今だからスペイン風邪を調べてみる。・・・ネットで←重要
1名前の由来
スペインって名前がついてるから、スペインが発症の地かと思いきや、最も有力な説はアメリカのデトロイトあたりで誕生(ほかには、中国だったり、世界各国の植民地からとも言われてる)。第一次世界大戦にアメリカ兵が派兵され、フランスからヨーロッパ中へ伝播していった。
戦争中なので、謎の病なんてのは士気の低下や他国への弱みとなってしまうので隠匿。アメリカやフランス、というか戦争に関わってる国は軒並み隠匿した。
そんな中で戦争に対し中立を貫いていたとされるスペイン(実際どこまで中立だったかは諸説あるが、大勢に影響はなかったレベル)がやべー病気があるけど、自分たちの国だけじゃどうしようもないからと情報を公開。ちなみにこの当時のスペインは200年前の継承戦争などの内乱により弱体化し多数の植民地を失い、貿易戦争で敗れ経済的に困窮、そこにさらに内乱が勃発し産業革命に乗り遅れ、先進国の中の後進国的な立ち位置にいた。
スペインかぜの発生地は諸説あるが、まゆつばな説を含めてもスペインは有力候補にならず完全な風評被害ではあるのだが、当時の立場の弱さ、そして今現在もそこまで立場が強くないことで甘んじて汚名と風評被害を被ってることになる。
2.パンデミックへ・・・
上記の内容と少し被るが、当時は第一次世界大戦の真っ只中、そして参戦国の大半が情報を隠匿(原因が不明どころか、ウィルスが広まってること自体を)。
そして戦争中で塹壕戦という密封空間、特殊な状況・環境という心身共に弱るシチュエーション、またウィルスの特性で伝播するごとに毒性が弱まるというのが、戦争なのでそもそも死にまくるということで感染力が強まり、毒性が弱まらないという状態で致死率は据え置きで感染力だけが高まる変異を遂げていった。
※これはあくまで通説で、実際はそこまで毒性・感染力が高くなかったが、時代的に医療の発達がそこまででなく、隠匿した状態や環境自体が劣悪だったせいで結果として致死率をあげたという説も最近では主流になりつつある。今では当たり前のようにあるインフルエンザだったことも有力視。もしくは人にも感染する鳥インフルエンザだったとされる。
そして戦争が終わり、ウィルスが残り続けたヨーロッパ、発生元とされるアメリカ、そしてヨーロッパ以外からも参戦した国に兵士が帰国し世界的なものとなった。
また、毒性が強いor環境が劣悪だった、医療が未発達だったというのが重なり合いサンプルがうまくとれず 有効な対策がうてなかったこともパンデミックの一因とされている。
3.実際の感染者
少なくとも5000万人、多くて2億人が感染したとされている。この数だけ聞くとそこまで・・・?と思うかもしれないが当時の世界人口は20億人。10人に1人が感染したとされる。また、死者は少なく見積もっても第二次世界大戦の死者並の人数。
そしてこのスペイン風邪は医療技術の発達が十分でなかったのもあるが医療従事者に多く感染してしまい、医療体制が崩壊した国・自治体が多くあった。また、感染した多くは戦争に参戦したというのもあるが、予防接種や感染予防とかが十分でなく免疫も少なかったために若年層が多くかかった。
なお、医療関係者や若年層を除くと、このスペイン風邪の影響をモロに受けたとされるのはドイツ。というのも戦況を基本的に有利に進めていたのだが、フランスに侵攻した際にアメリカを除くと最大の感染源とされるフランスで兵士がモロにスペイン風邪に感染。士気低落や戦線維持の困難さから旗色が悪くなり敗戦。
自力でスペイン風邪を直しつつ、戦争賠償も払う。これが後にナチスの台頭の一因となる。
4.どうやって治まった?
上記にあるように基本的にインフルエンザ・・・それも単体で見れば一説にはそこまで強くないインフルエンザ。なので、隠匿をやめて世界レベルで協力して対策にあたった結果として風化していった。
ただ、正確に治療法というかウィルスがどんなのか判明したのは、発生した1918年前後から半世紀くらい経った1960年代と長引いている(一番積極的だったスペインはこのあとも内乱が勃発)。また世界恐慌 第二次世界大戦などもありそっちが優先。
当時としてはなんかおとなしくなった。スペインめ騒がしよってと、スペインが自国の内乱で忙しいうちに全責任を投げらてた。ただ内乱でやばかったので本気で賠償金をとろうとしたわけでもなく(というかとれない)、そもそもアメリカ フランスといった戦勝国にそもそもの原因があるので叩かれて埃をダサないようにそんなに表立って活動しなかったというのもある。
5.まとめると
初動で隠匿したことで封殺失敗
戦争によって世界的に隠匿
当時の医療・衛生環境の未発達具合で医療体制が壊れる国が多発
戦争や免疫の問題で若い層が中心にかかる
戦争が終わって世界各国で感染したので隠すこと無く対処に
でも結局はそこまでじゃなかったので風化
ただし、有効な手立てが確立したのは半世紀くらい要した
6.新型コロナ
初動での封殺は中国への配慮とWHOの謎行動で封殺失敗
WHO、貿易、中国人観光客目当てで過小報告
検査や感染方法が曖昧で世界各国で水際防衛に失敗
ただし肺炎をもたらすという性質と世界的高齢化により中高年中心に重症化
東京五輪への執着とWHOの迷走
市民各々の認識の違いで温度差
有効な手段は今の所・・・・・・なさげ(老人隔離くらい?)
最後に。
今までの記述はネットという嘘誤報デマがいっぱいあるものがソースなので、1割当たってればいいくらいの気持ちで鵜呑みにしないように
面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。