広がる放課後デイ、保護者の声を卒論に。
障害を持つ子供の余暇活動の福祉サービスである放課後デイ。全国で急速に数を増やす中、保護者たちは、一体どのような基準で評価と選択を行うのか。
学校との連携、社会生活を見越したプログラム…、質を問われる放課後デイのこれからを考える卒論を紹介します。
学生の卒業論文を紹介するnote「タカシとソツロン」では、卒論の内容をまとめたスライドで、若い知識を届けます。
初回は、「放課後デイ」。福祉分野の現状をお伝えします。
タカシです。
今回の卒論紹介は、「放課後デイ」に関するものです。
親たちのニーズに合わせて、最近施設の数がかなり増えてますよね。ただ施設の質には幅があると思います。そんな中、今回の卒論は、2箇所以上の施設を見学した保護者たちへのインタビューから、シビアな保護者ネットワークによって評価・選択される現状と、放課後デイの「課題」を明らかにしています。
それでは卒論の内容をまとめたスライドを見てみましょう!
いま、放課後デイは急速に数を増やしているけど、親の視点からも「質」の追求は第一なんですね。
ずさんな施設では、虐待なんて事件も明らかになっています。↓
産経WEST:「たたいたのはノリツッコミ」あきれた言い訳…大阪の障害児施設虐待、府警も捜査
施設の質に幅があるのは事実ですが、ずさんな施設は厳しく評価されていくはずです。
インタビューの通り、保護者や学校との関係性を大事にし、広い視点から子供に目を向けられる施設が、生き残るんだと思います。
ブロガー議員も、放課後デイの課題をまとめていますね。↓
おときた駿:居場所を失う青年期(18歳以上)の障がい児たち...放課後等デイサービスの「その先」へ
さて、この卒論の本文は、こちら↓から見ることができます。
放課後デイの役割・課題、インタビュー内容について詳しく読むことができます。(卒論本文なのでボリューミーですが)
今回の卒論紹介では、福祉のトレンドであり、数を増やす中で課題の多い「放課後デイ」について取り上げました。
次回も、福祉分野や社会問題を取り上げます。
それでは!