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#002 降ればどしゃ降り

エピソード

はい、ええと、ま第二回目ですよ。
ええと、前回はー、ま、ほぼ、この番組のコンセプトやタイトルの説明でおわったんですけどもぉ、
そういや、私の自己紹介を全然やってなかったなあと思って。
まあ、身バレNGでやってますので、公開できる範囲で。。。
私、そっとと申します。
血液型はA型、星座はお羊座です。
好きな色は黄色。好きな食べ物は。。
おっと、これ以上は身バレしてしまうので、次回以降に回しましょう。

この番組「和尚は逃げても寺は逃げない」は、ミッドエイジクライシスまっただ中の私sottoが、世界のことわざや名言を紹介しながら、日々感じる事を吐露していくという番組です。

番組説明

今回紹介したいのは「降ればどしゃ降り」ということわざです。
みなさんどうですかね?知ってはいるけど、あまり使われないのではないかな?と思います。
この「降ればどしゃ降り」、すごく好きなことわざなんです。
なので、2番目にもってきてるわけなんですよ。
これはもともと英語のことわざだったものが、日本語に定着?したようです。
私も、たぶん最初に知ったのは英語の教科書か参考書だったのかなーと思います。
英語では「it never rains but it pours」と言います。

意味は、雨が一旦降れば、ちょうど良い雨なんてものはなくて、どしゃ降りになってしまいがち、というようなところから、「悪いことは重なる」という意味で使われるようです。

これどう思います?
私は、雨がそんなに嫌いじゃないんですよ。
雨が降れば、誰も外で遊べーって言わないし、どんよりした感じなんかも結構好きなんです。
そういう人もそこそこ多いんじゃないかと思います、
雨がモチーフの小説や歌もたくさんありますしね。

  • 「雨に唄えば」

  • 「はじまりはいつも雨」

  • 「雨の慕情」

  • 「雨上がりの夜空に」

  • 「みずいろの雨」

  • 「レイニーブルー」

  • 「長崎は今日も雨だった」

タイトルに「雨」は入っていないけど
長渕剛さんの「裸足のまんまで」とか、井上陽水さんの「傘がない」とかも良いですね。
マイナーなところでは鈴木ヒロミツさんの「たどりついたらいつも雨ふり」とか。
なんか古いのばっかりになりましたねー

どれも雨自体にポジティブなイメージはないけど、物悲しいところを、なんかまだ楽しむ余裕があったり、雨の中に、雨上がりに、希望がみいだせるんですよね。

月並みな言い方をすると、雨があるから晴れがあって、虹が出る事もある。みたいな。

なので、私の中では「降ればどしゃ降り」は、そんなに悪い事が重なるイメージではなくて、長い間続いたり集中しすぎたりすると嫌な事が、集中してしまいがち。単に忙しい時って忙しくて嫌だなあ、暇な時暇なのに、みたいな感じの解釈なんです。

私がよくつかうシチュエーションは、仕事が集中して重なった時に皮肉を込めて使いますね。
雨は人がコントロールできないけど、仕事はある程度コントロールできるのに、
「仕事を自然現象とおんなじと考えてんじゃねえよ!」っという意味を込めて、「降ればどしゃ降りですねー」「降ればどしゃ降りだなー」っと言う感じで。

雨もあまり悪いイメージがないのは「どしゃ降り」までですね。

「どしゃ降り」の「どしゃ」は「土・砂」の漢字が当てられてますが、語源は「ドシャッ」というオノマトペから来ているようで、「どしゃ」ってちょっとコミカルな響きじゃないですか?
雨も「台風」「嵐」になってしまうと、さすがの私も良いイメージはないですね。

子供のころは台風の夜に、部屋の窓がガタガタなって怖くて眠れなかったり、、、今でも怖くなる時もありますよ。大きな台風の度に災害も起きますしね。

それに「嵐」は「戦争」のメタファーなんですよねー。

コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズの「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」の最後のシーンの「There's an east wind coming, Watson.」は有名ですよね。
ホームズがワトソンに「東の方から風が吹いてくる」と言うと、ワトソンは「そうかい?こんなにも暖かいよ」と返すんです。

東からの風は、舞台のイギリスだと大陸の方から吹いてくる風で、冷たくて体に悪く、嵐の前触れなんですね。
ホームズは「嵐」、つまり戦争が始まるぞ!って、言ってるんだけどワトソンはピンと来ずに、寒くないよって答える。
面白い掛け合いですよね。

と、いうことで雨は嫌いじゃなけど台風や嵐は好きでないわたくしsottoでした。
と終わりたかったのですが、何か違和感がないですか?
私「雨がモチーフの小説や歌もたくさんあります」って言ったんですが、歌しか挙げてないんですよー。

なんでかって?

実は雨がモチーフの小説がまったく思い浮かばなかったんです。
それも、びっくりするぐらい思い浮かばない。

だもんで、無理やり嵐の話に持っていって、たいして読んだことがないホームズの話をひっぱりだしたりして。

聴かれている方で、「雨がモチーフの小説」を知ってるぞー!って方が、いらっしゃれば、番組の感想と一緒にお便りをもらえるとありがたいです。

このラジオはいっかいの「ことわざ」おたくが、ゆるくたのしく、「ことわざ」の面白さを語るラジオです。
自由きままな「ことわざ」トークですので、厳密な考証は行っておりません。
内容には諸説あります。ご了承のうえお聞きください。

注意「ことわざ」

エピソードのメタ情報

第二回の台本です。
第一回が無理やり番組名を取り上げているんで、実質の1回目みたいな感じの回でした。配信日は2024/03/23でした。これも半年以上前ですね。

大好きなことわざをテーマにした回で、我ながら傑作回だと思ってます。
聴取回数は1回に比べてイマイチですが。。。

英語の部分は「音読さん」を利用してAIに読み上げてもらってます。
先日、妻にあなたのポッドキャストは全部AIに読み上げてもらったほうがいいんじゃない?って言われました。

最後の注意「ことわざ」の部分は大好きなポッドキャスト番組「ゆる言語学ラジオ」のパロディです。
興味のある方は、最後の部分だけでも聴いて頂けれありがたいです。

「和尚は逃げても寺は逃げない」はポッドキャストで配信していて以下プラットフォームで聴取可能です。

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