私について
ガーデニング苦手なガーデンデザイナー
私は一応ガーデンデザイナーという肩書を語ることはできると思います。
でも、私、実は、庭いじり、ガーデニング、それほど好きじゃないんです。。
自分の庭がほしい!と思って家を建て、庭をつくりました。
植物もたくさん植えました。15年たった今も元気に育っています。(写真のように)
でも。私が庭の手入れをするのは、(平均)1か月に1回ぐらいです。
え?
水やりは?
最初の1〜2年は頑張って水やりしました。(←これはとても大事)
でも今は…真夏もほとんどしません。
なかなか雨が降らない真夏は、「そろそろ雨降れ~」と願います。
「頑張れ、暑さに負けるな。生きろ!」と植物たちを応援します。
そんな私、ガーデンデザイナー失格?
庭って緑があるもの、って印象がありますが、庭に植物がなければいけない、ということはありません。
手入れをする時間がない、、、分かります。私も仕事して家事して子供のこともして、庭の手入れなんてする時間ありません。
だから、そんな私のような方でも楽しめるお庭を提案します。
「楽しむ」って「楽」ってことですよね。
楽に楽しく過ごす場所、そんな場所にしたいのです。
子供のころ、庭で過ごした記憶
ガーデニング苦手な私が、庭での暮らしを楽しみたい、と思うわけ。
思い出したんです。子供のころ、庭で過ごしたこと。
我が家の庭には鉄棒があって、小学生のころ逆上がりや連続前回りを練習しました。
バスケットを始めたときは、藤棚に虫かご網をくくりつけてシュートの練習をしました。(すぐに折れてしまいましたが。。)
大きなボタンの花が毎年咲きました。
春は桜、秋はカキの収穫が楽しみでした。
落ち葉を隣の空き地で父が燃やすのが楽しみで、ケムリの下を走ってくぐり抜けるのが好きでした。
(今、住宅地で火をおこしたら問題かと思いますが・・)
夏休みのお手伝いは決まって、庭の水遣りでした。
そう。気づいたんです。私の庭での記憶に、植物を育てた記憶はないんです。父はいろんなお花や野菜をたくさん育てていましたが、たぶん、私、そこには興味なかったんでしょうね。
それでも、家で過ごした記憶より、庭=家のそと で過ごした記憶のほうが圧倒的に鮮明に覚えているのです。
庭で過ごす時間より家の中で過ごす時間のほうが多かったはずなのに。
そんな私だからこそ、庭=植物 ではない そととしての空間を提案したい、と思うようになったのかもしれません。
「庭の手入れはできないから・・・」
できなくていいんです。 庭は「手入れをするための場所」ではないのです。
じゃあ庭は何をするための場所?
それは住まう人が決めればいいのです。
あなたは庭で何をしたいですか?
あなたのしたいことができる ’そと’ を私がプランします
それが、そとをデザインする私の仕事です。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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