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経験は自分の財産で最高の証明
またまたまたまた『となりの雑談』のサクちゃんとスーさんに背中をどつかれて励まされる。
エピソード108「一粒の経験」
このタイトルもひと夏の経験と掛けてんのかな〜←年代
最近のバレンタインが自分の為に買う風潮が好きだ、という話。
高価なチョコを自分の為に買っているのがとてもいい、と。
バレンタインはチョコを買って男子に渡しあげた結果、自分がその男子に見合うかどうかを相手に決めてもらう行事だと。
自分で出資したものを相手に献上して自分の価値を相手が決めるというシステム。
渡された相手の男子も大変だよね、と。
バレンタインをこのように言語化出来る彼女たちが本当にすごいしこの通りだ。
当事者が自分の為にことばやモノを取り戻すというのが好きだとスーさん。
おおなるほどな、刷り込まれたものって本当に考えることに立ち返るきっかけがないものだな。
その普段買わない高価なチョコを買って食べてみて自分がどう感じるかという「経験」は、誰にも奪われないものだよねという話。
経験は人から奪われない。技術も。それが自分の財産だと。
高価なチョコを選んで買って食べてみるという経験。
やってみて自分がどう感じるか。
「こんなもんか〜」なのか「わっ!おいしい!また食べたい!」なのか「1回でいいや」なのか。
そうやって経験すると一個基準が出来ると。
それに対する自分のものさしが出来るんだろうな。
これは誰にも奪えない経験だと。はーなるほどな。
経験はやってみると全部得なんだと。損はない。やれば財産になる。
経験してみた時に「こんなもんか〜」と思ってもそれは失敗ではないんだけど、世にいう「ハマらなかった」という結果に自分が至らない時にそれも経験の結果であって、失敗ではない、と。
自分がやってみてどう思うかという実験だよね。今自分がやっていることと重なって、またまた「それでいいんだ」と肯定された気がしている。うれしい。
自分の趣味に関して「ハマらなかった、つまんなかった」と思った経験は無い。きっとハマらない側を選んでいないからだと思う。バンドのライブはどれも楽しい、行かなきゃよかったと思うライブやフェスは今のところ無いぞ。あまり冒険もしていないからかな〜?知らんけど。
そういう意味では、どの状況も楽しめるかもしれん。自分が楽しそうだと思ったことに関しては、そこで良い方向で自分の感受性を使えているんだと思う。
あ、一個あったわ、金返せと思ったイベント(笑)去年?の精神科医のイベントだ(笑)大学生の学祭みたいなのに金払った感じだったわ。あれは金と時間返せと思ったなー。あ、でも客席を見ているのが面白かったからいっか。
でもそのハマらなかった、失敗したと思う事に関しては、自分の自尊感情と関係があるんじゃないか?という話になる。
自分とその事象が対等だったら「失敗した、損した、やりきれなかった」という思いにはならず、「ハイ次ー」となる。
でもその事象と自分が対等ではなく、事象の方が上だと思っていたら、ハマらなかった、やらなきゃよかったと思った時に「やりきれ(楽しみきれ)なかった、私に能力が無いからだ」という敗北みたいな解釈になりがちだと。
ふーむ。
自分はこれは対仕事だと感じた。
去年本当にいろんなバイトをやってみた。
ゲストハウス、接客、ガイド、通訳案内、ホテルのフロント。
チャンスが回ってきたものには首を突っ込んでその世界に身を置いてみた。
途中で受けた大好きな師匠の職場。でもここで「あ、縁が無くてよかった」と初めて思った面接を経験した。縁がないとはこういうことか、と。
最後のホテルのフロント、やりたかった旅行業の一部でウキウキだったけど、マジで激流で流れについていけず。敗北感があった。やりきれなかった感はあったけど、やってみた結果「この年齢からの新しい業界はしんどいな」というのが身を持って分かったし、自分の英語の刃が立たなさも思い知ることが出来た。これで自分の基準が分かったのだ。実験の結果がちゃんと分かった。
あ、でも話を聴いてここまで書きながら思ったけど、これは自尊感情もあるけど自分の中の「べき思考」の強さによるのかもと思いつく。
「ハマるとはこうあるべき」みたいな域に自分が達さなかったら失敗、みたいな。あとそこにコンプレックスがあるとこの思考になるのかも。
自分の仕事へのべき思考がそうだ。
アタシは「長年勤め上げることが成功」だと思っているフシがあることに気がついている。それが自分のコンプレックスだと思う。
去年のバイトに関しても、今は「縁がなかったな」と思えるけど短い期間で辞めたものに関しては「勤め上げられなかった、やりきれなかった自分は残念」という自分のべき思考で自分の首を締めていたと思うな。
でもスーさんが「思い通りにならなかった自分にフォーカスしすぎるのも良くない」と。うん、マジで。縁が無いとはそういうことだから。
この後の転職活動もそういうことだと、今は思えるようになってきた。
それと「好きなものは自分を遠くへ連れてってくれる」という流れに。
あーマジでそれ。
経験することで付帯する経験もあって、それもプラスになっていくと。
んーその通り。一個も無駄ではない、何ならプラスにしかならない。
子育ての経験を通しても、自分の知らない世界と繋がれると。
わあ、その通り。
来月また壮大な推し活に出る。
自分で選んだ、自分にしか出来ない経験をしに行って、自分にしか無いエピソードを持ち帰り、人生のネタにしていこう。
♫どーんなことが起こるかな〜?でワクワクドキドキなんだけど、推しがその先へ連れてってくれるし、それはもう2023年に実証済み。
あのLA行きで私の人生は変わった。ユンギがきっかけをくれて行動した自分スゴイエライ好き♡かっこいいぞ。
推しがくれた移動距離はざっくり、LA往復16479キロ、NZ往復31919キロ、韓国往復2816キロ、次はシカゴ〜LAに行くよ!!!!!!!ホビ〜\(^o^)/
その「完遂しよう、やりきらなきゃ」みたいな上手くやろうとする心構えはマジで捨てたい。上手くやろうじゃないんだ。アタシは自分で自分を連れて行く、やりたいことをしに行くんだぞ。楽しみでしか無いだろう。
思い通りに行かないことをすぐに失敗だとジャッジしない。これも自分にしか出来ない経験なのだ。時間が経ったら絶対にネタになることも知っている。
失敗しないようにいつも警戒・取り越し苦労・構えて準備…ああ疲れんだろこの性格。もう幼少期の自分ではないんだ。もう大丈夫。おばさんだしな。
今まで何とかなってきたし、何とか出来たからもう心配しなくていいよ。実際失敗だと思った時、自分は傷ついたか?それも人の厚みを作るし、ネタになるんだよなあ。