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建物につきもの

最近は日本では梅雨が終わったようでだんだん熱くなっていると聞きますが、一か月前に梅雨が終わった台湾では日中には日差しが強くなり、また温度も35度以上になるため外にいる人は多くないです。実際自分が外に出て時に人を見るのは学校の傍にいるからだと思います。学校の傍のごはん屋さんもやっていないので外を長くなり日差しがつらいです。こんな日差しの中では人はみんな家の中にいて冷房を使うのですが、そんな家の中にいても家に帰ってきたときに部屋が全然冷えないこともあり、嫌気がさしますがそれらはすべて太陽のせいなのです。当たり前っちゃ当たり前ですが、それが太陽から受ける輻射熱というのはあまり知られていないのではないでしょうか?輻射熱は太陽から放たれた熱が建物に当たって発生する熱です。太陽からはお肌に悪い紫外線、太陽の色の可視光線、そして地球を暖める赤外線などが届きますが、この赤外線が輻射熱を生んでいます。
この二つのことから建物に輻射熱(赤外線)が当たらなければ建物は温まりにくくなります。この解決方法はよく知られている。グリーンカーテンやすだれ、軒の出など光を少なくする、建物に直接入らないようにするなど考え方はいろいろあるものなのです。すだれでは輻射熱の緩衝材の役割をして、グリーンカーテンでは緩衝材の役割をしつつ、葉と蒸散をすることで吸収した熱を放出することをし、軒の出には反射や家の中に入って温まることを阻止するためにせり出していたりします。単純ながら少し生活を変えれば建物が温まって冷房が効かないことが少しは緩和されるかもしれません。

今年の夏休みはいつもより少し改心して設計の大会に参加したり、それの作品を作るために材料を買いに外を駆け回っています。自分の性格上何か終えてからでないと外に出て行動する気になってきません。(これも直さなければならないのですが、完ぺきというか、計画できないというか)そういうこともあるため基本的には午後から動くことになってきます。台湾で一番日差しの強い時間であるお昼に出るため長袖、日焼け止めをつけなければすぐに焼けてしまいます。それをしてもなお、暑さが強くバイクに乗っていると涼しく感じるため日焼けに気づきにくいということになってしまいます。最近でも外に出たときには腕が真っ赤になってしまいました。海に長らく行っていないななんて感じましたが、自分は焼けたら赤くなってしまうタイプなんだと危機感を覚えました。台湾は夏至の時期には南中高度が90になるところもある緯度が低いところに位置しています。自分に興味のなかった中学高校の頃を穴埋めして自分という人生ゲームを楽しめるように動きたいです。


 


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