博物館ボランティアを増やすために改善すべき点について(7月21日(日)分)

今日は私が書いている日本語表現の論文の内容を書こうと思う。

今の博物館と関わる人は、学芸員と来館者とボランティアの三者がいる。その中で博物館ボランティア(以下、「博物館ボラ」と略す。)の存在を知らない人が多い。

では、どのようにすればより多くのボランティアを募ることが出来るのだろうか?

博物館ボラは、学芸員の補佐役を担ったり、学芸員と協力して展示や企画を行ったりもしている。さらに、永田香織氏の記事の一部を要約すると、博物館ボラは普及行事から主発し、調査・展示・出版につながり、行事参加者としての関わりを持ち、市民が博物館の様々な機能を担う存在になると言う試みあると言う。(注①)尚、私が言った事のある名古屋市博物館でも、ホームページでボランティアを募っていたり、地域の人へアンケートを取り企画展等の参考にしているという事を学芸員から聞いた。

しかし、市民と博物館が連携すべきと言っても私が学芸員に聞くまで知らなかったように現状としてボランティアの存在は知られていない。そのため、ボランティアも増えない。

従ってこのままでは、現状からは抜け出すことができないので、私は博学連携(学芸員が各学校に出前授業をして博物館について知ってもらう)より強化すべきだと思う。まずは、各学校へ出向いた時に学内で子どもボラ、中学生ボラ等を募集すると良い。そして、イベントで補佐の役割を果たしてもらう。その上で学生達自らが企画、運営等を行うプロジェクトを実施してもらう。

例えば、映像を学んでいる私自身は映像資料の作成や上映会の実施等で参加出来る。その他の例としては、地域の関連した小さい企画展、ミニ学習会をすると良い。

このようにしてボランティアを増やしていける様にすべきである。学校時代から博物館ボラに関わると成人してからもボラになる可能性がある。また、その親や祖父母への広報にもなる。

以上様にボラになり実際に行う事をすれば周囲の人への関心が増え博物館ボラになろうと思う人が増えてゆくのではないだろうか。

以上私からでした。

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