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さようなら、おっぱい

こんにちは!
毎回読んでいただいて、ありがとうございます!

本日は、「おっぱい事情」について、、、


1. こんにちは、おっぱい


おっぱいとの出会いは確か小学校中学年
くらいだったと思います。
今まで平らだった胸がどんどん膨らみ出し、
「なんじゃこりゃ!」とびっくり。と同時に
女性らしいと言われている体に近づくのが
嫌で嫌でたまらなかったです。

子供ながらに、「おっぱいは嫌」という
感情があったんですね。
膨らんで欲しくない気持ちと
どんどん膨らんでいく現実とがぶつかり、
行き場のない感情と戦っていました。


2. 小さくなれ、おっぱい


膨らんでいく胸をどうやって平らに見せるか。
色んな方法を試しましたが本当に大変でした。

中学に入ってやっと、ちゃんとした
スポーツブラというものに出会い、
しばらくそれで過ごしました。
でも購入するのはいつも本当のサイズより
小さいのものでした。
なぜかというと胸を潰してくれるから。
多少キツくても、小さく見せるための
我慢なんて平気でした。

大学生になってナベシャツ=
(胸を潰し、目立たなくさせるためのシャツ)
というものがあるのを知ります。
でもつけていることを
見られると嫌だというのもあって、
あまりつけていませんでした。

社会人にもなるとサッカーもしていたので
一番潰れるスポブラをいつもつけていました。

そんなこんなで自分の人生、
おっぱいという物体に悩まされ、戦い、
苦しめられてきました。

やっぱり女性として生まれたことは、
どうしようもない事実です。
おっぱいとはこの先、一生付き合って
いかなければいけないのかなと
思い込んでいました。

なぜなら
親から授かった身体を否定することは、
絶対にできなかったしこの気持ちを知られると
どんだけ悲しむだろうと想像すると
何もできませんでした。
「今の自分を受け入れることが正しいんだ。」
と言い聞かせて。

しかし自分や周りに嘘をつき続けるのは
本当に辛かったです。
笑顔で振舞っていたけど本当は
傷ついたことだってたくさんありました。

だからもう親に打ち明けることにしました。
そうすると案外、
自分の人生、好きなように生きていきなさい

その一言でやっと決心することができました。

そうだ、おっぱい取ろう。


3. さようなら、おっぱい


そしてついに、2019年12月17日
おっぱいを取り除く手術を受けることが
できました!!!!!!!!!!
手術することを伝えたのは、
お父さん、彼女、上司、友人でした。
(お母さんに言わなかったのは
心配すると思ったからです、すません。
この場で謝罪します。笑)

とにかく痛かった!!!!
と同時に嬉しくて仕方なかったです。
(詳細に関しては別の記事に書かせて
いただきます。)

今まで猫背で歩いていたのが、
少し胸を張って歩けるようになった。
おっぱいがないだけでこんなにも
人生明るいんだ。
今まで悩んできたことがちっぽけに
感じました。

手術をしてくださった先生には本当に
感謝してもしきれません。

そんなこんなでおっぱいとはお別れしました。
今は真っ平らの状態です。
これからは胸を張って生きていこうと思います。
今は本当に人生が楽しくて楽しくて
仕方ありません!!!


次回は、胸の手術(乳房切除手術)について
詳しく書いていこうと思います。

こんな記事を読んでいただき、
ありがとうございました!


また来週〜

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