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【食レポ】せたが屋本店@駒沢大学(2025.01.25訪問)

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基本情報

店名|せたが屋本店
メニュー|魚郎ラーメン(1,150円)+麺大盛(130円)
点数|89点

目次


レビュー

 基本的に自分は放っておくと、同じ店の限定メニューとか別メニューを食べるみたいなことをして、新規の店舗開拓を怠りがち。

 そんなこともあって、去年は年間で50店舗以上の開拓を目標に掲げて、無事に達成したわけなのですが、この「新規開拓店舗」について悩むことがあります。

 どう考えても訪問したことのないお店であればなんの問題はないのですが、時々「ここは行ったっけ…?」というお店がちらほら。主に、こうやって記事を書いたりきちんと記憶する前の、なんとなく昼飯の場所としてうろうろしていた時期に訪問した店舗にありがち。

 そんな店舗を「新規開拓」として再び記録に残すかどうかはずっと迷っているのですが、こちらのせたが屋本店はそれとはまた違ったタイプのお店。なにせ自分がラーメン屋巡りをはじめるずっと前に一度訪れたきり。年数で言えば15年は前ではないかというレベルで、流石にこれを「既訪店舗」とするのもどうなんだろうと思ったりなんだりしながらも訪問。

 こちら、昼は「ひるがお」として営業する二毛作スタイル。ちなみにRDBでは18時開店となっていましたが、現在は17時開店。はす向かいの当たりにある「中華そばふくもり」もそのくらいの時間からなので、なんでずれてるんだろうと思っていたのですが、単純に変わっただけでした。

 かなり暫くぶり…というより実質はじめての訪問なので、基本メニューでも良かったのですが、実のところ訪問した理由はひとつ「魚郎」です。元々は池袋に「THE魚郎」がオープンしたのがきっかけで、そちらで提供している二郎インスパイアな一杯がせたが屋本店でも提供しているのであれば、食べに行ってみようじゃないかと思って訪問した次第。ちなみに、RDBの情報が古いのは営業時間だけではなく、値段も大分上がっていました。

 卓上にはつま楊枝、唐辛子、黒胡椒、お酢。それから、一段上の段に割りばしにレンゲ、ティッシュがありました。また、髪ゴムや、紙エプロンも言えば出してもらえるみたいです。

 開店直後だったこともあって、店内の席にお冷を入れたコップを置いて、そこに案内される形。お冷はおかわりのみセルフのスタイル。食券回収時、ニンニクの有無を聞かれたので、ありにしましたが、アブラも増やせるのでしょうか。他のレビュー類を見ると増やせそうな気配。

 注文は「魚郎ラーメン」「大盛」

 ビジュアル背脂醤油ラーメンと二郎の間くらいの印象。実際割とその印象は間違っていない感じで、スープは結構魚介の存在感がありますね。煮干し系の背脂醤油と、二郎系の豚骨醤油をうまいこと合わせたような印象があります。

 中太のややウェーブがかったもの。しっかりとした弾力があって、スープともマッチしていますね。スープ単体だとそこまで塩気を含めたパンチは感じにくいんですけど、麺をすすってみると意外とパワフルな印象。

 直系二郎と近いかと問われると違うとは思うんですけど、じゃあ二郎っぽさを感じないのかと問われるとそんなこともない不思議な感じ。所謂カエシをしっかり感じる豚骨醤油に二郎みを感じている人だと遠く感じるかもしれません。二郎やインスパイアに対して何を「らしさ」として求めているかによるかも。自分は結構好き。全体でのまとまりもあっていい感じ。

 チャーシュー4枚。程よい固さと塩気、赤身と脂身のバランスで美味しいですね。麺量を増すとそこそこの量になりますが、これは増してもいいくらい。

 その麺量通常200gで、大盛300gらしいのですが、その数字よりは結構多めに感じました。背脂の影響でしょうか。

 ご馳走様でした。魚介系を感じるまさに「魚郎」というネーミングがぴたっとハマる一杯だったと思います。インスパイアな独自色のある一杯としてみると結構完成度が高くて好きですね。

 「THE魚郎と比べると、スタートの値段はこっちの方が高いけど、色々増していくとこっちの方が安くなるタイミングがあったり、結構不思議な感じ。あちらは通常の魚郎以外も提供しているみたいなので、行ってみたいですね。

ワンポイントまとめ

・「せたが屋」の繰り出す二郎インスパイア系
・背脂煮干しと二郎系豚骨醤油の二つの血統を感じる
・インスパイアとしての独自な一杯として見れば完成度は高い

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