春。それは唐突に
春ですね!
暖かで柔らかな陽射し、爽やかな風、豊かになりゆく緑とつぼみ、春分の日を過ぎて加速する春の季節感の中、まだまだ寒さも目立ちます。
先日は強風が吹き荒れました。聞くと雪や霰やもあったそうです。加えて天気予報を見れば、三寒四温はどこへやら。
あれれ春あれれ。
天候は人の手に余れど、食は手軽に季節らしさを感じさせてくれます。
春限定のスイーツ、皆さん如何です? ぼくは桜味が大好きなので桜味の甘味を堪能する日々です。通院や、たまにの散歩・遠出の際に季節に触れる。良いです。ぼくは変わらず良い日々を送る最中です。
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最近ふと、ぼくは焦りを感じていることに気付きました。
他人と比べて、ではないと思います。多分比べているのは自分自身。白血病に罹ることのなかったもしもの自分と比べて焦りを感じている。
健康体だったらできたはずのことが今、やりたいと思ったその時にできない。できないのを分かっていて、自分の現状と睨めっこして、それでもやろうとして駄々を捏ねかけて、理性が働いてやめる。そしてできなかった自分のイメージを引きずる。
ぼくは、例えば頻繁に遊びに外出とか、旅行とか、恋愛とか就職とか、お寿司食べたりとかを考えた時に悩んだ。今できないなら未来で、ぼんやりとした未来でなんとかできるようになろうって、そのために何者か(なんかすっごいお金持ちとか)になってやろうって。
この具体性のなさがいかにも焦ってるって感じですよね。お金持ちにならないとできないことってなんだろう。ぼくは何を考えたんだっけ。
前回の記事で似たようなことに触れた気がするけれど、お陰様で当時よりもまた少しできることが増えて、まだ表出していなかった気持ちが現れたのかも。
ってことはずっと同じようなことで上がり下がりしているわけか!
周りの大人達にとってぼくの焦りは想像に易いらしく、焦って当然、仕方のないこと、でも今は他に目を向けるべきことがある、それも仕方のないこと、とよく言われます。ぼくもそう思います。むしろ今までよく気付かないほどに隠れていたなって。
考えても仕方のないことなら、考えないようになりたいなと思う。でも考えちゃうんだよなあ。
「白血病に罹らなければこんなことは考えなかったんでしょうか」。
いや、そんなことはない。ないと思う。
「もしもの自分」と実際の自分を比べて焦ったり落ち込んだりするのは誰だって起こり得るんじゃないか。ぼくはたまたまそれが白血病に罹患したことを機に起きただけで、人生の分岐点っていっぱいあるし、先天的な障害だって存在するし、こうしてればああしてればって話はこの世に溢れているよ。
ぼくだけではない。ぼくと同じような境遇の人間だけが経験するものではないんだ。
そう思うとなぜか、本当に全くなぜかわからないけれど少し心が軽くなった気がしました。
焦りなんて全く抱かない時間をぼくは知っています。それは目の前のことに夢中になっている時です。
占いをやっている時とか、本を読んでいる時とか、友人と遊んでいる時とか、こんな風に文章を打っている時とか。
なんだ。考えないようになる方法は知らなくても、考えないようにする方法は知ってるじゃんぼく。
色んなことを追いかけて夢中になって、必要に応じて先を見て計画を立てて、しばらくは先を見る度に考えちゃうかもしれないけれど、それを繰り返す内に“成る”のかもしれないなと思いました。
考えることを無駄とは、悪いとは思わないけれども、ぼくはそうなりたいというお話でした。
楽しいこと好きなこといっぱいやりたいな!
以上。今回の記事はこれでおわり。
この記事は、共感してもらえる人が多いと嬉しいな。
皆さん体調管理気をつけてね! 手洗いうがいしっかりよ〜!
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追伸。
洗顔で泡を落とす時にお湯じゃなくて冷水を使うとなんか良いことを知りました。慣れたら冷たさも心地良いよ。オススメ。