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人を許せない加減

今定期的に話す、と言っても基本いつも一人の職場なので忙しいときにしか組んで仕事しないんだけど、その彼女にいろいろ聞いてみている。
彼女は自称「暖かいロボット」で、基本人への興味が無いとの事。話を聞いているといろいろ面白いし趣味が合う。


こないだ「許せない人っている?」と聞いてみた。
彼女の答えは「いないですね〜」だった。
「わー羨ましい、そうなりたい。」と話すと、「いやそれがみやさんのいいとこじゃないですか〜人と接する時に愛が溢れてますよ。人が好きすぎるんですよ」と。
コンプレックスは魅力になるってこのこと?


アタシはつくづく人を気にして生きてきたなあと思う。
それがここ1、2年でやっと分かってきた。
こないだボディコンバットをやっている時も思った。
みんなの表情を見て、楽しそうだからその影響を受ける。必死な表情の人もいる。ああ、こうやっていちいち人を気にしてきたんだな私はとつくづく思った。
もっと自分集中型でいいんだ。切り捨てていく。
みんな自分のことで必死。だけどプラスの影響は取り入れていきたい。


ふと考えると自分には「虫唾が走るやつ」が思いつく。
前の職場の後輩が言った「いけすかねえ」というピッタリなことばがいつも思い出される。なんでそうなるのかな?と考えた。
それがまた福祉関連に必ずいたなあと思う。
しかしこれも結論、類は友を呼んでいるから、自分も同じだったという話。
同族嫌悪とはこういうことか、と腑に落ちた。
人を許せない心理についての心の師匠、加藤諦三さんの解説もちょうど見た。


人を許せない人は、人を放っておけないのだ、と。
おお、またここに出てきた「放っておけない」というワード。
今の世の中は特に放っておいてもらえない。
SNSも発達してしまって、もともと日本にあったお互いに監視し合う文化(=ちゃんとしてなきゃならない、人に迷惑をかけてはならない)がさらに強まった気がする。
「放っておける」ということは心理的には積極性があるということで、逆に積極性じゃなく受け身の人が人を放っておけなくなると。
自分の抑圧している感情を他者の許せない箇所に見出して、そこを批判する(許せない)ことで自分の自信や正義を肯定しようとするとの事。
抑圧している思いは自分そのもので、それを認めることで自分が成長していけると諦三メッセージ。ああそうか。


やっぱりまだまだ自分を出すという箇所が出来ていないのが悔しいのだな、と思う。
それと自分に厳しくて自分を受け入れてないから、他人にも厳しい目線になるのだ。自他の境界線の無さ故の思考。わあ、人生とは修行だな。
まだまだ未熟だ。


人を気にして、人の反応を見て、人の顔色を伺いながら生きてきたけど、それが自分が生き残る上で最善の選択だったのだ。
それでしか生きられないと思っていたし、思い込んできた。
けど世の中はそうじゃないということが、社会に出て20年を過ぎてやっとわかってきた。社会と接するって本当にいろんな学びと発見があるんだな。
家族への捉えも変わってきた。
悪いところばかりじゃないと気づいてきた。
最近見る家族の夢の内容が変わってきた。
夢の中で思いの丈を親に言っている(笑)以前は本当に悪夢だったけど。
何より衣食住の提供は溢れんばかりにあったのだ。今でもその恩恵を受けている、ありがたや。アタシには出来ないなあとつくづく思う。
仕事でよくお母さんたちに言っていた「衣食住の提供で十分だよお母さん」、その通りの保証は十分にあったのだ。
わあ、こんなところで繋がるとは。


最近ナムジュンがインスタにあげた文章。
これがまた刺さる刺さる。
本当に詩人だし、表現がわかりやすく心にすぅっと入ってくる。
本当に魅力的。自分の頭をこのように使うと充実するんだろうなあと思う。
でも彼の苦悩も見える。
今回の文章は「幸せに生きたいけれど脳がそれを防いでしまう」という話。


”脳はそもそも幸せを感知・満喫するためには作られておらず、危険を予測・探知するために最適化された臓器である。
人が共通して感じる感情は喜び・悲しみ・怒り・驚き・嫌悪・恐怖で、ポジティブなものは一つしか無い。また、脳には否定的情報にしきりに大きな比重を置くパターンがあると。
だからこの放っておいたら否定的な捉えに陷る脳のパターンに負けず、騙されずに、『経験する+瞬間を味わい感謝する習慣』を、積極的に身につけていきましょう。”


ああなんてベストタイミング。
ナムは私の心が読めるのかしら???と早速吟味&感謝。


警戒しすぎ、心配しすぎ、考えすぎで生きてきた自分がまたひとつ肯定されたと吟味&感謝。
おお、流行らせたいな吟味&感謝。
自分を必死に守るための自己防衛だと思ってやってきた・考えてきたこと(取り越し苦労、予防策考えすぎ、「失敗したらどうしよう」)は、自分の足枷になっていることのほうが多いということが分かった。自分の行動を止めてきた。
でもやっぱり、今まで書いてきた日記を見てもそうだけど、考えることが趣味なんだとつくづく思う。
やめられないし没頭できる趣味なんだ。時間を忘れる。
やらずにはいられない。
しかしドツボにハマらない訓練を。それこそプラスの影響を発見したい。
考えがひらめくことがたまらないのだ。
「こういうことだったのか!こうすればいいのか!」の方向を向きたい。
でも知りすぎても疲れるからあやふやの練習も。
そしてナムが言うように、「人生は本当に難易度が高い、でもそれが人間の人生」
だからsavoring&appreciate、脳のパターンに負けない。
わあ素敵。やっぱり好きナムジュン♡
結局推しの話に変わってる。👅ペロ

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