Fear & Greed Indexは「超満足」
相場録は本体のHPにまとめるようになりました。
CNNがまとめる市場心理動向:Fear & Greed Indexは、ついに「超満足」圏に達しました。しかしこれは相場の天井圏を示唆する状況でもあり、今後のポートフォリオ戦術は注意が必要かも。
11月29日現在の同様の超満足状態に対する指摘記事はこちら。
8つの指標
Fear & Greed Indexは、8つの指標にもとづく指数
・Put and Call Options:過去5日のオプション比較
・Junk Bond Demand:ジャンク債への投資傾向
・Market Momentum:S&P 500の125日線かい離状況
・Safe Haven Demand:株と債券どちらに投資家が向かっているか
・Stock Price Strength:52週線の最高値を打つ数 vs 安値を打つ数
・Stock Price Breadth:ニューヨーク証取の取引量の増減を測定
・Market Volatility:VIX指数の観察状況
これらの指数判断は、以下のとおり。
Put and Call Options: 超強気
Junk Bond Demand: リスクオン
Market Momentum: 急激なプラスかい離
Safe Haven Demand: 株(リスクオン)
Stock Price Strength :強気
Stock Price Breadth :上昇
Market Volatility :低リスク
ナスダックの状況をみてみる。
普通に上昇。フォロースルーでスキがない?
ぼりんじゃーバンドで見てみると。。3シグマの上限を平行移動中。これはいったんの調整もおかしくない、という状況に見えますが。
改めてF&Gの数値状況78。これは2019年9月から10月ごろと状況が同じ。
その当時のナスダックはどうだったか?
うーん、どうなんでしょう。今の株価はきれいなフォロースルーですので、この当時のジグザグとはまた違った趣があります。
25日移動平均線を支持線とした調整はあるかもしれませんが、上昇傾向であることにはかわりありません。下値を探る場合、個別株の下の窓が多いことが気になります。このあたりまでの調整が、やっぱり起こるのかな?という視点。どんな調整が入るか、という視点を維持しながら銘柄購入をする方向ですね。