【最新2024年】卒論の見出しの大きさってどれくらいがいい?
「卒論の見出しの大きさってどれくらいがいい?」
卒業論文執筆の大詰めを迎え、体裁を整える段階に入った大学生の皆さん。読みやすい論文を作る上で、見出しの大きさは非常に重要なポイントになります。果たして、適切な見出しの大きさとはどれくらいなのでしょうか?
まず、見出しの役割を理解しましょう。見出しには、以下の3つの重要な機能があります。
1.論文の構造を視覚的に明示する 2.読者が内容を把握しやすくする 3.章立てやトピックの切れ目を明確にする
つまり、見出しがなければ論文は途中で読みにくくなり、ただの文字の塊に見えてしまうのです。
それでは、実際の見出しの大きさはどうすれば適切なのでしょうか?基本的には、以下のように大中小の3段階で設定するのが一般的です。
大見出し:章立ての部分 例)「第1章 研究背景」 中見出し:節立ての部分 例)「1.1 ○○における課題」
小見出し:項立ての部分 例)「1.1.1 ○○の現状」
この大中小の設定を守ることで、論文の構造が一目でわかりやすくなります。
では、具体的な大きさはどれくらいが適切なのでしょうか?ここでは、主要なワープロソフトの設定値を参考にしてみましょう。
【Word】 大見出し:24pt 中見出し:18pt 小見出し:14pt
【Pages】 大見出し:28pt 中見出し:20pt
小見出し:16pt
このように、大見出しは20ptを超え、中見出しは15pt以上、小見出しは14pt前後が一般的な目安となります。大きすぎる見出しは目に余るだけでなく、ページのバランスを崩してしまいます。
もちろん、設定値はあくまでも目安です。指導教員から別の指示があれば、それに従う必要があります。また、論文の分量によっては見出しの大きさを微調整する必要も出てくるかもしれません。
例えば、長文の論文であれば、ページ全体に対する見出しの割合が小さくなりすぎるリスクがあります。その場合は、見出しを大きめに設定した方がバランスが取れるでしょう。
逆に、論文が短めの場合、大きすぎる見出しが冗長に映るかもしれません。そういった場合は、やや小さめの設定にすると全体が見やすくなります。卒論の作成は最初はやや困難で、難しく感じるかもしれません。そこで、リンクを活用してみることをお勧めします。リンクは論文を公開しているサービスサイトです。さまざまな論文を閲覧することが可能で、また、これらの論文を自由に利用することができます。ぜひ、リンクを訪れ、論文を読んでみてください。