【774 inc.】ブイアパ解散の理由とかを考える【ヤー】
グループ介さずに774inc.に直所属出来るようになったらブイアパの存在コンセプトがなくなったよね。
1.774inc.って?
公式
非公式
774inc.とはバーチャルYouTuberを運営する組織のことで、現在は法人名:株式会社774inc.のことである。
要するににじさんじで言うところのANYCOLOR株式会社ホロライブ・ホロスターズで言うところのカバー株式会社である。
ちなみに株式会社774inc.は株式会社アドウェイズの子会社であり、本家はこのアドウェイズということになる・・・?
なお、元々は別の会社名で774inc.を運営する(その下にあにまーれ ハニーストラップ ブイアパがあった)という非常にややこしいことをしていたのだが、いつのまにかその会社が774inc.株式会社に名前が変わっていた。
まとめると
株式会社774inc.が
・有閑喫茶あにまーれ
・ハニーストラップ
・ブイアパ(2023年1月7日解散予定)
・シュガーリリック
・緋翼のクロスピース
・その他774inc.に直所属してるタレント(通称ヤー)
を運営しているということである。
企業内登録最多の周防パトラ氏で言えば 株式会社774inc.運営グループハニーストラップ所属の周防パトラ
各方面にコラボしている因幡はねる氏で言うなら株式会社774inc.運営グループ有閑喫茶あにまーれ所属の因幡はねる ということになる。
今回解散するブイアパというのは774inc.が運営しているグループの1つが解散するということである。
というか、公式に774inc.公式HPに企業説明しているページがないんだけど・・・
2.ブイアパとは
元々upd8というVtuberを支援する組織があった。あにまーれもハニーストラップもこの組織の支援を受けていた。キズナアイもここにいた。
ここは結構ゴタゴタしていたりしたため、774inc.は独自に個人勢を支援する仕組みを作るためにブイアパを結成した。(とされる)
コンセプトは なぜかVtuberやクリエイターが集まる不思議なアパート...となっている。
初期メンツである杏戸ゆげはゲームに歌にと幅広い活動をし、後に絵描きをメインに活動する鴨見カモミ(2020年8月脱退)、このnoteでも取り扱ったことのあるバーチャルベーシスト花奏かのん、ゲーマーアイドル季咲あんことバラエティ豊かであった。
そして2020年不磨わっと、小森めとが加入。
小森めとは774inc.で登録者数が周防パトラに次ぐ2番目の37万人(近いところで言うと、にじさんじの静凛、魔界ノりりむ、ぶいすぽの藍沢エマ)とかなり大規模となっている。
3.2020年
2020年は今も続くコロナ禍の元年であり、世界が激変した1年である。
ブイアパで言うといくつかの出来事があった。
・APEXの大流行による杏戸ゆげ 季咲あんこ 不磨わっと 小森めとによるゲーム配信コンテンツの強化
・花奏かのんがどうぶつの森で演奏した動画が盛大にバズる
・鴨見カモミのブイアパ脱退
また前後して4月30日にあにまーれ、ハニーストラップがUPD8から脱退している。
これにより774inc.が独自で本格化にVtuberを運営していくことになるのだが、6人中4人がゲーマー(配信者がゲーマー寄りなのは需要的に仕方ないことだが)で絵描きおよびベーシストの二名は運営にどうなんだという感じになったらしい。
結果として鴨見カモミはブイアパを脱退し、個人勢に戻った。
個人勢をサポートするというコンセプトながら個人勢が個人勢に戻る。Vtuberとクリエイターが集まると言いつつ大半がゲーム配信メインのVtuberという矛盾を抱えたまま年が過ぎ去っていった。
そして2023年1月ついに解散するという流れになった。
4.ヤーとは?
あにまーれから脱退しつつも774inc.に所属したままという宗谷いちか氏が提唱した概念(?)。後にシュガリリを脱退した虎城アンナも774inc.に所属したままなので公式に774inc.所属タレントという項目が誕生した。
ただヤーの語感が良かったためか、774inc.の入力の煩わしさのためか、はたまた両方かヤーのほうがファンの間では広まってる感がある。二人以上だとヤーズになることもある。
ブイアパのタレントは解散後は全員774inc.所属タレント 通称ヤー化する予定。
グループは脱退するけどヤー化するメリットって何かあるの? ということだが、どうにもグループとの契約形態が異なる上に配信内容の縛りがゆるくなるようである。
虎城アンナはシュガリリ所属時から彫金配信を行っていたが、Vtuberあるある素肌を見せずに手袋で実写配信を強いられていて不便そうであった(パトラ、はねるも実写配信をすることもあるが、手袋できっちりするように運営に言われているらしい)。
ヤー化した結果、素手を見せられるようになった。
またそのほかにグループではアイドル的な活動を行うため、レッスンやボイトレを定期的に行う必要があるが ヤー化した場合はそれをしないで済むらしい。
とはいえ自由を得るかわりにリターンも個人のがんばり次第 宗谷いちか氏が言うには給料と企業サポートが減ったそうだ。
そしてこのヤーの概念を考えた時に、ブイアパの個人勢をサポートするコンセプトとダダかぶりしてね・・・?ってなる。
むしろブイアパはゆるく箱の概念がある以上ヤーの劣化状態じゃね?と揶揄されるようになった。
そのため近い内の解散ないしメンバーの少なくない脱退を予期していた人もいた。
5.まとめ
解散の理由としては
・ご時世的な問題と需要に答えた結果、普通のグループのようになってしまった
・クリエイター路線のタレントと音楽性の違いを生んでしまった
・同企業内でヤーと呼ばれるグループを介さない企業に直所属する選択肢がうまれた
・ヤーの存在により個人勢サポートのコンセプトが事実上被ってしまった
6.ブイアパの動画とか
絵:鴨見カモミ 編曲・ミックス・ベース:花奏かのん 動画:杏戸ゆげ
ブイアパオリジナル曲
作詞作曲編曲を担当した花奏かのん氏によるセルフカバー
個人的に好きなブイアパの切り抜き