読書会のご利益
去年あたりから、
会社で読書会をやってます。
みんなで読んだ本をシェアする習慣ができつつありますが
これが本当に勉強になるんです。
読書会をやってみて気づいたことを、一つ紹介します。
そもそも自分が本当に必要な情報とは
出会いにくいものです。
山口周さんも、松岡正剛さんも言っていたんですが、
例えば、経営の知識を身につけようと
本屋に行って、経営の棚を散策してみても
どれもビビッとこないものばかりって経験ありますよね。
それは、自分が本当に必要としているものが
自分自身が分かっていないというのが理由だそうです。
自分のフィルターが機能していない。
だから、例えその情報を見ても、
素通りしてしまうんですよね。気づかない。
それが一転、他人から発信となると、
その情報をちゃんと理解しようとする。
するとアナロジーが働きだして、
情報の背景にある概念とか、考え方に目がいくようになり
「これは自分の探していた問題の答えになるじゃん!」
という気づきがおこるわけです。
ここでようやく、
自分の探していたものが、何だったのか分かる。w
「分かる」ってことは、
自分の認識が「変わる」ってことでもあるわけですね。
”分かる”と”変わる”。”変わる”と”分かる。
あと、他のメンバーが、今どんなことに興味があるのかも分かるのもいい。
もし、やってことなければ、是非お試しあれ。