【ネタバレ注意】第5回マリカにじさんじ杯 本戦・感想
本戦アーカイブ
昨年同様に更新がすごくはやい非公式wiki
準々決勝Aリーグ
笹木咲 本間ひまわり 葛葉 春崎エアル ベルモンド・バンデラス アンジュ・カトリーナ アルス・アルマル ラトナ・プティ 不破湊 来栖夏芽 フレン・E・ルスタリオ イブラヒム
初戦ベビーパークで笹木・本間が上位に出て、葛葉が9位とゲマズで明暗がわかれる形に。しかし笹木は2・3レースで下位に沈んでしまった。
尻上がりに調子をあげていった葛葉が1位。予選Gから続けて同グループとなったイブラヒム、フレン、皇子が仲良く突破。1レース目の貯金を保持したひまちゃんも突破。筆者本命のふわっちも突破で一安心。
突破こそ叶わなかったがアルス、ラトナといったゲーム巧者もめぐり合わせ次第ではいけてそう・・・と惜しかった。
ただふわっちの調子はあんまり良くなさそうなのが不安だ。
笹木の敗因は忙しさと本人が言っていたが、個人的には忙しさというよりかはメンタル面なのかなと思った。1位→12位→11位→3位のジェットコースターっぷりはさすがというかなんというか
というか、28pt(6位4回分のポイント)とれば6位あたりで通過できるものなのだが、この魔境はそれすら許してくれなかった。
準々決勝決勝Bリーグ
卯月コウ 竜胆尊 エクス・アルビオ 星川サラ 魔使マオ 長尾景 甲斐田晴 空星きらめ 先斗寧 風楽奏斗 渡会雲雀 セラフ・ダズルガーデン
まちゅかい強く生きて・・・
Aリーグでは女王が敗退してしまったが、前回準優勝の長尾は6位以下に沈むことなく2位に10pt差をつけての圧勝。剣持に名前を覚えてもらえない歌上手い枠の渡会も実力を見せて2位。星川、竜胆といったシード組も勝ち抜け。昨年より実力をつけた甲斐田も勝ち抜けた。
シードの空星と新鋭 風楽による熾烈な6位争いが繰り広げられ延長戦に突入し延長線で風楽が上に立ち最終枠を勝ち取った。
笹木が落ちたことで心配だったが長尾は大丈夫そうだ。
ちなみに4レース終了時点で6位タイ二人26pt 8位23pt 9位22pt 10位21ptと8位以下にも普通にチャンスがあったことも記しておく。
準々決勝Cリーグ
家長むぎ 夕陽リリ 叶 魔界ノりりむ 成瀬鳴 小野町春香 葉加瀬冬雪 夜見れな 天宮こころ シェリン・バーガンディ 白雪巴
下馬評通りシェリンが圧倒的な速度を見せるかと思えば、叶もそれに遜色無い走りを見せ、その二人がスキを見せれば上をいく成瀬という3人による予想を超えた戦いが繰り広げられた。その3人の後ろをがっちり抑えた形となったのはパワプロのお姉ちゃんこと若女将とハンドルアシストマジシャンの夜見。
最後の1枠を天宮 家長 白雪で争う形かと思いきや、上位3人が堅いこのリーグの最終レースでりりむがあわや1位をとりかける(2位)。しかし天宮も4位と高順位につけて最後の1枠を勝ち取った。
1位争いも4位~6位争いも熾烈なリーグだった。
ちなみにリゼ皇女もデスカメラ枠だった模様。
準々決勝Dリーグ
剣持刀也 花畑チャイカ 社築 鷹宮リオン 三枝明那 愛園愛美 山神カルタ 奈羅花 北小路ヒスイ ローレン・イロアス レオス・ヴィンセント
ローレンと三枝と社が引っ張り、愛園・レオスが割り込み、残る一枠をその他で争う形のリーグとなった。個人的に驚いたのは花畑チャイカの奮闘だろうか。1・2・4レースを6位でゴールしていてあわや準々決勝突破するところだった。しかし山神が3・4レースを5位でキープし最後の最後に差し切った。そして剣持最下位。いやぁ、レベルのあがったこの大会で自宅で出来ないのはかなりのデバフだようん。
このリーグの6位争いはかなり熾烈(6位から11位が9pt差内)だった。誰か切り抜いて。
準決勝Aリーグ
葛葉 不破湊 本間ひまわり 渡会雲雀 竜胆尊 風楽奏斗 シェリン・バーガンディ 成瀬鳴 天宮こころ 三枝明那 レオス・ヴィンセント 山神カルタ
初代・第三代王者の成瀬 第二代王者の葛葉 ガチ勢のシェリン 決勝常連のふわっち、三枝 あたりがマッチアップされて5枠確定して残り1枠を巡って熾烈な争いが起こるのか・・・そんなイージーな予想は吹き飛んだ。
結果だけ言えばシェリン、葛葉は1pt差で1位2位を堅守。葛葉と同様にスタートで躓いた三枝は3・4レース目で2位二連続と尻上がりに調子をあげて4位入賞。
しかしふわっちは1レース目こそ3位をとれたがその後振るわずに9位(筆者の予想はここではずれ)。唯一の複数回王者の成瀬にいたってはまさかまさかの最下位。さっき準々決勝でシェリンと争ってたよね・・・?
この二人が沈んだか沈めたか、ひまちゃんとレオスが3位5位入賞を果たす。
最後の一枠を争ったのは渡会と天宮。2レース目で2位をとったことが大きく効いて渡会が1pt差で6位入賞となった。
常連のふわっちが敗退、元王者の成瀬が最下位となったり、シェリンに普通に届きそうな葛葉 三枝の走りだったり情報量が多いなこの準決勝。
準決勝Bリーグ
イブラヒム 春崎エアル フレン・E・ルスタリオ 長尾景 星川サラ 甲斐田晴 叶小野町春香 夜見れな ローレン・イロアス 社築 愛園愛美
えーこのリーグはあれでしょ、シェリンと好勝負したかなかなが1番手で 去年惜しくも2位だった長尾も上位で 連続で決勝行ってる星川も堅いでしょ。
1位かなかな 2位イブラヒム 3位長尾 4位星川 5位皇子 6位社ってところかなぁ・・・
マリカにじさんじ杯はそんなイージーな予想を許してくれない。
3人も落ちるなんて予想が出来てたまるか。
このリーグは1位が4レースとも違う人で、2位もフレンが2回なっただけで別の人、というか2位以上を2回とったのがイブラヒムとフレンだけで上位が固定されずに混戦模様となった。
12人制マリカだと2位の重要さが高く(3位→2位で2pt増える)、1位はさらに重要さが高い(2位→1位で3pt増える)。果敢に上位チャレンジしたフレンの頑張りが予想というものを叩き潰した形だ。
また2位や3位で安定をとるという選択肢を必ずしも選んだわけじゃない皇子の選択も順位に響いていそうではある。というか短期決戦なので2位や3位で安定をとるというのがそもそもあまりよくない・・・?
決勝戦
シェリン・バーガンディ 葛葉 本間ひまわり 三枝明那 レオス・ヴィンセント 渡会雲雀 春崎エアル イブラヒム フレン・E・ルスタリオ 社築 ローレン・イロアス 甲斐田晴
おーシェリンとイブラヒム残ってるじゃん!という筆者の私情なんてものは一切なく(観てる時は予想なんて忘れていた)。シェリンと肩を並べていた叶と成瀬は敗退し、ふわっち星川長尾といった実力者もここに到達出来ず。ディフェンディングチャンピオンに至っては準々決勝で敗退している。
というか昨年から連続で決勝に来られたのは葛葉と三枝と社しかいない。
かといって初出場も渡会しか辿り着けていない。そんな大会である。
第一レース。前を張るのはやはりシェリン。しかし遜色無い動きで追従するのは三枝。やはりシェリンの走力は高いが三枝がそこに匹敵するのか・・・てか青甲羅ってそれで軽減出来るんだ・・・
第二レース。まずはシェリンが前に出る。中盤までは独走状態だったが、猛追する皇子と争い下位に転落(しかし6位まで盛り返す)。気づいたらさっき12位だったレオスが1位、そして三枝が連続2位で総合1位に躍り出る。
第三レース。コース幅が狭くわちゃわちゃしやすい3DSレインボーロード。前に出たのは葛葉。実は第一レース3位、第二レース5位と悪くない状態。中位で揉まれがちなこのコース葛葉が一気に駆け抜けた。
葛葉 三枝 シェリン レオスの四つ巴が形成されるか。しかし1位をとればここに割って入る事ができる。
第四レース。前に出たのは前走1位の葛葉。青甲羅のダメージ軽減からコイン確保とそつなくこなしてそのままゴール。シェリンは中位からなかなか前へ出られず。三枝も5位とまずまずだが1位を二回とったことで葛葉がかなり有利に。レオスは10位と少し厳しいか
第五レース。前に出たのはひまちゃん。優勝に近づいている葛葉も続く。終盤でイブラヒム、葛葉が抜き去り1位2位3位となり葛葉が2位に20pt差をつけて1位を堅守。2位3位が同点でもつれて延長でもない限りは決まったか・・・? 三枝はここで痛恨の最下位。シェリンも9位と振るわず。
第六レース。前にも見たぞ決勝のベビーパーク。シェリンが3位とるも点差は厳しい。葛葉が11位に沈むも残るライバル候補の三枝10位 レオス12位と振るわず。有終の美を飾ったのは女騎士フレン・E・ルスタリオ。三枝、レオスが下位に沈んだ影響もあり6位タイから一気に2位に。同様にライバル候補が沈んだ影響でシェリンも3位に滑り込んだ形となった。
1位 葛葉 (3年ぶり2回目)
2位 フレン・E・ルスタリオ
3位 シェリン・バーガンディ
いやー面白かった。予想は全然当たらんかった!(◎不破 ○イブラヒム △シェリン)
次回は剣持氏主催ではない可能性が高いらしい(運営主導になるのか、誰か別のライバーがやるのか、そもそも開催されないのか)。
先のことはわからないが、お疲れ様でした!
おまけ1 葛葉
第一回大会準優勝 第二回大会優勝 第四回大会6位 第五回大会優勝
シルバーコレクターと言われていたのも今は昔。気がつけば男性ストリーマー屈指の人気を持つようになった。マリカ自体の腕はシェリンよりかは劣るとは思うが、ゲームそのものの技量と大会の経験、そして何よりにじさんじマリカ大会での実績がある。そこにDLCコースを含めた万全の調整も相まって結果として出たという印象。
というか練習配信の時よりも対人戦が別人のようにうまくなかった・・・?あんなに冷静に対処してた印象はなかったんだけど
こうなると誰も成し遂げていない連覇への期待がかかるところである。
おまけ2 個人的MVP フレン・E・ルスタリオ
第三回・第四回準決勝進出 第五回準優勝
ポンだIQの向こう側だの言われているが、ことゲームに関しては上手い方であるという認識自体は持っていた。
とはいえ、優勝?決勝進出?ってなると筆者は予想していなかった。
予選G 準々決勝A 準決勝B いずれも前評判ではボーダーにいたはず。そして突破はしても総合1位になることはなかった。
それがそれが、決勝の舞台で今まで自分より上だった人物の大半を凌駕して準優勝にまで到達してしまった。
改めてレースアーカイブを見て思うのは取捨選択がうまいのと、思い切りが良い。何より実力を出すのが上手い。本人の中で理屈があるのか、それとも感覚的なものかはわからないが全力の出し方というのを知っているように思う。
ひとえに マリカにじさんじ杯で強かった それがフレン・E・ルスタリオだと思う。
面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。