きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2024/11/20
聡太くんがカリカリを食べてくれない。別の器にうつしたり猫用かつおぶしをかけたりして騙し騙し食べさせている感じだ。それでもいちおう食べてくれるからいいものの、常に「ぼくこれいらない」とやっているのでなんというか不安というか聡太くんが贅沢おキャット様になってしまった……という気持ちだ。
これでは「とにかくカリカリを食べない聡太」だ。パンツ一枚でブリティッシュ・ゴッド・タレントのステージに上がることになってしまう。「安心してください、食べてますよ!」だ。
カリカリは3時間食べなかったら下げねばならない。ヨダレで雑菌が湧くからだ。事実聡太くんは残ったカリカリを食べてお腹を壊したことがある。
だからなんとしても食べさせねばならないのだが、本猫が「ぼくこれいらない」と拒否して、いま器を変えたのに食べてくれないという状況である……と書いていたら食器の様子を伺い始めた。とにかく食べてほしい、猫が「食べない」という状況はなににも手をつけないことを言うそうなので最終的に食べる聡太くんは食べていることになるらしいのだが。
カリカリを食べないのを見ると「具合が悪いのかなあ……」と心配するのだが、本人はいたって元気でタンスに登ったりしている。
だから心配のしすぎはいけないと思うのだが心配なのは心配なので仕方がない。
さきほどこの記事のなかで「食器の様子を伺い始めた」、と書いたが、そのあと少しポリポリ食べて「もういらない」と拒否したので、食器を変え、いまはかつおぶしをまぶして食べさせているところである。なんとか食べてくれたが、細かい破片を残しやがった。
なんだろう、この贅沢おキャット様ぶりは。いまは「ふう、おなかいっぱいになった」と水をコペコペ飲んでいる。もっときれいに食べなさいとのび太くんのパパのごとく(普段おだやかなのび太くんのパパであるが、いっぺん説教を始めると2ページまるまる説教に使ったりするのだ)長い説教を聞かせたい気分だ。
軽々と高いところに登ったりするのは健康だということだ。たまちゃんは晩年まるで動かなかった。だから健康だと思いたい。
高いところに上りはするのだが見ているとずっと寝ているので、やはり健康不安説が出てくる。
そもそもチョッキンした猫はいっぱい寝ていっぱい食べるようになるらしい。だから世の中には「避妊・去勢済みの猫用」のキャットフードが売られている。聡太くんは安いキャットフードだとお腹を壊すので「グレインフリー」というのを食べている。
この記事を書いている人間は統合失調症なので、あるわけのないことを妄想してしまうのだが、たとえば「聡太くんは実はクローンで、テロメアが短くてもうお爺さんになっているのでは……?」みたいなことを最近よく考えている。そんなことがあるわけないのだが。
それではガンダムSEEDDestinyのレイ・ザ・バレルだ。レンタルビデオで観ながら「うわあ美少年! 佳人薄命!」となったのが懐かしく思い出されるが、自分の家にいる動物がそうだったら大変いやだ。
ドンヨリしてしまったので楽しい話題も書く。そういえばXで見かけたのだが、猫というのはそもそも鳴き声でコミュニケーションを取らない生き物で、飼い猫がニャーニャー言うのは人間の言葉を真似しているのだという。
それはかわいい、しかしなんだかおもしろい
。猫は人間が好きなのだ、人間が好きだからニャーニャー言うのだ。かわいいではないか。
人間の家にいる猫は永遠に子猫、ということだろうか。聡太くんは自分を小さいと信じているので、きっと永遠に子猫なのであろう。なんてかわいいのか。カリカリをなかなか食べないくらい許してやるしかない。
きょうは1日みっちり聡太くんを遊ばせようかな、などと考えている。遊んでクタクタになればお腹も空くのではあるまいか。実験の結果は発表するかもしれないししないかもしれない。