カメラのこと
フィルムカメラ、いいですよね
私がカメラと出会ったのは小学生の頃。自信満々に、デビューは早かったですよ。周り、主に父親が上手い上手い言ってくれたもので、神童なのではないのかと我ながら思っておりました。あの頃の単純な思考回路、素直なココロが今とっても欲しいです。
当時父から借りていたのは、NIKONのFEかEM。今でいうマニュアルカメラで、まあ厳密にいうとピント以外フルオートなのですが。その辺は割愛しましょう。昨今の若い人たちが未だにフィルムの良さを探求し、撮影しているのを見るとやはり良いなぁと感じます。なんとなくで撮ってないのが伝わる写真が多いからでしょうか。
当時あこがれのカメラ
時代が中途半端でしたので、憧れはデジタル一眼レフ。買えないからフィルムを仕方なしに使っていた最後の世代だと思います。貴重な存在だから読んでくださいね。
小学校に出入りしていたカメラマンが当時使用していたのがNIKONのD100とかD70。まーこの2機種には憧れました。買えもしないのにカタログをもらいに行ったり、銀座のニコンに父親と一緒に行ったりと、今思うと父親本当にありがとうという感じで、未だにその話を両親としたりします。
結局デジタル一眼レフを手に入れたのは高校の時。それも憧れのニコンではなくキヤノンだったという。中古在庫がなくてね。こうして時折カメラマンを買って出る人間となっていきました。
デジタル移行して
しばらくはフィルムと両立させてました。Canonの一眼はM42マウントというねじ式マウントとの相性が良かったので、FUJICAのST801とPENTAXのSPで両立。露出はデジタルで見て、ここ一番はフィルムで、というなんとも通な高校生。まだフィルム代も安く、ヤフオクで36枚撮り10本200円、店頭でもフジの業務用36枚が300円とかの頃ですから今とは事情が違います。
5年くらい前にフィルム代が600円を超えたあたりで辞めました。タバコみたいでしょう、幾らになったらやめるって感覚。喫いませんけどね。
そこからフルサイズ移行するときにNikonのD700になりニコン党に。未だに現役でCFカードを抜き差しし、パシャン!パシャン!とミラーレス全盛期にミラー音を響かせながら撮影をしております。
アナログをあきらめ、しかし質感のインスピレーションを少し探求して、フィルターや編集でたまにフィルム風の仕上げをしたりします。
ミラーレス問題
空気を読みすぎなのかなんなのか。シャッター音が自分なりに気になってしまいます。赤ちゃんとかびっくりしちゃうよなぁとか、自然体の撮影の時気配が消せないとか。そんなことを考えるともうじきミラーレスも検討しないとかなとか思ってもいます。
半面嬉しいことも言われることがあって、ちゃんと撮影されてる感があってよいとか言ってくださる方もいらっしゃいます。
一長一短。ここもフィルム時代からの移行と同じくしばらく両立させても面白いのかなと考えております。
今使っているD700、もう15年近く前だしさ!と懐に鞭を打っていきましょう。
でもね、結局はセンス
いい写真!とメタ情報を見て愕然。Iphoneかよ、ということが多々あります。しかも友人の子供がなんとなく撮っていたりとかすると、あぁセンスだなと痛感します。オーディオマニアが音楽に詳しい訳でもない、機材にこだわるギタリストが上手い訳でもない、虚しい。頑張ろう。。
幸いなことに車関係や知人の子供たちの成長とともに、撮影機会を与えてくれていて本当にありがたいことです。
弘法筆を選ばずでありたいですね。
自己紹介も含めたカメラについての話でした。深夜ですね。
初回の記事、たくさんのスキをいただきありがとうございます。通知が来る度、ニヤニヤとして執筆の励みになります。
これからもよろしくお願いいたします。