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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2022/12/21
雪がヤバい。
いやわたしの暮らしているところは秋田県内だと比較的降らないところなのだが、それでもヤバい。幸い昨日の超大雪は免れたが、きょうは雪かきをしてから原稿を書いている。
雪と言えば、たまちゃんが若いころ冬に脱走しようとしたことがあって、出ていって雪に触って「つめたっ」となってすぐ戻ってきた。
聡太くんは靴についた雪をおいしいおいしいとなめる子なので、外に出て行ったらそのまま「わーいゆきだー!」となるかもしれない。
なにを根拠にそんなことを言うかというと、岩合光昭の写真集のなかに弘前のリンゴ農園で飼われている猫の写真があって、まるっきし当たり前みたいに雪の上で遊んでいたからだ。
それは弘前で外飼いされているから慣れているだけかもしれないが、少なくとも雪かき中に楽しそうにお散歩する犬を見たので、猫ももしかしたら雪の中を駆け回るのかもしれない。
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最近聡太くんは「手で押さえる」という必殺技を編み出した。
パウチのキャットフードを朝タッパーウェアにあけて、朝と昼は小皿に取り分けて与えているのだが、夜は洗い物を増やしたくないのでタッパーウェアからそのまま食べさせている。
しかしタッパーウェアは陶器の皿より軽いので、隅っこのほうをなめようとすると動いてしまい、あちこち移動しながら食べることになるのだが、聡太くんはそのタッパーウェアの側面に前脚を添えて、動かないようにして食べられるようになった。
ちょっとずつ知恵をつけてきている。最近あんまり遊んだりはしゃいだりしないので、知育玩具でも与えてみるかと少々ググってみたのだが、いまは猫の知育玩具というのがいろいろ出ているようだ。
転がすとおやつの出てくるオモチャでも買い与えるか、と思ったが、しかしたぶん聡太くんのことだ、かじり壊して終わりだろう。それに下手に知恵をつけるとドアノブの開け方とかケージの開け方とかを考えてしまうかもしれない、という理由で却下された。
猫にもモンテッソーリ教育というのはあるのだろうか。名前の元ネタの人ほどでなくてもいい、ほどほどに賢くなってほしい。
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最近聡太くんは夜中に人間のトイレでトイレットペーパーの入っている袋を噛んでいるらしい。しかも飲み込んで吐く。
なにか対策はないか、となって、トイレ文庫を撤収してしまうのはどうか、という話になった。
我が家のトイレ文庫はバカの壁シリーズやへんないきものシリーズ、某国家擬人化漫画、ブラックジャック、ナーゴシリーズなどで構成されている。しかし最近読むのはもっぱら岩合光昭の「ニッポンの猫」くらいだ。
トイレ文庫をどかせば、聡太くんの手のとどかないところにトイレットペーパーをしまうことができる。
しかしそうなるとトイレ文庫はどこに移動すればいいのか。わたしの部屋が妥当なところだが、本棚はそろそろ厳しくなってきた感じだ。大掃除のときに雑誌は好きな記事だけ切り抜いて処分してしまおうと思っているのだが、それも何年かやるやる詐欺状態である。
たとえば百均のストックボックスみたいな、聡太くんの手出しできない箱を買うのは? と提案したが、しかしそうなると置き場に困る。
猫と暮らすって難儀なことがいっぱいあるなあ、と思う。それが楽しくて一緒に暮らしている節もあるのだが、しかし「たまちゃんはそんなことしなかったぞ!!!!」事案がいっぱいあるのはどうにかならないだろうか……。