2021年に取り組みたいこと
株式投資再開半年。含み益ながらも60%プラスで2020年の動乱期をしめることができました。最初は「みんなが言う」高配当株を、と思いましたが、配当利回り5%程度を「高配当」と言ってる時点でおしまいであることに気づいたので、いろいろシフト。
米国株投資は、1万円など低予算からを始めることができる素晴らしさがありますが、株は結局は数の理論。1万円株を10年かけてテンバガーしても10万円にしかならない現実から目を背けてはならないのです。参入のしやすさを糧に、低予算のうちにいろいろと経験を積み、中予算になったときにその知識をフル活用して成長スピードを加速させるのが、米国株投資における真の王道であることに気づきました。
低予算の人は、1日も早く資金を積み上げる方策を
FIRE、FIREとツイッターで騒いでいる人たちは、この本をもとに資産形成論を考え、実践しています。
この本の革命的なところはいろいろありますが、給料を追加して総合資産を増やすこと。意外なんですが、投資法解説本の99%は、金融商品単独での資産増加を推奨しています(分散投資であっても結局そのすべては金融商品だ!)。投資教に嵌った私は、この考え方がまったく抜け落ちていました。そうだよな、株でお金を増やすことが最終目的ではなくて、お金を増やして何をしたいか、なんだよね。今のところ私の目標は、配当金で生活できるようにすること、なのです。株で1億めざすことではありません。
低予算から始められる米国株投資のいいところとわるいところ
日本株のように単元株制度だと、1回の損失が万単位になることはザラで、それを労働によって穴埋めするまでにどんだけかかるんだ、ということが多い、ことに比べれば、今の損切りは2000円とかばかりなので、2,3日バイトがんばればなんとかなるのです。これが低予算で始めるいいところ。間違った売買の反省も、授業料は安く、数日でリカバリーできます。その間に反省し、検証し、研究し、テストし、成果にし、自信を持ち、自分を信じることができるようにできる。これがいいところです。
逆に利益確定もちまいものです。米国株で暴騰というのはだいたい1日に8%以上の上昇で、20%台は万歳三唱レベルですが、20ドルの株を5株、約1万円分もっていても、20%の暴騰成果はたったの2000円です。私はテスラを2株8万円分買ってますが、今含み益を利確すると16万円分になります。が、差額8万円分は、パートのおばさんの1か月分給与と大して変わらないのです。半年かかってそれなので、1か月あたり成果は、1日の警備のバイト代とどっこいどっこいくらいという現実もあります。
株は資本主義のたまもの。ゆえに、数が必要なのだ、というのを思い知った半年でもありました。
FIREの論を借りれば、給与やポイント、せどりで稼いだお金などなど、あらゆるお金を資金につぎ込んで資金を増やすことが重要。それを失わないように、という心理から高配当株投資とFIREがなぜかセット販売されていったので、その経緯を見越したうえで自分の資金成長スピードを改めて試算し、資金規模別に戦術を決めるべきです。1万円投資家が高配当株に投資するのはおかしな話なのです。
1万円投資家、10万円投資家、50万円投資家、100万円投資家、それ以上の規模の投資家。それぞれの資金ステージでやるべきことは異なります。いまのところつかんだ資金規模別感覚は、以下の通り。
●1万円投資家:すぐに暴騰する可能性のある銘柄を1点突破
10万円投資家:配当も出るが3から10バガー候補を6銘柄くらいに分散
30万円投資家:一定サイクルで利確できる銘柄投資と10バガー候補を折半
●50万円から100万円投資家:30万円投資家の構成比率を調整しながら
100万円投資家:高配当銘柄を20%程度保有に伸ばしながら30万円投資家での策を継続
600万円投資家:テンバガー候補の比率をアップさせる
1000万円投資家:高配当銘柄の比率をアップさせる
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*●:ただいま実施中
いちおう補足しておきますが、1万円投資家はお祭りになっている銘柄に飛び乗って飛び降りるということではありませんから。私の場合は売り豚の踏み上げ相場になりそうな銘柄を保有してます(ショートスクイーズ狙い)。あとは、ミネルヴィニ式で30%利益を取ったら次に行く、という手法も考えられます(それはまだやってない。マネックス証券の枠を使って実験予定)。
ウエルスダイヤモンドの方針は変わらない
配当株のような安全型株式とオプションのような超ハイリスク資産の組み合わせ。そのバランスをハイリスクを少し、低リスクを多めにとるウェルスピラミッドは投資の王道です。しかし、資金規模によっては十分な高配当株を持つことは不可能です。わたしの資金規模だとミドルリスクを最大構成比率とするウエルスダイヤモンドが理想だということに考えがいたりました。
ミドルリスク下で損失が上回ってしまっては元も子もないので、仮に失敗したとしても、将来的に株価は上昇してゲインを得られる、という保険をかけておくことにしました。それが理論株価との比較による売買です。ミネルヴィニ式の採用で、理論株価比で割安なもののみをチョイスしているのはそのためです。理論株価は、Simply WallStの有料プランを申し込み、参考にしています(ほかにStockRoverなどでも公開されています)。それを書いた記事はこちら。
YahooF.USでは1yrTargetとしてアナリストの目標株価平均が掲載されていますが、これは理論株価とは違います。いちおうの指標にはなりますが、証券会社の売りたい銘柄、買わせたい銘柄などの思惑もあり、危険な香りがしたので、あまり参考にしていません。が、多くの人が見ている数値でもあり、実際に上値追いではこの数字のあたりで上昇が止まることも観察しています。
2021年に取り組みたいこと:生活配当を年間2万ポイントゲットを最低ラインにしたい
生活で得られるポイントを投資に回すことをして半年。年間でTポイントは1万ポイント稼げるかもな、という見通しを立てることができました。アフィリエイトやその他特典など、ポイント化できるもので年間2万ポイントゲットできるように日々気を付けて生きていくことにします。
ブログ解説や有料記事などで、いちおうポイント以外の収入を得られるよう仕組みづくりは行っていますが(これらの収支は生活配当としてポイント化し、カウントする予定)、基本自炊ポイントゲッターの方針なので、目標設定は低くしています。期間限定ポイントが多すぎたり、規約が月単位でコロコロ変わる楽天経済圏での活動はミイラ取りの罠であふれていると感じているので、消極的です。
2021年に取り組みたいこと:節約体勢の総仕上げ
いろいろなところで食いつき、食べ残したのが多かったので、2020年はTポイント体勢を整えながらそういったものを整理していきました。
[済] 全クレカのキャッシング枠放棄
[済] 丸三証券の1万円引き出し
丸三証券の口座閉鎖
カブコム証券の口座閉鎖
マネックス証券の口座閉鎖
マネパの口座閉鎖
DMM証券の口座閉鎖
[済] ビットコイン利確
ビットコイン利確分6000円の引き出し
[済] アルトコイン利確
[済] アルトコイン利確分5万円の引き出し
融資時に出資した信金の出資金1万円&利子の引き上げ&引き出し
使わなくなったクレジットカード解約①ルミネカード
使わなくなったクレジットカード解約②ファミマカード
トライオートETF解約&預金5000円引き出し
[済] 換金してなかった商品券などすべて換金
そんなこんなで6万円。まだ未解決が約2万円。。今後のポイ活でポイントゲットをもくろむなら、使ってない口座は即閉鎖して再度ポイ活でいただく(ことができるなら)よう整理をしていきます。
2021年に取り組みたいこと:総合資産100万円達成
給与からの入金や含み益で資産は現在80万円レベルにまでアップすることができています。暴落するとふっとびますが含み益は2000ドル分あるので、現在の持ち株の成長が進んでくれると、自然と総合資産100万円は達成できそうです。
しかし、含み益込み、ということは、持ち株保有分で6000ドル以上がロックされている状況にあります。売買の自由度として現金ポジションは残り20万円弱しかないので、総合資産100万円を達成した後は、予備資金で100万円が得られるようトレードで稼いでいく戦略作りが必要だと考えています。
2021年に取り組みたいこと:配当株の整理
2020年のレビューでも書きましたが、配当株を整理しています。
まず、購入時単価で配当利回りが7%以上の銘柄で、タダ券投入によってその比率を劇的に伸ばすことができる銘柄。さらに理論株価比で50%以下の超割安銘柄。チャートを見て上値が重くなる価格帯がなさそうな銘柄で絞り込みをかけた結果、$DHT をトップ銘柄にし、$PRU $AFG の金融株を市場レーダー機能持たせながら保有継続という結論になりました(市場レーダー的には銀行株をもうひとつほしいところ。PBCTのカレンダー投資時に少し残すか、カレンダー投資で保有中のEFCを少し残すかどちらかになるだろう)。$DHTは徐々に購入をしていて、100株(だいたい6万円分)まで株数を増やそうと思っています。100株にした場合、年間配当額は現状のしょぼ決算段階で80ドルなので(DHTはタンカー運用会社。海運ね。コロナ禍では死亡銘柄なのね)、PRUもAFGも1株簡単に買える環境になり、複利効果をいち早く導入できるようになります(PRUとAFGの配当額は持ち株数反映させたて合計16ドル:保険会社と地銀。これらもコロナ禍で微妙な銘柄群なのね)。DHTはTポイントからの転換を優先させたので、実質配当利回りは投資開始1年目で27%くらいまでアップします。
資金規模が大きくなったら、サクソバンクでのみ取引されている毎月分配型の超高配当ETFの回転売買をはじめようと思っていますが、回収予想サイクルが30日から80日なので、ある程度の資金が必要。ゆえにそれは150万円規模になってからなので、まずは高配当株保有戦術を通じて、配当受け取りとその後の再投資方針をライブで経験し、経験値を上げていくことに。
2021年に取り組みたいこと:新コバンザメ投資法(ミネルヴィニつぶやき銘柄の飛び乗り買い)で成果
ミネルヴィニ式投資法を本で勉強していますが、その答え合わせをツイッターの本人のつぶやきで確認できるのが、いかにも現代っぽいw
ここに出ている成果報告の、100%以上の成果を出す銘柄が今年中に出てきたら、大いなる自信になる気がしていますが、中期戦を覚悟しています。現状、保有額は30万円分くらいになっているので、売るポイントを構築しないといけません(本人は売るポイントを教えてくれない)。
2021年に取り組みたいこと:テンバガー候補の継続所有
資金を最も確実に増やす王道は、好決算銘柄に投資しつづけること。株価がそれに伴って上昇してくれることです。$DKNG $PLTR $GM $NNOX $ETSY $SPCE は最有力候補と思っていますが、すでに数倍になっている銘柄がほとんどです(上場初日の初値を基準)。分散投資にしているので、個別銘柄の成果は少なくなりがちですが、銘柄選択で間違いがなかったと証明されたら大いに自信になります。
投資家チャンピオンシップへの参加
もし、もしですが、ことし資金が2万ドルを超えたら、私は来年カレンダー投資法で投資家チャンピオンシップにエントリーしようと思っていますw
というか、実現次第、翌年度のチャンピオンシップにエントリーしたいです。たしかエントリー基準は自腹2万ドルだったはず。
2020年12月末時点ですべての同銘柄を利確した場合、310ドルの成果になります。6000ドルのうち、使っていたのは1500ドルなので、年利ベースだと20%くらいでした(ただし運用は半年)。うまくいったとして、20年度チャンピオンリストに照らすと、最下位争いに食い込めるような気がしている(なんと豪胆な)w
ミネ氏が引用したチャンピオンリストに自分の運用成績を書き込んでみるw
しかし足元は、「きょうの白菜ゲットに何ポイントつくのか?」「今月コストコで何ポイント稼げるのか?」をまじめに考える日々からです。
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