生きがいって何ですか?
今月もまた学会の受付の短期バイトに行く機会があった。
今回はワークショップの受付担当。
この日は兵庫から来たスタッフの人と一緒に組んで仕事をした。
その方が面白くて、いろんな世間話をしながら受付に座っていた。
兵庫の方が学会の初日に組んだ子との話を教えてくれたんだけど、
世間話の中で「生きがいって何ですか?」と聞かれたとの事。
8月の国際会議の時にも居た人できっと真面目な青年なんだけど、その彼が兵庫の人に聞いたこと。
まあまあ初対面なのに聞くことなの?とひと笑いした後に「なんて答える?」という話になった。
兵庫の人は「子どもも成人したから後は行きたい所に行って食べたいものを食べる」と答えたらしいんだけど「それだけですか?」って言われたとの事(笑)いや、十分やがな(笑)
アタシは何て答えるだろうか?と考えた。
自分が考える生きがいとは?
「あー生きててよかった」と思える事なんじゃないか?と思う。
そうなると推し活かしら…
あとやっぱり音楽かな。ライブ見てる時と自分が歌う機会があった時は歌ってる時だったなあ、とぼんやり思いながら短期バイトが終わった。
昨日、今年最後であろうライブを見てきた。
ずっと好きなヒックスヴィルのライブ。毎年やってるのやでのライブ。
あーやっぱり好きだ、真城さんの声が最高だ。
アタシ、女性の声はトーンが低い方が好きなんだなと再確認。
友だちもロートーンの声の友だちが多いかも。耳に突き刺さるような声の人がいない気がする。
中野信子が言っていた「人の好みは声のトーンと匂いで決まる」を思い出す。
三人のハーモニーも駆け引きも、息が合う感じもしゃべりも面白い。
30周年ということで、30年同じメンバーで出来るのがすごい。
3曲目が最高に好きな曲だった。この曲をライブ当日まで歌いながら過ごしていた。
アンコールで3曲ほど。最初の曲をマイクから外して歌っていた。
プロの歌唱をマイクを通さず聞けるライブ、最高。
なんか泣けてきた。
「ああ、アタシの生きがいはこれだよな」としみじみ思うと「生きててよかったしこれからも生きよう」と思えたらまた泣ける。
でも泣いたと同時に最近聞いた友だちが号泣したというエピソードが面白くて泣きながら吹き出しそうになるという情緒。
「なんか最近つまらないな」とか「アタシ何して生きていくのかな、目標が立てられないのはどうせ叶わないと思うからかな」とか「思てたんとちゃう」的な思いが駆け巡っていたので、そこにあの歌声。
ああ、アタシにはこの楽しみがあったんだと思うと嬉しくて泣けてきたのだ。
おお、生きているだけで丸儲けなのだ。さんちゃんありがとう。
ついつい比べてしまうけど、自分軸を作っていきながら自分の人生を作っていけばいいんだなと思う。
音楽は最高だ。