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#013 鶏口となるも牛後となるなかれ
エピソード
はいおひさしぶりです。
いやー、あれやねNを、えーと収録回数とした場合、4Nマイナス3回目の配信になるかな?
で、Nイコール4。うん、
だき、あ素数回目やん、しかも。13やき。
今回紹介する諺は、「鶏口となるも牛後となるなかれ」です。「鶏口」は「鶏の頭」、「牛後」は「牛のお尻」です。
なので「鶏のあたまになっても、牛のお尻にはなってならない」ということで、大きな集団の下にいるよりも、小さな集団の先頭にたった方が良いという意味です。
四文字熟語の漢文「鶏口牛後」を、日本語に訳したものですね。
この言葉すごく好きな言葉なんです。
大きな集団の下の方から見える世界は、その集団ですよね。行く先や未来は見えませんよね。小さな集団の先頭なら、行く先は見えますね。
思い上がっていると思われるかもしれませんが、自分でコントロールができないのっていやなんですよね。
物事全てをコントロールしたいわけじゃなんですよ。
世界を変えようとか考えているわけじゃないし、服装なんてなんのこだわりもないですからね。自分でコントロールしたいなってものがあると、コントロールできないと嫌なんですよ。
自分で作るものや、イベントや催しものですかね。
そういう事もあって、大学生の頃は小説を書いてましたね。小説は1人で完結しますからね。大学のサークルだと映像や演劇のサークルもあったけど、そっちに興味はほとんど無かったですね。
ポッドキャストもいいですよね。基本的には1人で完結できますよね。スポンサーなんかもいないから、そんなところに気をつかう必要もない。性に合ってます。
そんな性格なんですが、天性のビビリなんです。だもんで、就職活動するときに、最初は今でいうところのベンチャーみたいな。
小規模で尖った事をやってる会社に就職したいなあと考えていたんですよ。
内定をもらった会社は二社で、一社は従業員四人の会社でかなり尖った会社。もう一社は70人ぐらいの会社。でも、就職活動をしていると、そのうちだんだんと心配になってきて…
いろいろと考えた末に就職しました。
安心してください。いまでは、犬の腰ぐらいのポジションです。
70人ぐらいの会社を選んだんですが、当時は70人だったら十分トップを狙えると考えてたんですね。世の中を舐めてたから。
従業員4人の会社を選んだらどうなっていたでしょうか?
おそらく今頃、過労死してますね。その会社、結構有名なブラックな会社だったんです。
実は、就職活動も舐めてて、全然活動なんかしてなかったんです。めんどくさかったから。
受けた会社も全部で4社。行った就職セミナーも1回。それも、全然興味ない企業のブース回って、あら捜しして嫌な質問をぶつける。完全に舐めてますね。
例えば手打ちうどんのチェーン店のブースで「うちは、機械で手打ちうどんの味を出すので、修行なんてことはないんです。」って説明を受けたら「機械でうどん打ってて、手打ちうどんってお店出していいんですか?」って質問する始末です。
確かにその会社はよくないかもしれないけど、就職する気もない会社のブースで、悪ふざけして良い理由なんかない!
鶏か牛か、頭かお尻か、そんな事を考える前に、自分の将来に真剣に向き合う。そういう姿勢が欠けてましたね。
なんで、若い人には、自分と向き合って、いろいろと調べて、悩んで「ここぞ」って働き先を選んで欲しいですね。
で、結果どうだったか?そんな事は、どうでも良いんです。そういうプロセスが大事だと思うんです。
なんか、説教臭くなってしまいましたね。
今日は、こんなところでしょうか?
この番組、和尚は逃げても寺は逃げない、は皆様からのお便り、募集しています。ハッシュタグ「ニゲテラ」でX、旧ツイッターでポストしていただけると嬉しいです。
それではまた、おめにかかりとう存じます。ごきげんよう。
エピソードのメタ情報
第13回の台本です。
配信日は2024/07/06でした。
この回は結構反響がありました。
私の番組のリスナーの方はこの言葉が好きな方が多かったみたいです。
エンディング?の最後の挨拶は大好きなポッドキャスト「確率の瓶詰」のオマージュでした。
実は、この少し前に「確率の瓶詰」を配信されている「ちとせ」さんという方が、私の番組のパロディ回を配信されてたんで嬉しくなってやっちゃいました。
「ちとせ」さんの「確率の瓶詰」はこちら。
もしよかったら、このエピソードのポッドキャストも聴いてみてください。
「和尚は逃げても寺は逃げない」はポッドキャストで配信していて以下プラットフォームで聴取可能です。