日本みたいにアノマリーがありそうな分野 in 米国株
日本株でトレードをしていたので、米国株でも「●●できるかな?」とふと思い立つごとに調査をすること半月。まあまあ行けそうな場合とまったくだめそうなものがわかってきています。
優待カレンダー投資 → 配当カレンダー投資は「アリ」
日本株では優待カレンダー投資の一種を主戦場にしているので、こっちでもそれができるかなー、と調べてみると、そもそも株主優待制度がなく、そのかわり配当が充実している米国株。毎日10から多い時で200近くの銘柄に配当権利日がやってきます。
あほみたいな数の配当権利日。。。これではそれをもらうために値上がりしていくアノマリーはなかなか現出しません。かわりに、配当権利落ち日にすとんと株価が落ちるケースを多数発見しました。これはこれでいけそう。
好決算狙いは、かなりギャンブル性あり
好決算狙いの買い貯めなどもありえますが、米国株のほうがアナリスト予想がしっかりしていて、かつ1銘柄あたりの参加人数も日本株よりはるかに分厚いので、コンセンサス予想にもブレが生じにくい印象。「出遅れ」「見落とし」「IPOしたばかり」みたいな要素を絡めて意外性でお祭りになる銘柄を発掘するのは、面白いかもしれません。スクリーニング機能は、無料レベルでもそれなりにいいのがありますが、どこかの有料サービスに入って利用した方が、スクリーニング精度がアップすることは明白ですね。さて、どうしたものか。
特化したファンが結構いて参考になります
米国株投資をしている先輩方でも、グロース中心、バフェットフォロー、バイオ専門など、特化したファンが結構な数いらっしゃるのを知りました。この人たちの作戦を参考に、自分にフィットしたありかたを模索中。しかし結局は、日本株で培ったフィールドが基盤になりそう。
●●採用銘柄を仕込む
とくにNASDAQ100、S&P500、NYダウ採用銘柄を探す、というのは、日経225組み込みや東証一部に指定変更を狙う日本株探しに似ていておもしろい。これはいつも起こっているイベントではないので、いざというときのためにある程度フロートを作っておかなければ、と思います。
難しいと感じたもの
逆に米国株ではなかなか成立しなさそうなのが、数日のデイスイング投資です。米国株の手数料は、高すぎます。かつ高すぎるスプレッドと為替差損の要素も加わって、いまのところ、買い値から3%以上値上がりしないと利益が出ない構図であることがわかってきました。
米国株ってすばらしい
なんて言う人多いですが、素晴らしい、に向いている人と向いてない人がいることも確か。かつ、手数料体系についてちゃんと説明しているブログは皆無であることも判明しました。
多くは、証券会社の銘柄購入に対する手数料を一律比較検討する程度のレベルですが、たとえば円ベースから米国株を買ったとき、為替レートは何時のものが反映されるのか、その際に追加されるスプレッドはいくらなのか、というところが「米国株ってすばらしい」という人たちすべて含めて非常にファジーです。
このあたりはメールフォームや電話のカスタマーサービスを通じて連日厳しい質問をしまくっていますので、まとまったら後日お伝えしたいです。
外貨にしたときに外貨MMFや外貨建てETFなどにいったん預けるあるいは買うということをして利息を取ることなども重要です。貸株サービスもあるので、長期保有には面白い特典もあるんだな、と知りました。
分析や調査をやりすぎて最近はパソコンに座る時間が倍になりました。それだけ面白い要素満載です。