一筆書き1000 電車

電車好き？めっちゃ嫌い。いや、多分なんか電車にも楽しめる要素はいっぱいあるんだろうけど、通勤通学で利用する電車が好き！って少なそうだし少なくとも自分はすごく嫌い。
乗客全員がエグい刃物持ってるの前提にしてもらわないと嫌。エグい刃物持ってる人と持ってない人が同じ空間に閉じ込められているなんてそんなことあってたまるかよ。まあそんなこと言ってても無駄か。実際自分もエグい刃物は持ってないしな。電車と死のイメージってなんか近すぎる。

電車のエピソード、パッと思いつくので既に何個かあって困る。そりゃ毎日乗ってたら色々あるわな。
昼の2時とか３時頃の田舎の電車はまあまあ人が少なく、そして上手く社会に適合出来てなさそうな人が割合的に多い気がする。その位の時間帯にボックスシートの電車に乗っていたら、独り言がやけに大きな男性が乗ってきて列を挟んだ隣の席に座って徐にズボンを下ろし始めた時は衝撃的だった。トイレの場所を聞きたかったのかもしれないしあの時つい顔を背けて何も知らないフリをしたのは間違いだったのかもしれない。
朝の電車で社内恋愛してそうな男女2人組が絶妙な距離で見つめ合ってるのをじっと見てしまったりした。二人の世界を車内で作ることと周りの目を気にすることは両立しないはずなのできっと気付かれてはいないはずです。朝の電車でイチャつけるカップルは本当にすごい。素直に感心してしまってマジマジと見そうになるのを必死に耐えている。耐えていると思ってるのは此方だけで全然バレてる可能性もある。

電車のこと考えたら憂鬱になってきた。電車で書こうとしたのは自分で今更やめられないし、電車の中で良い気分になる時のことを考えます。最近電車乗ってて良い気分になったのは降りたら電話かけていいよと言われた時。なに話そうかなと考えて少しだけ気が紛れる。
電車で音楽を聴くのもなんだかんだで好き。好き？必要に迫られてやっている感じは否めないが、音楽を聴くことは好きだから好き。電車の嫌さ軽減にはなる。ラジオも同じ。前述の通り田舎を走る電車だから少し夜遅めの時間に乗ると1車両独占みたいな状況になることもあってそう言う時に禍話というツイキャスを聴くとかなりゾクゾクして楽しい。田舎の駅に停車して誰も待ってないのに律儀に扉を開閉するから風が入ってきて、虫も入ってきてなんか勝手に怖く感じる。電車がホラー等でも使われることがよくある(本当は多用されてなくて自分の印象に残ってるものが電車関連なだけの可能性は括弧に入れて)のは電車への負の感情がなんかみんな一定あるからなのでは！？と今一瞬思ったけどそんなでもないかも。

それはそうと、電車降りて人と話すのはかなり最高なので話したい人がいる人は1回試して欲しい。最高なので。電車と死のイメージを少し離すくらいには。