不定期営業。当日にSNS（X）で告知があるのでそちらをチェックしてから足を運ぶのが良いかと思われます。
一応、ざっと見た感じだとランチの営業（それでも14時半くらいまでのことが多めですが）はやっていることが多めの印象。この日は14時半くらいの訪問で前客、後客無し。カウンター5席だけですが、そこまで並ぶほどではなさそう。
メニューとしては醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメンの他に二郎インスパイアを前面に押し出した味噌ジローなるメニューがある恰好。つけ麺もあるので、結構メニュー数自体は豊富。
ワンオペということもあって、好みなどを紙に記入してそれを渡すシステム。支払いは現金とpaypayのみに対応。醤油ラーメンの味濃いめは卓上のボトルで調整するシステムの他、お冷、レンゲ、ニンニクなどのトッピング類もセルフサービス。
更には、提供された丼を受け取るのも、返却もセルフ……ということになっていましたが、麺量が多かったこともあるのかは分かりませんが、提供はカウンターまで持ってきてもらえました。返却はセルフスタイル。
名前も北海道から取っているということもあって味噌も気になりましたが、取り合えず注文は醤油ラーメンの大盛。麺量はデフォルトが200gで、大盛、特盛とそれぞれ100gづつ増える仕様。従って特盛は400gとそこそこの量になります。
鰹節がかかっているのは結構珍しいかも。どこかであった気がするんですけど、思い出せず。
麺はウェービーな平打ち太麺。見た目からは割とインスパイア系にありがちなワシゴワ系の麺にも見えるのですが、実際はかなりモチムニュっとした食感。ワシワシした麺も嫌いではないんですけど、このスープだとこの麺があっている気がします。麺自体も結構美味しい。
そこに組み合わされるのは柔らかい甘みのある醤油系のスープ。動物系の旨味もあっていいですね。どちらもインスパイアはともかく、二郎直系からすると結構距離感を感じる味わいですが、それはそれとして全体での調和は取れている印象。クタ系の野菜もスープに浸したり、麺と一緒に頂くと美味しい。
豚は塊でひとつと、こまごまとしたのがいくつか。合計で2枚くらいでしょうか。割と肉感強めのみっしりしたものですね。程よい塩加減でいい感じ。豚増しは400円でどれくらい増えるのかが未知数ですが、割と増しても良いんじゃないかと思える感じ。途中でニンニクを溶かし込んでもこれとの相性も悪くない感じ。
ご馳走様でした。所謂二郎と近いものを求めるとちょっと違う気もしますが、それはそれとして、がっつりとした醤油ラーメンとして考えると割と完成度は高い気がします。家系もそうですけど、直系大元至上主義みたいなのがちょいちょいありますが、そういう思想が無ければ割と受け取れるんじゃないかと思います。美味しい。
こうなってくると味噌系のメニューも気になる。営業時間が不安定でやや訪問しづらいですが、機会を見てまた来たいところ。
ワンポイントまとめ
・営業時間がかなり不定期
・注文を含めてセルフサービスな部分が多め
・二郎からは距離があるが、ガッツリ醤油ラーメンとしての完成度は高め