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相場録を本体とコネクトへ

10年ちょっと前に投資家を一度離脱して、10年たってまわりの投資家を含めて感じたこと。

億稼いでいる人はほとんどいない。むしろ、消えている。

いや、どこかでやっているのでしょう。

ITバブル手前の頃は、新興株のIPOでぼろ儲けしていた人たちが、ウキウキしながら情報発信してました。その人たちも2割くらいしか生き残ってませんし、マジョリティとしては成果をうまく出せていない人のほうが圧倒的に多いわけです。

そのマジョリティのひとりとしてこの10年を振り返り、今後10年を考えると、とくに派手なことをせずに、地道なことをやってればいいんじゃね?という気分になってきています。

投資をやるからには資産を増やさなければ。

投資をやるからには目標額を決めなければ。

自分でコントロールできるものであれば、そういう目標設定は重要ですが、相場という暴風雨の中を、わかった気で、何十年と長く続けることを考えると、そういう意気込みはクソだよな、って今は思えます。ある程度、このくらい稼がないとだめだよな、という見立ては必要ですが、それにこだわるあまりに今手元のポジションがマイペースでなくなることが負けの原因になるのは、10年以上前に経験していたこと。

10年後に何倍かになっていればいい。

そのくらいでいいんじゃないの?理論派ぶる人にとっては笑いものでしょうけれど、そういう目標を持って熱弁をふるったブロガーの何人が今も更新を続けているのか、というと、けっこういないしね。

配当で生活できればいいね。

そのためには10年後に何倍かになっていればいいんじゃない?

といっても、グロース株の元気なのとか、S高でやんや言ってる銘柄を見ると、血沸き肉躍るイケナイ根性がむくむくと出てきますが。

相場録は2年くらい毎日つづけていて、それは08年10月も記録していました。2009年11月にぱったりと更新が止まり、私はネットでは「行方不明」になりました。

最近、ローソク足の投資法や考察の過去記事を探したりしていると、2013年ころまでがんばっていた人たちのブログになぜかたくさんたどり着きます。この頃に動いていた人たちの考察記事は、おもろいものが多かった証拠なのか、単に自分の志向がそっち向きなのか。

それはさておき、noteは相場録のスクラップブックみたいなものなので、タイムライン上にホイホイネタを上げる内容。これらを1つの記事にしっかりとまとめているのが本体の記事群、という位置づけにしています。

09年からぴょーんと20年の記録に飛びますが、今見てもしょうがないのとか、企画倒れになったものとかを削除したり休眠させたりして、身なりを整えなおしている最中です。

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